スタッドレスタイヤ組込その2
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
その1から続いて。
ホイールはタイヤチェンジャーにセット完了。
組込するタイヤのビード部分にワックスを塗り準備完了です。
チェンジャーによって違いますがこの機種はペダルでリムにセットするマウントヘッドを操作します。
写真矢印のペダルを操作、踏み込むとマウントが降りてセット。もう一度踏み込むとマウントが離れ、解除になります。
2
ホイールのリムとマウントヘッドの間隔は近すぎず遠すぎず。近すぎるとホイールを傷つけ、離れ過ぎるとタイヤのビード部分に負担を掛けます。最悪ビード部分が切れます。
3
マウントヘッドの位置を確認したら一旦解除してタイヤをこの様に通した状態になるようにして マウントヘッドをセットします。
この時上から降りてくるマウントヘッドとホイールの間に手指があると怪我します。てか指折れるかも。
ホイールをロックしてる台をペダル操作で回します。踏むと時計回りです。ペダルを足の甲で上げると反時計回りです。
組み込むので時計回りに回します。
時計回りに回し、タイヤを両手で抑えていくとタイヤが下に落ちてタイヤ内側がセットされました。
4
今度はタイヤ外側。
ここで工具としてタイヤレバーです。
ホイールのエアバルブの位置より若干手前にずらしてこの様に抑えます。
またチェンジャーのマウントヘッドとホイールのバルブの位置関係は写真の通り、回転方向(写真では手前に回転させる)よりバルブを少し進ませておきます。これは回転させてタイヤが組み込まれていく際のバルブ損傷を防止するためです。
そしてホイールを固定する台をペダル操作で時計回りに回転させます。
5
レバーをしっかり下に抑えなるべくホイールのリム外周部とレバーの角度が直角になるよう心がけます。ペダル操作で時計回りに回転させつつ絶対にレバーを緩めないようにし最初に抑えた位置からズレないようにします。抑えがあまいとビード部分が上がってきてホイール内側にタイヤが入りませんし、最悪ビード部分が切れてしまいます。
6
無事ビード部分が入りましたら
マウントヘッドを解除し台からホイールを解除します。それぞれ各ペダル操作で行います。
タイヤ組込(仮)ホイールを地面に降ろします。
バルブの中のバルブコアを専用工具で抜き取ります。
そしてバルブにエアゲージのチャックをセット。
タイヤ組込作業で1番危険なのはこの時です。
なので手をタイヤに乗せたり顔がタイヤの上にあるような状態ではダメ!ゼッタイ!です。
高圧のエアを送り込みホイールとタイヤビード部分を密着させます。
最初の空気圧は300kPa(3.0kgf/cm2)くらいにします。
もしビード部分が引っかかり 上がってこなければエア充填をやめビード部分をチェンジャー付属のビードブレークシュー(今回は使用していませんがタイヤ取り外しの際は使用します。)で調整を行うなど 必要になります。
設備によっては エアコンプレッサーの能力により極めて短時間でエア充填になる場合があり充填のしずきには注意です。
7
ビードが上がってきたら先ほど外したバルブコアを入れてエアゲージで任意の空気圧に調整。
石けん水をバルブ、ビード周辺内外に掛けてエア漏れの点検。
サイドウォールに変な膨らみがないか外観を確認して組込作業終了です。
8
一通り、タイヤ組込作業の整備手帳でした。
交換作業は専用工具、知識と技能を要します。
また危険な作業箇所もあります。
プロに感謝です。sakusakuは物好きなんで自分でやりますけど(^^;)
最後までお付き合いありがとうございました!
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