タカスサーキットに行ってきました。
雨でしたので…走行料金が安くなりましたよ(笑)
前回、バネレートを上げてから初のドライ走行でしたので、今回はウェット走行で状態確認。
クルマのアンダー/オーバーを見るのはウェットのほうが分かりやすくていいです。
最後に雨で走ったのは12月。
タイムに関しては、前回ベスト1分14秒1に対し、今回ベスト1分13秒1で、約1秒のアップ。
2コーナーとグリップエンドコーナーと最終コーナーで以前よりスピンしにくくなったようです。
1枠目、前後水平の車高から、2枠目、フロント車高を1cmほど上げてみて好感触。
それでも…まだ簡単にスピンしてしまいます。乗り方の問題もありますが…。
結果、まだまだリヤのスタビリティが足りません。
フロントが余ります。
アライメントはアンダーに振ってありますので…もうリヤにアシスト入れちゃおう、そうしよう。
でも運転していてかなり楽しい車になってきました。
意のままに動く感じが出てきています。
もう少し…。といったところ。
どんどん自分の思う動きに近づいていくのは気持ちいいもんですね!
1枠目。
車高バランスは前後水平で、指1.5本車高。
減衰は前後とも最強。
ひさびさのウェット走行に毎度のことながら戸惑いつつ、ブレーキングポイントを探り探り。
うーん難しい…アクセル踏むと滑る…ほんのちょっとオーバースピードになっただけでアンダー出る…。
いつものようにグリップエンドコーナーでスピン。
どうやら気合い入っちゃうとかなり早めに荷重移動をさせておくクセがあるらしく、コーナー進入の時点ですでに「あっもうこれスピンするわ…」というのが分かります(笑)
クルマが「こういうラインで走ってください」と言ってくるラインと、最近まで走ってたラインが微妙に違うので、修正作業に手間取る。
ウェット用のブレーキングポイントもなかなか掴めず、四苦八苦。
ライン合わせのためにいろんな乗り方試してみるも、あまり良い感触を得ず。
久々に走行中「わけがわからない」状態になりました。
これ、個人的には良い傾向です…いろんなやりくりをしてる間にこの状態が解けてくると、そこで「引き出し」が増えます。
「うまく走れてるつもりなのにタイムだけ出ない」とかは、悪い傾向。
途中、2コーナーを曲がっていて、左リヤのほうから「カチャカチャ」という音が。
バネの音かなー、気のせいかなーなどと思っていたところ、次の週で…
「カチャカチャ…………チャリ~ン」
チャリーンて何(汗)
まずい…金属同士が当たる音です…どっかのナットでも取れたか?(汗)
走行を切り上げてリヤをジャッキアップ、タイヤ外して点検するも、あんまり分からず…。
とりあえず車高調の皿を増し締めしてみようかと思って車高調レンチを手に取ろうとしたら、何故かレンチが片方しかありません?
2つで1セットの工具なのに?
う~ん…………あっ!
助手席に下にもう片方のレンチが落ちてました(苦笑)
レンチが助手席のシートレールに当たってチャリーンという音がしたようです。
異常じゃなくてよかった(^-^;)
気を取り直して…。
2枠目に向けて車高調整。
フロントを1cmほど上げました。
減衰は前後とも最弱から2番目のところに。
で、2枠目。
3週ほど走って、ブレーキングポイントが合ってくる。
とたんに楽しくなってきました。
ここにきてようやく意図した操作とクルマの動きが揃う。
あっなるほど…。
最近の課題は「ハンドルを切り込んでいくタイミングと速度」です。
これでアンダー/オーバーを微調整するようにしてます。
でも、思い切りオーバー方向でやってるのに何故かアンダーが出ることがあって…。
何故か分からず四苦八苦してたんですけど、原因は前荷重不足でした。
ブレーキングポイント合わないから早めにブレーキ踏む→全体的にブレーキ弱い→前荷重不足→曲がらず、という具合。
確か半年ほど前にも同じことを思った記憶が…。
進歩のないヤツです(苦笑)
ブレーキ合わせ、スピード合わせ、ライン合わせしてるうちに2枠目終了。
上手な人ならもっと早く適応できるんでしょうけど…まぁ、こんなもんでしょう。
ぜんぜん合わせられない状態から、走ってるうちにどんどん合っていくのは楽しい限りです(笑)
だから雨って好き。
求められてるものが分かりやすいし、クルマの状態も分かりやすいです。
いいことばっかりじゃなくて…。
タイヤ自体のグリップを利用した動きが出来なくなるのは、誤魔化しが効かないと言えば聞こえはいいけど、選択肢が減るっていう感じもしますね。
あとフロントタイヤの感触があいまいになるのが怖い。
水溜りの量でブレーキングの距離が変わっちゃう。
ウェットだとレコードラインが滑りやすいので、タイムを出すならアウト側をうまく使いましょう、みたいなことが、雑誌を読むとよく書いてありますね。
でも僕、基本的にはレコードラインしか使いません。
理由はウェット用のラインで走ると「楽しくないから」です。
何をもってどのように楽しくないのか、よく分かりませんが体感として楽しくないです。
みなさん!これ重要ですヨ!
いくら滑りやすくてもレコードライン走るほうが楽しいのでそっち使っちゃいますね。
速く走った結果が楽しいのではなくて、楽しく走った結果が速かったら最高だよね、と、そういうスタンスです。
さて話は逸れますが今日も新しい工具を買いました。
日本経済にコーケンするために、じゃんじゃん工具を買います(笑)
でもコーケンじゃありません。でもmade in japanです。
ベッセルのドライバー。
このくらいのサイズ。
マイナスです。
僕が使ってるダンパーは減衰調整がダイヤル式なのですが、リヤのほうはマイナスドライバーで回さなきゃいけません。
普通の長さのドライバーだと、リヤバンパーのところから手をつっこんで、無理な体勢で回さないといけないので…。
これだとラクチンで届く長さなので、減衰調整がすごく楽になりました。
この「今まで苦労してたものがすごく楽になった」という感じを一度覚えてしまうと…工具の世界から抜け出せなくなります…。
えっ僕だけ?(笑)