シフトシャフトガイド

ずいぶん昔に作った物。
写真が出てきたので(^_^;)

ＧＰＺ系のエンジンはシフトシャフトの軸受け間長が数センチしかなく、ブッシュがへたるとシャフト先端でのガタが大きくなるのだ。
まず、シールからのオイル漏れが始まる。シフトする度にシャフトが前後にガタガタ動くのでシールのリップが当たらなくなるのだ。
つ～か、オイルシールを軸受けにしてない？この設計（笑）

で、シールの代わりにシールドベアリングでも入れたらどうか？と思ったのが始まり。
しかーしそんな都合のよいサイズのベアリングなど無し。

そこでシフトシャフトを支える部品を追加する。

その前に、寸法出しと効果を見極めるために鉄板で試作してみた。
丁度いい感じにオフセットしてるステーがあったので１３ｍｍと８ｍｍの穴を開けて、スプロケカバーの一部を削って付けてみた。

２ｍｍのオフセット鉄板の１点留めなので多少上下方向に力が逃げて動いてしまうけど、シャフトが前後に動くことはなくなった。

効果は絶大！　正直この鉄板でよかったと思うｗ

色々調べていると、シフトシャフトサポートなるものが売られてるのを発見。ＳＰＥＣさんから出てました。

しかーし、十分に高額ｗ　適当に作ってみることにした。
シフトシャフトは１３ｍｍ。これがクセ物で、内径１３ｍｍのベアリングってのが特注でもしなけりゃ存在しない。
モノタロウをくまなく探して、ニードルベアリングに一つだけ内径１３ｍｍのがあった。
しかし、シールドじゃないし、チェーンの真下なのでゴミ咬み必至。
オイルレスメタルも考えたけど、結局ニードルベアリングでいくことに。
１０ｍｍのアルミ板と共に購入。

こんな感じに。
鉄板サポートでも効果十分だったけど。効果は絶大なのだ。