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aki@rsのブログ一覧

2015年08月24日 イイね!

タカスサーキットに行ってきました

今日はお休みだったのでタカスサーキットに行ってきました!
前回走ったのは2ヶ月前くらいかな?
やっぱり走り始めは今までのこと忘れてて「どこ走るんだっけ…」状態になってたー(笑)

いやーいやいや!それにしても!
やっぱりサーキット走るのは楽しいね^^
めっちゃ楽しかったです!
あーでも今日めっちゃ暑かったんですけど!(笑)
汗だらだらでしたよ(笑)
でも楽しかったです^^

なにがそんなに楽しかったかと言うとぉ~~~~~!
今回は変更点がいっぱいあったの!

・フロントバネを12k→16kへ
・フロント車高アップ
・フロントトーちょっとアウトへ
・リヤバネを10k→12kへ
・リヤスタビ装着
・タイヤをZⅡ☆→AD08へ
・ブレーキパッドをSR-27→CA-27へ
・減衰力前後とも最強に

まず走り始め…タイヤとブレーキパッドを早く戦闘モードに持って行きたいので、ブレーキをぎゅーっと踏みます。
いつもは、そうですね、そこそこのフルブレーキを5~6回踏むと、ブレーキパッドがしっかり効いてくれるようになります。

でも今回は…。
え?あれ?なんか全然止まらないよ?(汗)
何だかペダルに踏み応えがない…。
うそ!
エア噛んでる???

なんでだー!
こないだ車検したトコだぞー!ちくしょー!
あいつエア抜き失敗しやがったな!(※後輩のことを指しています)

…と、思いながらも走り続けていると、そのうち効いてくれるようになりました!
あれー?ちゃんと効いてきたな…。
あ!そっか!
よく考えたら、ブレーキパッドを新品にしてから1回も走ってないわ!(汗)
アタリが出てきたから効くようになっただけか(笑)

そうか…パッドの慣らしが終わるかどうかでこんなに違うのね…。
このトシになって初めて知ったよ…。
よく「しばらくは慣らしが必要」とかって聞くけど、ボク世間の噂は一切なにも信用してないんで、今までまったく気にしてなかったヨ…(おいおい。笑)
すまん!ごめん!悪かったね!
許してね後輩くん!
勝手に濡れ衣を着せてたよ!(笑)

で、ブレーキもタイヤも温まってきたら、いよいよ渾身のアタックですよ!
えーい!と全力で走るんですけど、うまく走れません!
あれぇ…なんでだ…分からん(涙)
ていうか曲がんない?

あ!!!

そういえば!!!

よく考えたら!!!





リヤのバネを12kに交換したと思い込んでたけど、実際はまだだった気がする!!!





ちーん…。
ということは現状、16k-10kってことですか(汗)
フロントを交換した時点で安心してしまい、すっかりリヤを交換するの忘れてました…。
今更になって気づきました…。
あれ?脳みそ入ってる?akiさん脳みそ入ってる???(>Д<)
しっかりしろよー(笑)

まぁどっちにしてもアンダーになるのは予想してたので、リヤの車高を上げる方向で調整します!
まず1回目!
とりあえずざっくり2回転!
リヤの車高アップ!

そんで、おりゃーっと走ってみます!
うん全然だめ!(笑)
ちっとも曲がんない^^;

ピットに戻って2回目の調整!
再び2回転!
そしておりゃーっと走ると、おおお、今度は…!
さっきと同じだ…!

………。
だめじゃん!(笑)

まだまだ諦めません!
3回目!
もっかい2回転!
さすがにこんだけ上げりゃー大丈夫だろ!
もしかしてオーバー過ぎてスピンばっかりしちゃうかなぁ~?
それはそれで困っちゃうなぁ~?

んで、

やっぱり曲がらん!(笑)

でもでもタイムは順調に上がっていきましたよ^^
うまく運転できない状態から、どんどん慣れていって、さっきまで出来なかったことが出来るようになるのは、もう本当に楽しい!
それも走行開始直後は「うーん全然分からん!」というところから始まって、最後のほうにはそこそこ納得できるような走りになってくる、ということが1日で完結したときの気分は、それはもうめっちゃ嬉しくて、すごい充実感に溢れて、本当に楽しいーっって感じ!^^
ベストタイムは1分10秒4だったけど、多かったタイムは10秒7くらいです。
大井さんのタイムは抜きたかったなぁ(笑)
リヤのバネをちゃんと交換したら、今度は絶対また9秒台出すぞ!
えいえいおー!

