PXE80-88（8chオーディオプロセッサーアンプ）取付

PXE-C80-88を取付します。元々はハイエース専用セット商品（OPTMサウンドシステム）のDSPですが単品発売となった商品です。元々は12月発売予定でしたが何か不都合があり発売が延期されて2月にやっと発売になりました。

ハイレベル INPUT / OUTPUT
RCA INPUT / OUTPUT
どちらにも対応します。
1ch〜6chの出力は50W
7ch / 8chの出力は150W
爆音再生しなければ十分な出力です。

今回は配線の繋ぎ変えや配線の交換等もするのでP席を取り外しました。（整備手帳内には出てきませんがD席もサブウーファー用ケーブル配線の為取り外してます。）
向かって左
BLAM製 RA704 リアスピーカー出力に使用。
向かって右側
ALPINE製 PXE-R500 フロント2way / サブウーファー出力に使用。
どちらも6ch DSPです。本体をコネクタから切り離します。

2台のDSPを配線コネクタから外した後、配線を確認しながら新たな配線コネクタに繋ぎ変えてます。この時入力／出力の配線を間違えて繋ぐとえらい目に遭いますw
ちなみに車両側に取り付けてある黒いボックスは後方ソナーセンサーのメインユニットだそうであまり車両から固定を取り外して欲しくないらしい（Dにて確認しました。）です。

1〜6 プラス/マイナスの名称が書いてあるので自分で出力したいスピーカー順に繋げていきます。この時もプラス/マイナスの繋ぎ間違いに注意です。繋ぎには24kメッキギボシを使い、圧着後に熱収縮チューブで処理してあります。

配線を繋ぎかえた後2台のDSPの配線を撤去します。（自分で丁寧すぎるくらい施工したおかげで取り外しも大変でした…）
配線はチューブに入れてありますがチューブにまとめた太いものが3、4本P席からセンターコンソールを通りシフト横を通るので内部で干渉しないように対策が必要です。

コネクタへの繋ぎ、配線等まとめた後に本体へ取付します。本体は鉄箱の上にマジックテープで貼り付けし固定しました。

付属品のコントローラーですが形状が埋め込みと言わんばかりの形状をしていたのでシートヒーターのメクラの部分へ穴あけをして埋め込み加工します。
コントローラーの用途は以下の通りとなります。
マスターボリューム / サブウーファーボリューム / サウンドエフェクトプリセット / メインソース切替 / チャンネル設定

私の場合サブウーファーボリュームをメインで使用しますが他は殆ど使いません。

埋込準備として余計なものを外します。固定部分は7本のビスで細かく固定されているのでメクラ側2本くらい固定してなくても、ぐらつき等はないです。

小さめに開口した後、前後左右に微調整しながら開口部分を広げていきます。
中央の電動パーキング側に穴を広げると段差が大きくなるのでなるべく写真右側へ大きくしました。

コントローラーを仮付けしてチリを合わせます。写真を撮り忘れてますが電動パーキングスイッチ側の段差はフラットにしました。（凸部分は溶かしてフラットに、凹部分には溶かした樹脂で盛り上げてます。）

パッと見では違和感なく付いてます。固定には薄い両面テープを使用しました。取付面がほぼフラットになっているので浮きもありません。

これまたシフトの近くを配線が通るので巻き込まれないよう細かに固定しながら取り外したコネクタの復旧と取付を行います。

後付け感少なく取り付けができました。配線も見えてると格好悪いので埋め込みにしたのは正解でした。
全ての取り付けが終了したところで次にセッティングです。

この商品の1番の注目ポイントはスマートフォンで専用アプリを使い音響チューニングを勝手にやってくれる❗️というものですが実際やってはみたもののあまり期待できるものではなかったです。（元はハイエース専用で開発しているものなので箱が違えばこのチューニングも使えるのかもしれませんが…）
また、スマホのアプリではPXE-R500のように細やかなセッティングができないのでさらに使い勝手が悪いです。

PCで細かく調整ができます。フラットの状態でもかなり音質がいいです。
まだ取り付けたばかりなのでこの辺りの調整は時間をかけてゆっくりとやっていく予定です。

タイムアライメントも1台のDSPから制御できるようになったのでものすごく楽になりました。ただPXE-R500は細かな設定ができたのに対しPXE-C80は決まった数値でしか設定ができないのが少し残念なところです。

各chに名称を振り分けた後音楽を再生して2ch1対にして調整していく中でサブウーファーの出力が出なくて1時間程葛藤して、名古屋のショップさんに電話して色々と対応してもらいましたが原因がわからず断念。再起動、再インストール試した結果、PCが悪かったのか、PCアプリが悪かったのかわからないままですが治りました。