CEP ハイビームデイライトキットv2.1改良
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
改良といっても、今回初の取付です。
購入から1ヶ月ほど経過しましたが、取付を見送っていたのは「アクセサリーにしないとハイビームが使えなくなる」という仕様の為でした。
これで困るとしたらイモビキーを無くしてパッシングが必要になるという限定的な状況ではありますが、すこしモヤモヤするので配線に少々手を加えて使用することにしました。
あとは工賃節約と、配線くらい自分でやったるわ!という電気屋の意地です。
具体的には、「アクセサリー時」に「ユニットから」電気をランプへ供給するという部分を逆手に取り、アクセサリーが入っていない時は純正同様の回路に戻すようリレーを組んだ形です。
ユニットが絡むのでややこしいですが、改良自体はそんなに難しいことはしていないです。
作業時間の6時間というのは、材料の加工などを含めてです。
実際はメシを食いにいったり、足りない部材を買いに行ったり、タバコを吸ったり、飽きてYouTubeを見たりと丸1日かかりました(笑)
なにぶん電気なんか絶縁と極性確認さえしときゃ大丈夫!な考えのDIYシロウトなので、ギボシをカシメるのすらノロいです。
まあ何事も休み休みやりましょう。
2
最初混乱していましたが、ZF1のヘッドライトはプラスコントロールです。
従って、配線は楽な部類と思います。
(ちなみに勘違いしていたのは、ルームランプやドアカーテシがマイナスコントロールだったためでした。)
エンジンルームは今やごちゃごちゃしているので、配線は室内で組むことにします。
具体的には、ヒューズからハイビームランプへ伸びているケーブルを切断し割り込みます。
ケーブルはなるべく切らずカプラーオンで…と以前は思っていたのですが、10万kmでもうお嫁にもいけないしと考え。
ZF1ちゃんには切った張ったする練習台となってもらうことになりました。。
一応撤去も考えて各所ギボシで割り込みます。
にしてもギボシはイマイチカシメがうまくいかないので嫌いです。(笑)
便利だし、うまくいくと気持ちいいんですけれどね。
マイナスコントロールの場合は灯具を地絡させたりが必要になるので、エンジンルームを開けることになりそうです。
また、今回と同等の効果を持たせた改良をする場合、多少煩雑な回路になりそうです。
OFF時もハイビームが点けられて純正戻しも考えて…となるとなかなか現実的ではない気がします。
面倒なので考えていないだけなのもあります。
3
必要なものは
ユニット
5極リレー(エーモン1246)2個 1400円くらい
ギボシ端子 オスメス15組くらい?
取り出しヒューズ低背 20A (エーモン2048) 2個 1000円くらい
インシュロック 適数(整線用)
ユニットに付属しているがお好みでスイッチ類(ONでホールド出来るもの)
配線の色、太さなどこだわる場合はケーブル類
ユニットのケーブルがとても長いので、色に拘らなければ切り離して使いまわしでも正直なんとかなると思います。
ユニットのケーブルは0.5mmφのようです。純正ハイビームもどうやら0.5mmφみたい。
付属のスイッチは16mmφくらいの穴に爪?(提灯形に膨らんでて押すとへこむやつ)で引っ掛けるタイプです。
私はビルトインな純正の雰囲気が良いので、HIDE☆様のアイデアを拝借しgb3の横長スイッチを使用しました。
Econボタンの下の目隠し板だった所に実装しています。
ヤフオクで落札したため部品型番は不明です…。
後述しますが、リレーを普段と逆の使い方をしているため何本かギボシ端子のオスメスを転換するものが必要になります。
写真の物にも実装しています。
ランプが片側60Wなので12V換算で5A、エーモン2048のヒューズの取り出し分岐で10Aだとギリギリな気がします…。
切れたら15Aか20Aに中身を入れ替えることにしますが、今のところ平気です。
4
切断箇所はカプラー5-27(右ハイビーム)8-29(左ハイビーム)になります。
今回の加工をしない場合でも必要な切断箇所となります。
他にはイルミネーションの信号を取る必要がありますが、私の場合はインターナビを撤去したので24ピンからオーディオ用ハーネスを繋ぎ、ギボシで二股ケーブルを挟み分岐させイルミネーション信号を回収しています。
インターナビが生きている場合は、テレビ見られるキットなどを噛ませそこからエレクトロタップやギボシで取るのがベストだと思います。
ナビの背中に向かって一番左下のケーブルだったと思います。
パーキングブレーキで消灯する場合はそちらも配線が必要です。
私はサイドターンをマスターしたいので、サイドターンの度に点滅を繰り返すのも変かと思いパーキングの配線は省略しました。
いつ出来るようになるやら。
5
ヒューズボックスの写真です。
下部に横長のものが3系統ありますが、そのうち上2系統が5番・8番です。
5番だけなぜかプラのカバーが付いています。これが外しにくかった…。
マイナスで抉るしかないと思います。
正直なくても良さそうですが、最上部ということでカバーしているのでしょうか?
とは言っても車速ドアロックの時のギボシ加工に比べたら楽勝です。
ちなみに電源取りヒューズですが、25番20Aがメイン電源、13番20Aがアクセサリー電源です。
46番20Aは先に取り付けた車速ドアロックの電源です。
ヒューズが飛んだりして場所がシャッフルしましたが、どちらでも問題ありませんでした。
テプラか何かで配線を明示したいです。
6
さて、5-27を切りました。
ヒューズボックス側のケーブルを地絡させないように気をつけて消灯確認を行います。
写真の通り、右ハイビームが消えました。
ギボシ加工して接続し、一応点灯確認も行います。
左も同様に。
いよいよ結線です。ユニットは一番最後に繋ぐよう気をつけます。
ユニットはそこそこデリケートですし、配線を間違えてボバンしても悲しいので。
ユニット収納場所ですが、恥ずかしいのでお見せ出来ません。。
ユニットを固定というか、リレー共々エアコンパネル裏の隙間に押し込みました。。
排熱は問題なさそうですが、あまりいい心地はしません。
30分くらいでほんのり温かい感じです。
問題があれば変えたいですが、他に場所の候補も見つからず。
7
汚い字で恐縮ですが、配線について解説します。
ヒューズにはメスのギボシが付いている前提で書いています。
今回、紫(パーキングブレーキ)については実装しなかったので、メスメス-オスのギボシ分岐は2本しか作っていません。
ハイビームの電源(5-27、8-29どちらでも可)を信号として分岐させユニットに送る箇所
インターナビのカプラーを社外オーディオに流用しているハーネスからイルミ信号を分岐させ、ユニットに送る箇所
以上で必要になります。
回路図の・の三又で接続されている部分ですね。
リレー駆動用電源&アースケーブルは別に分岐させたものを作りました。
メスメスメス-オスと、オスオス-くわが各1本。
ケーブル長に関しては、収納場所によって決める必要があります。
ヒューズボックスの手前でも収めようと思えば収まります。
しかしヒューズ切れの際のメンテナンス性が悪くなるので、とりあえず私はエアコンパネルの奥に仕舞うことにしました。
8
点灯テストし、良好でした。
その後、エンジンOFFし手動でハイビーム点灯させても動作しました。
うまくいったようです。
デイライト取付ですがすっかり暗くなってしまいました。あるあるですね(笑)
初期設定で16%の照度になるよう設定されているとのこと。
照射角の都合もあり暗所では点灯していることが分かりますが、日中はそこまで眩しくもないです。
ポジション時は点灯しないようにし、オートライトにしておけば問題ないかと思われます。
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