オルタネータ・セルモーター交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
オルタネーター、セルスターター交換です。
食らったことはないですが、どちらも突然死するそうなので
10万キロ整備に入れておきます。
車体は2.0R C区分です。
手順2〜9 オルタネーター 2021.09.15 85000km
手順10〜 セルスターター 2023.05.26
104080km
総額は
オルタ 18000円
セル 15940円
合計 33940円
工賃はDIYなので浮かせることが出来ました。
ホイール用のトルクレンチ、メガネレンチ、一般的なボックスレンチ、ジャッキがあれば半日で何とかなります。
車体を持ち上げるのはセル交換ですが
自分の場合はさらにめんどくさがって、タイヤを大径化していたので
ジャッキ上げずにタイヤスロープ状態で下に潜り込みました。。
寝返りが打てないほど狭いですが、手順が減るのでメンドクサガリにはうってつけです。。
地震が来ても多分大丈夫。
2
2021.09.15
エンジン回転音が気になるのでリビルトに交換してみました。
まあ、気になる音は改善しませんでしたが…
予防ということで。
85000km
リビルト16200円
返送用中古1800円
工賃0円
総額18000円でリビルトが手に入りました。
(車体のオルタネータは特に不具合なしなので一旦予備保管)
高いので130A化は見送りました。
3
リビルトを入手します。
スバル品番23700AA521、三菱品番A3TG0491です。
まず、返送用のコアを1800円送料なしを落札できました。(写真右)
全体アルミサビ、ケース一部破損とそこそこ状態は悪かったですが、写真とメールで問い合わせたらリビルトコアとして問題はないということでした。
4
今回は調べて一番安かったARDというところでリビルトを買いました。
16200円。
こちらのリビルト品はA3TG0491しか書いておらず、ARDオリジナルのシールに貼り替えられていました。
ARDで再度リビルト品を買うならば再度コアとして使えそうですが、他でコアを買うとなるとステッカーが変わっていて断られる可能性があるかも?
5
バッテリーのアースを外します。
ベルトカバーを外し(赤丸は抜く、緑丸は緩める)
10mmと12mmのソケットがあればOK(だったはず
ジャッキアップしなくて良いので楽です。
6
コネクタを抜きます。
赤いプラカバーがちょっとややこしいですが、壊さないように慎重にやりました。
特に難しくはなかったですが、この年式になると他の整備で脱着した履歴があるかどうかでも変わりそうですね…。
赤カバー調べたら何気に高かった気がする。600円くらい?
勝負して買わなかったけど…
7
オルタネータ左手前のテンションボルトに合いマークします。
あくまで目安なので適当でOKだけど、緩める前の写真は撮っておいて良かったです。
8
向かって左のボルトを抜くとガクッと本体が落下します。
下にウエスを丸めて詰めるなどしておけばよかったかも。
オルタネータさえ外せればベルトはそのままでもOK
先程緑丸してあった長ボルト、オルタネータの後ろは異形ナットなので落とさないよう注意。
9
入れ替え、逆手順で戻します。
ベルトの各プーリーを正しく張っていることを確認し
テンションボルトを元の位置まで締めたら
バッテリーを繋ぎ、エンジンをかけます。
バッテリーを外しているのでECUリセット(アクセサリーにして30秒くらい待ってからセルスタート)が必要。
とりあえずオルタネータが回転し、ベルト鳴きがなければ
ベルトカバーを付けて終了。
23700AA521は静音タイプだったらしく、A3TG0491に付け替えたら逆に煩くなりました。
「フィーーーーン」って感じのいかにもオルタネータな音がします。
車内では全然気にならない。
しかしまあ、エンジンルームがピカピカになったのでヨシ、かな?
作業はちょうど1時間くらいでした。
10
2023.05
セルモーターは15万キロ持つという話もありますが、ひとりでふらっと遠出した先でかからなくなるのも困るので予防で変えてみます。
リビルド 12690円
返送コア 3250円
合計 15940円
ちょっと想定外が発生しましたが、実際にかかった費用はこれだけになります。
11
返送用で買った中古は23300AA450で、同じ品番と車体番号で適合確認をしたんですが
届いたリビルドは23300AA380でした。
想定外というのはこれになります。
品番で調べてみるとGCやBEで使われているようです。
リビルドメーカーに問い合わせたところ互換性はあるとのこと。
それ以上文句を言うのもお互い面倒だと思うので、深追いしませんでした。
形はギヤのフードの溝位置が違うのと、モーターの尻部分が開放か密閉か。
あと、残念なのは若干だが重くなった。
純正のAA450は2.80kgだったのに対し、AA380は3.05kg…。
4代目の軽量化はセルにまで及んでいたんだろうか。
バラして部品流用しまくってリビルドのAA450を作る手も無くはないけど、そんなに上手くいくのか分からんし、保証効かなくなるしなぁ…。
まあ何故かコア返却不要だったので、良しとするか。。
車体のも合わせて3個になってしまった。
今度戯れに分解して遊んでみるか…。
12
スロープで前輪を上げます。
なおかつ、後輪は駐車場の車止めに押しつけ、リバースに入れサイドブレーキをかけます。
ダメ押しで後輪の前側に手歯止め入れました。
タイヤは205/60R16、大体215/45R18と同じくらいの径です。
やろうと思えばこれで下に潜れます。
(写真は使いまわしです)
13
バッテリーのアースを外します。
次に、セルスターター側の端子を外し、ボルト2点を外せば交換できるのですが
スピンナーハンドルが干渉するのでインテークチャンバーは外す必要があります。
柿本の場合、本来はスターターのボルトを交換していた記憶…。
自分の場合はそのボルトが欠品した中古を買ってしまったので、適当なL字ステーをアース端子と共締めしているだけ。
こういう時外すのがめちゃ楽です。
固定も4年経って未だなんとも無いのでとりあえず大丈夫でしょう。適正トルクとか知らんけど。。
純正のチャンバーだとブラケットも外す必要があるかも。
14
プラス端子は12mmでした。
カバーを外してエクステ無しハンドルでまわしました。
平端子のコネクタがいるので、そちらは摘むと抜けます。
15
ボルトは14mm、上はエクステ無し、下は125mmエクステ有りで作業しました。
多少モーパイですが、当てさえ出来れば緩められます。
ホイールナットのトルクレンチも下からなら苦もなく使えました。
狭いですが。
16
交換します。重いので上のボルトを残して、上から持ち上げて摘出しました。
フラホ記念撮影。
17
何の問題もなく取り付け完了しました。
固定ボルトの締め付けは50NMだそうです。
オルタネーターと異なり、交換後は軽自動車並みに軽い音で始動するようになりました。
しかも、交換前には特に問題を感じていなかった。
新しいセルモーター、型番は20年前のリビルトなのに、中身の部品は代替わりしてたりするんですかね?
全部が全部流用出来るわけではないと思いますが、何故か流用する羽目になった話でした。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク