もう我慢の限界だ・・・
よーし、エンジン開けてやるぜ!!!
・・・
・・・
あべしっ!
ひでぶっ!
たわばっ!

写真では大したことなさそうですけど、爪で擦るとけっこうガリガリなのがわかりました。
オイルにガソリンがたくさん混入して潤滑不足になったのでしょうね。
そういえば・・・、

エキマニを固定するためのエンジン側のネジ穴の山が削げてなくなっていてボルトが一本留められません。
車両に搭載したままではスリーブの打ちようもなく、ずっとこのままでした。
結果としては、
メタル終了
ラッシュ終了
カム終了
NVCS終了
シリンダー終了
ピストン終了
そしてヘッドブロック面研・シリンダーブロック面研で合わせてなんと1mm近く削られてました。
そこへ通常厚のガスケットを組んでしまっていたので・・・
まさかのハイコンプターボ完成(笑)
チェーンの張りもあってないから点火時期もズレていたようです。
ものすごく回りが重くてモッサリした感じだったのはこのせいでしょう。
救出できたパーツはほとんどありません。
再利用できるとしてもヘッドブロック、あとはヘッドカバーくらいなもんでしょう。
いやいや、予想していた通りの内容ですよ。
だからそれほどショック受けたりはしなかったし、むしろスッキリした気分です。
~~~以下、回想録~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
実はですね、リビルトに積み換えたときからいろいろと問題があったし、違和感もあったのですよ。
[搭載前]
最初にヘッドガスケット替えたりするためにエンジン開けたら、
そのときに軍手の切れ端が入ってましたしね。ぉぃぉぃ
なにやってんのリビルト屋・・・、すごい有名な会社なのにねぇ。
[搭載直後(慣らし運転中・ECUセッティング後)]
はやくも何か異音が出ることあったけれど、このときはエンジンからと特定できず。
(あとでそれがタイミングチェーンに纏わるものであるとわかる)
走ると水温も油温も高い。
[2,000km]
常にカタカタ音発生。
[6,000km]
ブローの気配を感じる。
[10,000km]
ラッシュ交換。
しかし何かの異音が残る。
このときに1番のメタルに異状があると推測でき、ブロー気味であることが確定。
出力的にも損失が大きいと推測される。
エンジンの振動が大きく、燃調の再調整をするも完全には収まらず。
(このときが一番がっかりしました)
素性の悪い固体であることがわかり、修理するよりも使い切ることを選択。
[15,000km]
さらに異音の種類が増えていく。
排ガス臭がひどいといろんな人から指摘されるようになる。
ますます燃費が悪化していく。
アクセルレスポンスも悪く、中~高回転域でのパワーが不安定。
[18,000km]
2番にも異状が見つかる。
燃費の悪さ、もはや異常すぎ。
日に日に異音の音量が増していく。
もう乗ることがツラくて仕方がない。
[20,000km]
ちょうど3年。
決別。
こんなブロー状態でも普段走れちゃうのも驚きですけどね。
去年これで走行会に行ってましたし(笑)
ATもトルコンもその特性で滑りがあるために、そこで振動が逃げていたようです。
MTだったらとても乗っていられなかったでしょうね。
~~~以上、回想録~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
さよなら、二号エンジン。
わずか3年2万キロの短い付き合いだった。
でも、君のことは忘れないよ。
(いや、さっさと忘れたいけどね)
(つづく)
Posted at 2013/05/20 06:37:58 | |
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SR20DETエンジン交換 | 日記