でもねー、正直、撤去してたリヤのスタビを今回は取り付けたから、それで結構オーバー方向になると思ってたの!
全然だったよ!もう全然だったよ!
こないだバッテリー上がって動かなくなったハイエースを自力で押して移動させようとして、重いクルマだけどちょっとは進むだろ…と思ってたら1ミリも動かなかったときと同じくらい全然だったよ!(涙)
スタビくん、もうちょっと仕事しろよー^^;(←お前もな!!!)

それは置いといて、今回は収穫がありました!
やっぱS字が少し走りやすくなってます!
いろいろラインを試したんですけどスタンダードなラインが一番走りやすい、というかそれ以外に通せるラインはない!
ただしうまくいったときは速度が出すぎて、シフトアップポイントがかなり手前に来てしまうので、エンジンがレブっちゃって大変でした(苦笑)

だってだってハンドル切ってる最中なんだもん!
ただでさえ操作が忙しいのに、無茶言うな!
言うとくけどなー、akiさんあんまり運転うまくないんやぞ!
そんなせわしいこと出来るかいな!
んもう!いややわぁ!

とか言って、ニヤニヤニヤニヤしながら楽しんでる奴(笑)
やっぱサーキット走行はサイコーに面白いですね!^^

現在の時点で、S字の右コーナに入るときに(アクセル全開だから)フロントタイヤが滑ってて、それでラインが確保しにくい。
クルマがちょっとオーバー側に戻れば、そこが少し改善されるはずなので、少し走りやすくなるはずです。
うーん、これは期待しかないぞ!もはや心の中には期待しかない!
夢と希望に満ち溢れているッ!(笑)

だってさ、現状、クルマの状態含めて、うまく走れてないのが実感できてるわけです。
一部グリップが余ってるところがあるのが分かってるから、それを使うとあとどれくらいタイムが縮められそうだな~っていうのが何となく想像されるわけです。
そしてそれが不可能でない課題であることを知ってるので、最早あとは期待しかないわけです(笑)
現状が悪ければ、あとはもう良くしかならない(笑)
いやぁ人生って素晴らしいなぁ!(笑)

でもでも今日は本当に疲れたので写真を載せる体力もなく、このままお風呂入ってお休みします!
今日は「平日練習会」っていうイベントの日で、3時間フリーで走り放題だったの!
しかも実質ぼく一人だったの!貸切だよ貸切!
あぁもうそりゃー走ったさ!
熱い中、心ゆくまで走ってやったさ!(笑)
んで車高調整も3回やったさ!(笑)
汗かいたさ!
疲れたさ!

肥後どこさ!熊本さ!熊本どこさ!船場さ!(笑)

どやさーーーーーー!!!(゜Д゜)!!!

絶好調です!akiさん絶好調です!
ノリにノっております!
もはや収集つかないというか、そろそろ「おつむは大丈夫なんか?」と心配されそうなんでこのへんでやめときます!(笑)

じゃ!寝る!
また今度!

そんでは!(^▽^)/
Posted at 2015/08/24 21:15:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2015年08月21日 イイね!

運転に大事なこと[3]

今日のお話はまともに書くと長くなりすぎてしまうので、細部を省略して書きます。
続きにて一部補足を入れていきます。
とりあえず、単なる経験談です。

僕が生まれて初めてサーキットを走ったのは、2008年の6月です(記録が残っているって素敵ですね!)
「はじめくんの走行会」という初心者向けのコースライセンス講習を兼ねたイベントでした。
感想を読むと「テンパってあんまりいろんなこと考えてる余裕がないので、ゆっくりレコードラインをなぞるくらいしか出来なかった」と書いてあります。

ここがひとつポイントだと思います。
頭がテンパっているときは、何故か感覚が身体に染み込んでいってくれません。
この「染み込む」という工程はとても重要で、実際のところ頭の中でなにがどうなっているかはよく分からないのですが、たぶんとても重要です。
そんなこんなで、生まれて初めてサーキットを走った僕は、それ以降の努力のほとんどを「感覚を染み込ませる」ことに費やすことになります。

では、どの感覚から染み込ませていこうか…?
自分に足りないものはたくさんあるだろうと思ってはいても、優先順位が分かりません。
分からないので「たぶん」で進めます。
あとから間違いに気づいても取り返しがつくように、頭の中でよりたくさんの事柄を保留にしておきます。

僕はまずブレーキングとアクセルワークは捨てました。
理由はありませんが、まずはコーナリングの練習から始めることにしました。
繰り返しになりますが、あとから間違いに気づいても取り返しがつくように、頭の中で保留にした状態で、とりあえず事を進めます(これ大事です)。

