ccvs取付
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
DHRさんのccvsと同じ部品構成の品物です。
確かに部品ごとで考えれば価格は抑えられる程度のものですね。ただ、アフターケアというか、何かあったときの対処はかなり好評のようです。その対価も込みという感じですかね。
目的は、
①シフトチェンジ時、特にダウン時のショックを和らげ、ステディロッドの少ないAT特有のエンジン揺れを軽減させること。
②背圧をコントロールすることでエンジンオイルの漏れを軽減させること。
2
エアクリを外し、左右のブローバイのホースにワンウェイバルブをかます形になります。
運転席側は簡単にアクセスできます。
とはいえ、カーボンでガッチガチになっているので、ホースを傷めないよう注意しながらマイナスドライバーなどでホース端部を持ち上げ、ホースと接続部を離すような感じで外しました。
3
問題は助手席側。
ブローバイ、えんとつくんはエンジンとラジエターの間くらいにあり、98年式のギッチギチのエンジンルームでは埋もれています。
エアコンホースとラジエターのバイパスホースでふさがっている感じです。
しかも、うちのミニは機械式水温計のアダプターがもろに邪魔をしているという…
4
手間を省くと余計面倒なことになる!と割り切ってバイパスホースを外しました。
硬いですが避けてやるとえんとつ君こんにちはって感じです。
が、えんとつ君に挿さっているホースは運転席側同様に固着して抜けず、さらには奥の方にあるためなかなか工具も届きません。
ccvsの部材にここのホースが付属されているので、思い切ってカッターでホースを割き、マイナスドライバーを差し込んで差し込み口とホースを剥がして抜きました。結構格闘。
5
助手席側のホースを抜いた写真です。
カッターを上から伸ばしてホースに沿って刃を入れて割き、マイナスドライバーを挿してえんとつ君の差し込み口から剥がすようにして離してやりました。
写真上がccvsの部材。逆止弁から上のホースは使うのでカットして使用します。
タイラップ忘れずに。
挿すときはホースが新品なので割と簡単に挿さりますが、しっかり確実にするには結構グイグイ押します。
6
この車は98年式インジェクションのため、ホースの切り替えも行います。
写真の接続部を左右交換します。
(写真は交換後)
これが抜けない…一番時間かかりました。
結局インジェクションユニットを外し、ホースも反対側の接続部も外し、何度も試みてなんとか外しました。今思えば結局切って詰められるので割いても良かったかも…。
この二本のホースは径が異なり、特に右側に挿さっている方は内径が小さいため、挿すのに苦労します。挿しやすいよう、ホースの内側をカッターでテーパーを取ってやりました。しかし、元ほど挿さらないので、そのうちフューエルホースを新調しようと思います。
左側は逆に緩くなるので、付属の金属バンドでしっかり締めます。エア漏れを良くする箇所のようなので要注意。
7
前のページのコルク詰め込みってなんじゃ?と思いましたが、多分こんな感じです。
ホースにギュギュっとコルクを詰め込んで元の位置に戻してやります。ドライバーなどで押し込むと貫通してしまうので、ソケットで詰め込んでやりました。
8
ホースをきちんと元に戻し、タイラップの締まり具合を確認。
エアクリ、バイパスホースをしっかり戻し、ホースバンドを締め、エア抜きして完了です。
試走の感じとして、
まず、最初の2〜3キロはアイドリングが高めで、950〜1000rpmでした。普段850rpmですのでエンジン音も大きめ。
んー。と思って、60km/hほど出したり、5キロくらい走ったなら、アイドリングは落ち着き、今まで通りになりました。
低速時のトルクが上がった感じがして、高速までの加速が気持ちよく、アクセルを踏み込むのが楽しくなりました。気にしていたシフトチェンジ時のショックはかなり低減。特に赤信号に向けての減速時のシフトダウンのショックはかなり低減。これはエンジンにも乗っている人にも優しい。
ドライバーにとってはブレーキに使う神経が軽減されて、運転がだいぶ楽になろうかと思います。ATには効果大きいと実感しました◎
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