残すはスプールのテーパー確認。
シム抜き、ナット削りにより以下の状況。
・ローターの高さが下がった
・Sシステムの取り付け位置が高くなった
これによりスプールの位置が高くなりスプール受けの調整シムでは追い付かなくなる。Sシステムのベアリング下のシムを抜いても良いかもしれないがベール返しのスプール擦れを考えると抜きたくない。このシムを入れるのであれば他の方法を取るしかない。
アームカムのサイズアップで調整。 13セフィアBB C3000と同じ形状のシリーズである12ヴァンキッシュ4000のアームカムを調達。C3000に比べてアームの長さだけが若干あり、他の違いは色以外無い。これで解決を計る。
更に、アームカムサイズアップによる重量の変化より回転振れの懸念があった為、ベール固定ボルトも併せて取り寄せ。ラインローラー注油穴キャップはセフィアのを移植。
アームカム
・13セフィアBB C3000S 1.43g
・12ヴァンキッシュ4000 1.77g
固定ボルト
・13セフィアBB C3000S 0.39g
・12ヴァンキッシュ4000 0.14g
差は0.09g増に留まり、回転振れも気にならない。これでスプールのテーパー調整も完了。ベールを返す際にもギリだがスプール干渉せず。
最終的に236.74gとなり追カスタム前より1.36g増となった。ローターナットをステラのを使えば更に軽量な仕上がりとなる。
エントリークラスとしてはどの現行機種よりも異様な巻の軽さだが供回りハンドル故のガタがより顕著になる。感触はクラスの壁を越えられそうにない。
しかし、お気に入りのリールであることに変わりはない。
レシピ
07ルビアス2506
・ローターナットベアリングプレート
12ヴァンキッシュ4000
・アームカム
・固定ボルト(36番)
18ステラC3000
・ローター受けカラー組
19ストラディックC3000HG
・ローターナット
追記
管理釣り釣行。空巻きではガタが目立つものの釣行中はあまり気にならない(性格?)。スプーンもクランクも滑らかに巻けた。20cm程度のレインボーのみであったが滑らかさに感動。各部部品の干渉無く、接着剤部分も変化無し(釣行後、オーバーホールで確認)。いつか、50cm級のトラウトをかけてみたい。
Sシステムを別リールに使う為、入れ替えるリールの純正スプール受けと交換。
限界まで調整シムを入れればラインテーパーは解決。
Posted at 2020/12/11 21:34:45 | |
トラックバック(0) |
釣り具 | 日記