.【Preview】はこちら。フェラーリ:F1スペインGP 初日のコメントフェラーリはF1スペインGP初日のフリー走行で、フェルナンド・アロンソが4番手タイム、キミ・ライコネンが5番手タイムでセッションを終えた。フェルナンド・アロンソ (4番手)「今日はトラックにあまりグリップがなくて全体的に少し苦労した。トラックにいつもよりゴムが載っていなかったことなど一連の要因のせいだ。何より僕たちはこれまでもより空力学的ダウンフォースが少ないし、僕の意見ではここでのタイヤ選択はトラックに対してあまりに保守的だ」 「状況は僕たちに有利ではないけど、僕たちはクルマのバランスを最適化し、クルマを最大限に活用するための仕事がたくさんある。必要な変更を行い、予選までにそれに慣れるという点で、僕たちは他チームよりうまくやらなくてはならない」キミ・ライコネン (5番手)「今日はトラックで特に忙しかった。2回のフリー走行セッションで予定していたプログラムを完了するために、できるだけ多くの周回を走ろうとした。午前中は各種のセットアップを試し、2つのリアウィングを交互に使った。2回目のセッションでは予選とレースの準備に専念し、ピレリがここに持ち込んだ2つのコンパウンドの挙動を分析した。今夜は集めたデータを慎重に分析し、どの方向に進むのかを決めたい」フェラーリ:F1スペインGP 予選フェラーリはF1スペインGPの予選で、キミ・ライコネンが6番手、フェルナンド・アロンソが7番手だった。キミ・ライコネン (6番手)「6番手には満足できない。僕たちはトップでのバトルを望んでいるからね。でも前回のレースと比べれば、いくつかの問題を解決できているし、クルマから得られる感覚は改善している」 「昨日はロングランがうまくいっていたし、全体として僕たちは良い仕事をしている。でもまだ期待するような速さには達していないし、やらなければならないことはたくさんある。明日の目標は良いスタートを切って、ノーマルなレースをすることだ。もちろん良い戦略も必要だし、タイヤマネジメントにも気をつけなければならない。簡単ではないだろうけど、僕たちは戦うつもりだ」フェルナンド・アロンソ (7番手)「良い予選セッションではなかった。でも今回の難しい週末に関して言えば、結果は大体予想していたものだった。特にグリップは僕たちだけでなく、全チームにとって難しかったはずだ。もちろんもっと上位からスタートしたかったけど、今日は仕方ない。僕たちには速さが足りなかったし、とにかく今は明日のことを考えて、できるだけ多くのポイントを獲得するためにもポジションを上げられるようにしていかなければならない。ここに持ち込んだアップデートは機能しているものもあるし、さらなるテストが必要なものもある。中国と比べれば確実に改善している。でもリアにいくつか問題を抱えてる。セットアップをかなり変更したんだけどね。キミは本当にうまくやったと思うし、2台のフェラーリが上位でフィニッシュできることを願っている。とにかく明日に向けて最適な戦略を練って、良いスタートを決めなければならない。でも何よりも今回のレースは高い集中レベルが求められるので、ミスは一切許されない」フェラーリ:F1スペインGP 決勝、上位勢との差を痛感フェラーリはF1スペインGPの決勝レースで、フェルナンド・アロンソが6位、キミ・ライコネンが7位だった。フェルナンド・アロンソ (6位)「もちろん母国レースなのでもっと上位になりたかった。でもスタート直後からそれは難しいことがわかっていた。僕たちのペースは上位勢と比べてあまりに遅かったし、何よりもスタートで順位を上げられなかったことが響いた」 「トップとの差は目新しいことではないけど、今日の結果は僕たちのライバルがパフォーマンス面でも信頼性でも強いという事実が確認された。でも彼らに計算上追いつけないことがわかるまでは追いつけると信じて、できることを全てするしかない。3ストップ戦略という決断はベッテルをカバーするためだったけど、残念ながらピットストップで順位を落として、キミしか抜けなかった。同じタイヤを履いているときはキミを抜くことは不可能だった。2週間後にはモナコGPがあるので、日夜働き続ける。これほどの短期間で革命を起こすことはできないし、新マシンを用意できるわけでもないけど、あらゆるエリアで改善するために最善を尽くす」キミ・ライコネン (7位)「僕にとっては複雑なレースだった。一番の問題はグリップ不足で、全体的にクルマの正しいバランスを見つけるのがとても難しかった。タイヤデグラデーションによって最後まで攻めることができなかったから、2ストップ戦略は間違った選択だった。ここでは前回のレースよりも全体的に良かったけど、それはおそらくこのトラックの特性がこれまでレースをしてきたトラックとは全く違うからだろう。でも僕たちは6位と7位に満足することはできないし、僕たちが望む順位とはかけ離れている。時間がかかるだろうけど、進歩するために攻め続けなければならない部分はわかっているので最善を尽くすつもりだ」キミ・ライコネン、ピットストップの順番に怒りキミ・ライコネンは、F1スペインGP決勝レースのフェラーリの戦略について説明を求めたいと不満顔だった。3ストップ戦略だったフェルナンド・アロンソは、タイヤの新しさを生かしてレース終盤にライコネンをパスした。ライコネンはアロンソの後ろの7位でフィニッシュした。 当初、トラック上で前を走っていたのはライコネンの方だったが、先にピットインしたのはアロンソだった。通常は前を走っているドライバーが優先される。レース終盤、ライコネンはラジオで“これは誰の判断?”と問いただしていた。ライコネンは自分が“ナンバー2”扱いされていると不満を感じたようで、戦略についてリポーターに質問されると不愉快そうに肩をすくめて立ち去ってしまった。ライコネンはフェラーリの決定に困惑していると認めた。 フェラーリに“ナンバー2扱いされていると感じるか”と質問されたライコネンは、「いや。でもとにかくいくつかはっきりさせたいことがあるのは確かだ。それだけだ」とコメント。「結果的には大きな違いはなかったんだ。タイヤがなくなったのはあの1~2周前だったからね。他の人たちや自分たちの理想とはかけ離れているので、2ストップでも3ストップでも大した違いではなかった」ライコネンは戦略が違っていればメルセデスの2人に周回遅れにされることは防げただろうと考えているが、それはフェラーリに課題が多いことを覆い隠すわけではないと述べた。「僕たちが1周遅れの6位と7位なのは変わらない。戦略が良ければ同一周回には留まれたかもしれない。でも大きく遅れている事実は変わらない。レース中、クルマと格闘していた。結果的には自分たちの速さに相応しい位置でフィニッシュしたと思う」ライコネンはフェラーリには今のポジションに満足している者は1人もいないと述べ、表彰台圏内に戻れるようにフェラーリが努力することを疑っていない。 「フェラーリにとっては失望だったけど、これまでの週末に比べれば良いところもあった。チームとしてのポジションには満足していない。追いつくために相当な仕事をしなければいけないし、足りないエリアはわかっている。でもF1ではどの部分であっても遅れを取り戻すのは簡単ではない」 「他のチームも同じようにプッシュしているし、このスポーツにそんなに馬鹿な人はいない。だから細かいものから大きなものまで改善することが重要だ。目標を達成できることを願っている」キミとアロンソのバトルが見れたことは良かった。…あとは知らん(汗)!とにかく今のプライオリティは、改善の歩みを止めない事だ。いじょ!【おまけ】ロレンソ様 (´・ω・`)ミントゥ様 (´・ω・`)タバコはもちろん Marlboro って話www