ラバーコーンからコイルスプリングへ④ (取り付け編)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
写真左がリア。
右がフロントです。
やっぱりフロントのほうがつぶれてますね。
2
さて、 世代交代です。
今回交換するスプリングは
三和トレーディングのMST S-100になります。
フロントがバネレート100
リアが70
の MT車用です。
固めの乗り心地をと、AT車用にしようかなとも考えたのですが、
ショップの方が、MTにはMTがいいとの事で、その通りに。
こちら、リア用にラバースペーサーは付いていたのですが、
ラバーコーン用ハイローキットに使う際の金属スペーサーは付属していません。
3
この金属スペーサーを別途購入する必要がありましたが、
ラバーコーンをぶんなぐっていただいたショップでまさかの余ってるから持っていきな。とのことで、頂きました。
4
このように、テーパー面をハイローキットに向けるように取り付けます。
もちろん。コイルスプリング用のハイローキットを使っている場合は使わなくていいです。
5
そうそう。
異音の原因となっていたと思われるナックルジョイントも、交換することにしました。
ショップに在庫がちょうどワンセットあったみたいで、ラッキーです。
前輪だけでも良かったのですが、
せっかくなので気持ちも新たに4輪すべて変えましょう。
6
こちらはリアのナックルジョイントが付く部分です。
こちらのカップもかなり取るのが大変ですが、頑張って取りましょう。
そして、新しいナックルジョイントのカップを入れてやります。
ナックルジョイントとカップはグリスが入っているので、少し(かなり)取りにくいですが、引っ張れば分離できます。
そして、カップが入る部分にもグリスを補充してやり、その上からカップを叩き込みます。
できれば、ゴムハンマーなどで徐々に叩き込んでいきましょう。 お尻側に穴が開いているので、そこから余ったグリスが出てきてくれます。
7
ここまで来たら、すべて逆の手順で組んでいきます。
ナックルジョイントとハイローキットを差し込む部分などにもすべてグリスを注入しておくのがお勧めです。
そして、リアのラバースペーサーはこのように車体側に取り付けます。
これがないと、スプリングがぐらぐらと遊んでしまいます。
8
フロントはスプリングが見えなくなりますが、
リアはこのような感じです。
ちなみに、スプリングにも向きがあります。 若干ですが、スプリング全体がテーパーになっているので、
太いほうが車体側。 細いほうがハイロー側になります。 これはフロント・リア共に同じです。
ハイローキットは、最短にしておきました。
一日置いた後で、エンジンアンダーカバー位置が8㎝の高さになりました。
ミニは最低地上高8㎝で車検対応です。
左リアは、燃料タンクを戻すのに苦戦します。
そしてフロントは、
スプリングとハイローを入れて保持しつつ、アッパーアームを組まないといけないので、またしても苦戦します。
さらに、運転席側は、アッパーアームの前側の高難易度11㎜頭のボルトを付けるのに苦戦します。
この3点が主な組み付け時の高難易度ポイントです。
この3つをクリアすれば、そこそこ簡単に組上げていけます。
ちなみに、新しいスプリングの乗り心地ですが、
極めてしなやかになりました。
段差の突き上げ感はなくなりました。
そして、カーブでも普通にふんばってくれます。(スポーツ走行はしません。あくまで街乗りの範囲です)
ショックが純正仕様なので、ラバー向きであり、柔らかすぎると言われていましたが、個人的には変える必要ないかなと感じています。
確かにミニらしいガタガタのゴーカート感が欲しければ、高圧ショックに変えるのがいいかと思いますが、その挑戦はもうしばらく後でもよさそうです。
そして、異音はなくなりました。
68000km
(左後ろのカップのみ73800km)
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