6月初旬の豪雨にて各所で土砂災害の発生した浜松市ですが、いち早く復旧した場所や復旧に着手した場所など様々です。
私の住んでる三ヶ日町内でも主要幹線は復旧しましたが、未だ復旧していない箇所があります。
一か所気になる場所があったので、自転車で確認しに行ってきましたが、思いのほか酷かったので報告です。
こちらは浜松市防災マップでの三ヶ日町内の通行止め箇所
今回報告は「知られていない土砂災害場所」になるのですが、すぐ近くにはオレンジロードの土砂流出区間があります。
①の箇所は先日も写真をupした宇志(うし)⇔摩訶耶(まかや)区間の宇志側
②の摩訶耶側も確認してきましたが、7月8日現在も通行止め。
オレンジロードは復旧工事はされるものの、主要道ではないので復旧工事は後回しにされてる可能性は高いです。
とはいえバイク乗りの方がよく通る道なのでしばらく不便な状態が続きます。
さて、今回確認に行ったのは月末行事として榊の木を採りに行ってる山への道になります。
いち早く浜松市防災マップでこの道が通行止めになっているのを知ったのですが、6月末の採取時に切望的な状況を目の当たりにしていました。
とはいえその時点では片方からの確認でしたので、反対側からの状態は確認できていませんでした。
こんな時は自転車で確認に行けば!ということで訪れてみました。
こちらは浜松市の道路台帳図での該当地域の道路図。
オレンジロードの千頭峯トンネルの北側からみかんの里農村公園に抜ける道になります。林道指定もされていないので旧町道かな?
「摩訶耶只木(まかやただき)前山線」というのが正式名称のようです。
赤枠部分を拡大したのがこちら↓
今回土砂崩れの両側を確認してきたことで、④と⑤の箇所の道路が⑥から崩れた土砂で完全に埋まっていることが確認できました。
③の場所には通行止めを示す馬が置いてあります。
その先を進むとコンクリート舗装の道路の上にゴロゴロと石があり、土砂の流れた痕跡が。
道路が土砂に埋まってます。
これが④のポイント。
土砂の上には大きな木が沢山あるので、山の斜面から土砂が流れ込んできているのがわかります。
発生から1ヵ月近く経過していますが全くの手付かずの状態。
この光景は6月末にも見ていて、気になるのはこの土砂の流れてきた反対側の状況。
これが反対側の⑤の場所の写真。
ひえ~
少し戻って広角で撮影。
道路の右側から土砂が流れてきています。
これが⑥の箇所の写真。
⑤の場所に下っている時に⑥でこの光景を見て「ひょっとしてこの崩れた先が⑤?」と思いつつ下っていましたが、まさにその通り。
道路台帳にもあるように⑥の箇所はコンクリート擁壁が施されているのですが、その擁壁下の斜面がごっそりと崩れたようです。
これは④ポイントから木々の間の先を写した写真。
よく見ると⑥ポイントのコンクリート擁壁が確認できます。
気にしていたのは榊の木のある山肌が崩れたのか?という点。
榊の木のある斜面は崩れたのとは反対側になるので、とりあえず一安心。
さらに、当初⑥より上の斜面から崩れていると予想して④~⑥が土砂に埋まっていると考えていたので、想定より範囲が少なくてこちらも一安心しました。
しかし流れ出した土砂とその上の木々の撤去に予算が付いて作業完了になるのはいつの日か...榊の木を取りに行く山道は④~⑤の途中にあるので、しばらくは榊の入手に苦労しそうです。
崩れた斜面には香花(樒)の木が群生していた場所があったなぁ...
Posted at 2023/07/08 20:25:21 | |
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