自作補助メーターパネルにフード追加

補助メーターパネルにフードを追加します。ついでに、ベースのパネル(もともと時計のついていた台形のパネル)の角が割れているので、それも何とかしたいのです。

まずは型紙の製作。100均の画用紙ですから、少々失敗してもここでいい加減だと後で収拾がつかなくなる(と思う)ので、納得がいくまでトライ&エラーで形状を詰めます。

1mmのアルミ板にトレースして金切バサミでカットします。周囲は折り返すことを考慮して一回り大きく切出しました。
中央部に引いてある曲線はメーターパネルとの接合部の目安です。

パネルの角のアールはちょうどφ68のオイルフィルターレンチがぴったりだったので、それを金型にして、ひたすらハンマーで叩きます。
現物を合わせて都度確認しながら、曲げていきます。

フィッティングを確認。手前の正面側も縁を2～3mm、ペンチで掴んで内側に90°折り曲げます。
カーブの部分は焦りは禁物。オイルフィルターレンチの肩を利用して少しずつ、少しずつ。
縁を折り曲げることで、だいぶコシが出てきたようです。後、この折り返しがインナーカバーの収まり代になる予定。
細かい凸凹はヤスリで修正します。

粗方の形が整った時点で、インナーカバー用の型紙を作ります。インナーカバーは1mm厚のPP材を使う予定なので、ここは大まかな形状でも後で修正が効きます。とは言っても、小さすぎれば修正不可能なので、そこそこ慎重に。

作業に夢中になって、途中の工程の写真を撮り忘れました。先ず倉庫にストックしてあった古いシート生地(背もたれの後ろ側)をクッション材としてフード外側に両面テープで貼り付け。その上からビニールレザー(手芸品店で買ってきました)を、皺がよらぬよう、結構引っ張りながら貼って、内側へ折り込みます。カーブでどうしても皺がよる部分は切れ込みを入れ、縁折りした裏側へはホットボンドで接着します。
インナーカバーで隠せるよう、内側のレザーは極力平らになるよう、重なる部分をカットします。

更に、内側にインナーカバーを接着して、ビニールレザーの折り返しを隠します。
メーターフード奥側の折り返しがメーターパネル裏側へ引っかかるようになります。２箇所大きく飛び出しているベロは後で現合で穴を開け、取り付けボルトで固定する予定。

その2に続きます。