コロナ渦で家飲みが主流になり、缶チューハイが売れているみたいですね。
私は第3のビール派だったのですが、9%の高濃度アルコール商品が安く酔えると言う事で、喜んで缶チューハイを呑んでいました。
しかし、悪酔いしてしまい酒乱になった私は家族に家庭崩壊の危機が有る程の酷い暴言を吐いてしまい、酒を止めようかとも考えたある日の事、とても重要な事に気が付きました。
今まで何の疑いも無く呑んでいた缶チューハイが、何と「酎杯」じゃ無かったのです。
昭和時代、とんねるずが「一気」というシングルを出した頃、都内では若者たちの飲み会での「一気コールは」下火になりつつ有り、肩パッドの入ったWのスーツを着たツーブロックの男子と、ボディコンを着たソバージュの女子のカップルが、おしゃれなカフェバーやプールバーでカクテルをカッコつけて呑むのが流行っていました。
もちろんミーハーの私は、そのパターンのカップルでした。
男友達と協力し、女の娘とカフェバーに行ったときはとにかく片っ端からカクテルを注文して、美味かったカクテルと不味かったカクテルを互いに教え合うという約束をしていました。
そこで美味しかったカクテルNo.1が「モスコミュール」そして「シンガポール・スリング」、女の子向きでは「カルーアミルク」や「カシスオレンジ」という事になったのですが、後に缶や瓶で商品化までされた人気のカクテルです。
逆に不味かったのは「ブラッディ・メアリー」や「ストロー・ハット」等のトマトジュースで割ったカクテルでした。
その後、サントリーまでもがペンギンズバーなんて言うカフェバー風の居酒屋「洋風居酒屋」を立ち上げ、リーズナブルにお洒落なカクテルが呑める事から大流行しました。
その後次々にオープンした洋風のオシャレ系居酒屋のカクテル以外の新メニューとして登場したのが、悪酔いしにくい焼酎をソフトドリンクで割った「酎ハイ&サワー」でした。
ジュース感覚で呑めるので女の子もに人気で、~ハイや、~サワーというメニューで、「カルピスサワー」「レモンサワー」「ウーロンハイ」等の定番が生まれ、「グレナデンサワー」や「ガラナサワー」等のちょっと珍しい物や「オレンジ」や「パイナップル」等のフルーツ系等、焼酎を割るのには飲み物ならば何でも良いぞ的なメニューが反乱しました。
その後すぐに酎ハイやサワーは、大手居酒屋チェーンの村さ来(むらさき)から始まり、北の家族や大都会等のナウなヤングに人気な居酒屋チェーンに広まっていきました。
当時私は池袋、新宿、渋谷を中心に、デートや飲み会に最適なバーや居酒屋を網羅していました。
新しい店がオープンする度に、当時超可愛かった彼女を連れて偵察に行っていました。
そういえば、渋谷の駅前の洋風居酒屋で、その可愛い彼女と呑んでいた時に、後にミナミの帝王になる「竹内力」が客として現れ、スタッフ達にデカイ面で、「常連だし芸能人だから特別待遇だぞ」的なムカつく態度をしていた事を思い出しました。
ついでに思い出したのが、高円寺におしゃれなバーがオープンしたという情報を元に行ってみたら、何だか聞き覚えの有る声がすぐ隣のテーブルから聞こえて来ました。
その声は何と、筋肉少女帯の「大槻ケンヂ」でした。
何処からか連れてきたであろう見るからに素人のロリータ系ファッションの女の子を、一生懸命口説いていた声でした。
驚いたのが、偶然にもこの1~2週間ほど前に、渋谷の街を歩いていた大槻ケンヂに遭遇していたのです。
何だか話が違う方向に行ってしまいましたが、まとめると、
「缶チューハイは焼酎ベースでは無く、ウォッカベースのカクテルである。」という事です。
ウォッカと言えば火が付くほどの高濃度アルコールで、悪酔いするのは当たり前です。
飲酒して犯罪を犯してしまう人の中には、缶チューハイを呑んだ事が原因の場合も、実際多いのでは無いかと思います。
で、私が結局落ち着いたのは、25度4Lの焼酎を酎ハイ用のドリンクで割って呑む、自家製の酎ハイです。
おかげで悪酔いしなくなりました.
呑みすぎ&悪酔いには注意しましょう。
家族崩壊、人生滅亡になります。
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Posted at
2021/08/28 19:38:06