M4シート 加工&取付

完成まで幾多のドラマがあるので、時系列で紹介します😄

一応Mなのに、シートのデザインが普通過ぎていつか変えたいなぁと思ってました。
軽さやホールド感を重視するならRECARO一択ですが、機能重視の私としては純正流用。Bimmerpostの情報でM4シートにスワップしているM2/M235iの記事を見かけ、1年前から虎視眈々と中古品をリサーチ。
RECAROに変えても純正に戻す人が多いため、なかなか中古でも出回らないM4シート。もちろんM2コンペシートも同様ですね！
ebayで探しても、左ハンドル用ばかり 笑

ようやく見つけたシートは状態も良く、値段もまあまあ。ただし、海外。日本への送料が高くなりそうですが、見切り発車でポチりました 笑

sellerはリトアニア 笑
リア含め、内装一式を出品してましたが、フロントだけ売ってくれるように交渉し、なんとかdeal!
(加工すればリアも付きますが、そこまでは良いかなぁと)

で、ここで最初の壁出現！
日本に送ってもらえるかと思いきや、このseller「日本には送らん。ドイツかUK(ロンドン)にしか発送しない」という始末。
そこで試行錯誤した結果、いつも部品調達しているUKのBMW営業マンに仲介してもらうことを着想 笑
親友と化している事もあり、二つ返事でオーケー貰いました✌️

で、リトアニアからUKのディーラーに発送してもらったわけですが、ここで第2のトラブル発生〜。
日付指定したものの、どういうわけか受け取りのタイミングが合わず。3回ほど配送を繰り返していると、トラックのオヤジがついにキレて、「もう行かない」と言い出し、リトアニアに送り戻すという流れに…なんてこったい(T . T) 頼むぜ〜Alex 笑
ここまでで購入してから１ヶ月経過。
seller、Alex、運送会社と連絡を取り合って、最終的に友人AlexのパシリPhilがシートを確保！
ロンドンからリトアニアに送り返される最中の空港でギリ確保…危なかったぜ 笑
ついでにM2バッジをオーダー。

この辺りから欲が出て、革の張替えを画策。
M4純正のシルバー色のステッチがM2内装に合わないんじゃないかと気になりだして… 笑
シート張替えで有名なNewingさんに連絡したところ、革張替えの方がお値打ちとの事で気持ちは完全にそっちに 笑
シートをUKから直送させて頂きました。
そしたらクソでかい木箱が到着〜 笑笑
ある程度想定していたものの、なんと送料と関税の高い事、高い事！
シート2脚と同等のコストが掛かりましたわ 泣
木箱の処分代も高かったです…泣

張替えの仕様が中々決まらなかったけど、最終的に以下の仕様でFix。アルカンターラやパンチングメッシュなどアレコレ考えたけどね…。

1.ダコタレザー仕上げ
(M4のNappaレザーより防御力高し)
2.せっかくなんで何かオリジナリティを出すべく、中央部付近をダークネイビーに
3.ステッチはもちろんM2カラー
4.背中の///MバッジからM2バッジに変更
(何もしなければ電源来てないんでイルミ不作動)

革の納入に時間がかかり、作業に取りかかれたのはシートを落札してから2ヶ月後。

で、トラブル第3弾。
D席座面横のエアバッグの蓋が無いとの連絡あり 笑
品番を調べるとM4, M2は同じだったんで流用する事に。まあ、これはいいです。
D席が長旅のせいなのか、もともと巨漢が使ってたのか分かりませんが、樹脂パーツにダメージ、キズが多数 笑 いつか部品を新品購入してスワップしたいところ。
シート下の樹脂パーツ(モーターを保持するパーツ)も折れてましたが、簡易的な補修をして貰い、良しとしました。

革自体の仕上がりは非常に満足いくもの。
が、所々で革とバックレストのチリが合わない。
変形してたんで致し方ないですね…。
まあ、これはじっくり見なければオーケーでしょうと自己解決 笑

あと気になったのは、D席裏のバックレストを前に倒すレバーに元気がないところ。レバーが緩いんですよね 笑
内部でワイヤーを引っ張る機構になっていて、中で何かが引っ掛かっているのか、レバーのバネ感は皆無。
機能的に問題ないんで、これも今は放置。

革が完成したとの連絡があり、みん友のおやジータ2さん、西のコヒ〜さんと共にNewingさんに。
(おやジータ2さん、シートの運搬ありがとうございました)

取り付けてもらったところ、早速トラブル発生。
なんと、D席の上下のシート駆動が逆に動くとの事 笑
ここまでは想定内。シート下の白いコントロールボックスをM2のものと入れ替えたら直りました✌️
海外サイトで入れ替えて直る人、何もせずに問題なく動く人がいるようだったんで。

で、最後のトラブルがP席のシートベルト警告灯&警告音。着座センサーが反応して、人が乗ってないのに常に乗ってる判定 笑
シートベルトをかけると消えるんですよ、これが。

Newingさんによると、革を張り替えると圧力が掛かり、反応してしまう事があるとの事。ディーラーで感度調整して貰って下さいとの事で次の日にディーラーに直行🚗
結論から言うと、コンピューターに感度調整するメニューが無く無理でした…と。
もともと予定していた、オイル交換とナビデータの更新だけ済ませて、Studie名古屋さんに直行！

相澤さんと、あーでもない、こーでもないと可能性を議論。コーディングで消すとか、着座センサーが壊れてる可能性があるとか等々。

忙しい中、見て貰ったところ、座面横から力を掛けて革のテンションを抜くと警告が消えたんでセンサーは正常である事が判明。
センサー周りの部品脱着と位置合わせをして貰った結果、消えました〜😊
いやぁ、長い戦いだった！

総じて満足ですが、人柱的な要素が強く、海外でも事例が少ない事、車両の生産時期によっても細かい部品の仕様が異なるので、ある種の賭けになります。
あまりオススメしないモディですが、苦労した分だけ満足度は高いです♬

追伸(2019.12.16):
両席のバックレスト、サイドパネル、シートレールカバーなど傷が目立つ部品、駆動が不調なD席のワイヤー&レバーを新品に交換し、完全体になりました✌️