タイヤ ホイール 交換1 GSX-R1000 K3 2003年式

先月フロントタイヤを中古メッツラーレーステックK3に交換しました。
何せ8年前のタイヤなので組み替える際に嫌な雰囲気がメチャクチャありました。
先日試乗しフロントのグリップ感や、しなやかさが全く感じられず再交換を決意しました。
やっぱり古すぎるタイヤはダメですね。ゴムの柔らかさが伝わらずグリップ感も皆無でフロントからツルっといってしまいそうです。
修理代が高くならないうちにまたまた中古に交換です。
ウマに乗ってるフロントホイールの写真は交換前のメッツラー レーステック K3 中古タイヤです。

フロントホイールを外す手順
左右キャリパーを外しホースに負担がかからぬようキャリパーを吊るす。
右フォーク下の2本のアクスルピンチボルト12mmを緩める。
特殊工具24mmヘキサゴンソケットを利用し右側のアクスルを緩める。
フロントスタンドでフロントタイヤをリフトアップする。
フロントアクスルを抜きホイールを外す。

交換するタイヤとホイールは、2017年10月にヤフオクで購入した一年落ちのBS S21 前後ホイール付きです。
ホイールごと落札し、前後送料込みで25,000円くらいでした。
タイヤの製造は2016年でした。

中古ホイールのため細かい傷は有りますが曲がりや振れはなさそうです。ただ走行距離が不明なので、ベアリングやダストシールを交換をします。
ベアリングやダストシールは節約のため純正部品を使用せず、ノーマルの型番を拾い、モノタロウで注文します。
全ての部品がモノタロウで揃う訳ではないので、純正部品も使います。

フロントホイール

ベアリング(25X52X15)
純正部品番号 09262-25061 2個
現物確認 6205LLU NTN 深溝玉軸受両側接触ゴムシール形@¥449X2

ダストシール(32X52X7)
純正部品番号 09285-32004 2個
SKF ラジアルシャフトシール HMS5 RG タイプ ニトリルゴム @¥259X2

リヤホイール

リヤハブダストシール (39X65X7)
純正部品番号 09285-39001 1個
これは純正部品使用@¥529X1

リヤハブベアリング(32X65X17)
純正部品番号 09292-32022 1個
62/32 ZZ (NSK) 単列深溝玉軸受 @¥949X1


リヤホイールベアリング(28X52X12)
純正部品番号 09262-28043 2個
60/28LLU(NTN) 深溝玉軸受 両側接触ゴムシール形 @¥599X2

リヤホイール右側ダストシール(37X52X8)
純正部品番号 09284-37001
購入せずに中古ホイールの物を使用。

サービスマニュアルの注意書き

フロントホイール
最初に左ホイールベアリングを取り付け、次に右ホイールベアリングを取り付ける。ベアリングのシールされたカバーを外側に向ける。


リヤホイール
特殊工具を使って、最初に右ホイールベアリングを取り付け、次にビタミンホイールベアリングを取り付ける。
ベアリングのシール面を外側に向ける。

フロントとリヤで最初に交換するベアリングが違うので注意します。

ベアリングとベアリングの間にカラーがありわずかに動く位に最後のベアリングを打ち込みます。この作業はいつもかなり慎重になります。

ベアリングを抜いたり打ち込む時はヒートガンでベアリングの受け側を温めてから打ち替えます。

新品ベアリングでも一度洗浄して高級グリスを入れます。手で回した限り高級グリスの効果は感じれません。

新しいベアリングが入りました。
純正部品のベアリングは片面シールでしたが、汎用ベアリングに片面シールがなかったので両面シールベアリングを使いました。

両面にダストシールを取り付け、各部を徹底的に清掃しました。