さて、例えば時速60kmでギリギリ曲がれるコーナがあるとします。
ところが僕は下手なので、そんなに速くは走れません。
ただガムシャラに曲がろうとすると挙動が乱れて、訳が分からなくなってしまうので都合が悪い。
まずは限界の70~80%くらいの速度でスムーズに走れるようにひたすら地味に走り込むところから始めることにしました
スキール音もスリル感も何もなくゆっくり走るだけです…。

さて、自分ではどのコーナも常に限界の70~80%で走るつもりで走っているのですが、実際に走ると、意外に余裕があるコーナや、ずいぶん厳しく感じるコーナがあることに気づきます。
このコーナは50%くらいかな?このコーナは90%くらいになっちゃった…。
それはコーナの「見た目」と「自分の実際の走り」が違うということを意味していて、つまりタカスサーキットのコースそのものをまったく理解していない。
そういうときにハっと思い返すと、最初に教えてもらったレコードラインからずいぶん外れてしまっていることがあります。
これはいかん。

ラインから外れることなく、かつ70~80%くらいを安定的に保てるようになると、それまでフワフワと浮き足立って不安だった気持ちが、ずいぶんどっしりと落ち着いてきていることに気づきます。
ハンドルから伝わるタイヤの感触、バネの伸び縮み、横Gの大きさ、景色の流れ方、いろんな感覚が自然と頭の中に入ってくるようになります。
よし、ちょっとコースに慣れてきた。
ようやくスタートラインに立てたかな?

改めて、各コーナを100%を目指して練習します。
目標はちょっとタイヤを滑らせるくらいでコーナリングすること、にしました。
ところがこれが思った以上に難しい。
「まぁ速度を上げればいいだけやから簡単やろー」と思っていたのですが全然うまくいきません…(涙)
というかコーナリングしていて明らかに理屈と合わないところがある。
なんだか訳が分からない?

このときは理解していなかったのですが、後から気づいたこと。
(1)ブレーキング開始地点や終了地点のズレがコーナリングに影響していた
(2)バンプタッチで刻々と変わるコーナリング特性に翻弄されていた

ともかくとして「難しいなぁ」と思いながらコーナリングの練習を続けていました。
とりわけフロントタイヤの微妙な感触の変化と、全体的なグリップ感(横Gもしくはコーナリングフォースの大きさ)を身体に染み込ませるようにして走り込んでいきます。
すると、レコードラインどおりに走っていたのではフロントタイヤのグリップが余り過ぎてしまうことに気づきます。

速度が足りないのかと思って速度を上げると何故か曲がりきれなくなり、ハンドルを切ったまましばらく待つとぐいっと曲がってくれるようになります。
「速度調整をもっとシビアに行わなければいけないんじゃないか?」と思ってひたすら練習を続けるのですが、どうも何かおかしいように思ったので、ラインをV字にしてみたり、コーナの頂点に到達するよりも前にアクセルを踏んでみたり、いろいろ試してみることにしました。
結果、ラインを明らかなV字にして走ると前後グリップ感覚がちょうどよく感じられ、ドライバーとしてはよい感触を得られることが分かりました。
でも速度感覚に照らし合わせると、やたら遅い気がします…。
むしろ前の走り方のほうが全体的に速度が高かったような?(汗)

「これクルマの問題やろ」と思ったので、リヤの車高を下げたい気持ちばかりが募りました。
理屈はよく分かっていなくて、インターネットに「リヤの車高を下げるとアンダーステア方向になる」と書いてあったので、そう思いました。

タイムを出す気とかは特になかったのですが、せっかくサーキットに走りに来ているのに自分の思い通りに走れないのは悲しいし、走っていて面白くない。
仕方ないので車高調を探し始め、運良くロードスタークラブの先輩に中古の良品を譲って頂きました。

車高調のことは良く分からないので、譲ってもらった状態のままで練習することにしました。
おー、今度は乗りやすい!やったー!^^
今まで抱えていた問題が普通に解決してしまったので、クルマのことに頭を悩ませることなく、晴れて運転に集中できるようになりました。

最初は切り捨てていた「ブレーキング」「アクセルワーク」も、ここに至るまでの間に少しずつ少しずつ詰めていました。
とくに課題を持って練習した記憶はないので、本当に少しずつ少しずつだったと思います。

ところがあるとき欲を出してタイヤをAD07に交換したら、やたらとスピンばかりするようになりました。
ロールが一定量を超えるとスピンするので、ロールさせるのを嫌うようになってしまい、運転がへんてこなことになりました。
ここからは足回りと格闘することになりますが、今回のお話の趣旨とずれるので詳細は省きますが、ドライバーとしては無駄な時間だったと思います。
本当は1年くらいで得られるはずの成果を得るのに、2年も3年もかかってしまうという結果になりました。
(代わりに足回りの知識が手に入りました)

