FCRのニードルのクリップは7段階の位置変更が加能です。1段目、2段目、、、、と表現しますが、1段目はニードル最上段のクリップ位置となります。クリップの位置を2段目、3段目と下げていくことで燃調は濃くなっていきます。クリップ位置はアクセル開度がそれほど大きくない領域に関係しています。ですので、根気よく最適な位置を探すのがポイントだと思います。ちなみに、クリップの下に適度な厚みのワッシャーを入れてセッティングするのもありだと思います。
今回のセッティングはクリップ下にワッシャーを入れています。これがかなりのドンピシャでして、薄くもならず適度に濃い、と言う感じで低中速から高速までの繋がりがスムーズになりました。
(写真は使いまわしです)
FCRのセッティングに関する情報はケーヒンのマニュアルに全て記載されています。後は自分の車両のチューニング度合いを考慮して、根気よく走り込んでセッティングをするしか方法はありません。走り込んでいくことで、どのような状態が「薄い」のか、「濃い」のかを感覚的に理解できるようになります。
セッティングにはA/F計があったほうがベターです。これは数値で判断することができるからです。なくてもいいのですが、安全で確実なセッティングを望むのであればA/F計は必要です(当たり前ですよね)。
Posted at 2018/06/28 23:30:33 | |
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