乗りにくいクルマを乗りこなそうとする過程で、とてもいろんなことを考えました。
何故うまく走れないのか?速度域が上がったせいなのか?クルマのせいなのか?
それとも気象条件のせいなのか?ドライバーの劣化のせいなのか?
神様がいじわるしてるから?
こないだムリヤリ勧誘されそうになった怪しい宗教を断るために相手を必要以上にボコボコに論破してしまったから?(汗)
やーん(>_<)

「思うように走れない」というのはドライバーとしてはもう本当に切実な問題なので、真面目にいろいろ考えました。
真面目に。いやほんと(笑)

実際は足回りと絡めて考えたのですが、次回は足回りのことは出来るだけ省いて、なるだけ運転のことに論点を置いて書くようにします。
Posted at 2015/08/21 21:36:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2015年08月15日 イイね!

運転に大事なこと[2]

僕は走行中の感覚について、「速度感覚」と「グリップ感覚」のふたつにしか注意を向けていません。
ほかの感覚にも注意を向けるともっと速く走れるかもしれませんが、かくかくしかじかで、とりあえず僕はそのふたつです。
ここで大事なことは、ドライバーが行う操作には人それぞれ無意識に出来るものと意識しなければ出来ないものがあり、そのために走行中に必要となる感覚は人それぞれ微妙に違うということ。

人それぞれ違うので、自分にとって必要なものは何か?を考えていくことになります。
それを判断するためにはまず、たくさん考えられる選択肢の全てをあらかじめ頭の中でリストアップしておきます。
Aという感覚と、Bという感覚と、それ以外にこの感覚と、あと、そうだ、この感覚も重要かもしれない…。
それぞれの感覚に名前をつけておくことが出来れば最善ですが、ともかくとして、「あの感覚」と思い出したときに脳内で同じ実感を得られるようにしておきます。

哲学に明るい方は「クオリア(感覚質)」というと分かりやすいかもしれません。
いつでも任意にクオリアを取り出せるような頭の状態にしておく。
忘れてしまわないように、覚えておく。

僕の場合は、前後左右それぞれのタイヤが出すコーナリングフォースの量とその変化をリアルタイムに感じ取ることが大事なのではないか?と思って、その感覚を拾おうとしていた時期が長くありました。
結果から言うと、現在はグリップ力を「前と後ろ」でしか判別していません。
初心者の頃は「全体的に」しか分からず、そのうちに「前と後ろ」で判別するようになり、やがて「前後左右それぞれ」を意識したのですが、その後「前と後ろ」に戻ったかたちです。
これは「前後左右それぞれ」を意識してもあまりタイムへの影響が得られないと判断したのと、効果がない(少ない)わりに大きな集中力を消費してしまうからです。
ただし僕の判断が必ずしも正解ということではありません。

走行中に感じ取れる感覚の数は多いに越したことはない、…ように思えてしまうのですが、実際のところ集中力の全容量は決まっているので、数を増やすとひとつひとつがおろそかになります。
これは仕方のないことです。
練習を重ねることで「今まで意識しないと出来なかったものが、あまり意識しなくても出来るように」なっていきますから、運転レベルがステップアップしてくに応じて、どの感覚をどれだけの割合で重視するのかを判断するのが大事だと思っています。
冒頭で「必要となる感覚は人それぞれ違う」と書きましたが、同じ人でも「必要となる感覚は運転のレベルによって変わっていく」ということですね。

とは言え「いま自分に求められているものが何か?を考えて判断する」というのは難しいです。
正解の出し方がない。
次回にて自分の経験を書こうと思いますが、やはりそれが正解ということではないので、興味のある方は単なる参考程度に読んでください。
何も基準がないよりは、他人の例を見ながら「じゃあ自分の場合は…」と考えていったほうが判断しやすいのではないか?と思うので、書きます。
そもそも僕ごときの運転技術は幼稚園児が2~3分で覚えてしまうことが出来る程度のものなので(おいおい。笑)参考にすらならないかもしれませんから、よくよくご注意ください!
Posted at 2015/08/15 23:24:34 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2015年08月09日 イイね!

運転に大事なこと[1]

僕は運転がうまくない自覚があるので、あまりドライビングテクニックのことを書きません。
どちらかというと現在はクルマの物理のほうが得手になってきていて、でもそれさえ持っている知識は少ないし、だったら不得手なほうの運転は尚更…です。

ただ、時々なにかしら思うことがあります。
よくドライビングテクニックって言いますが、べつに「必殺技」の数に比例してタイムが良くなるわけじゃないですよね。
雑誌やインターネットの記事でそういう特集を目にするとき、うまく表現しにくい違和感があるのですが、それはもともとそういう媒体だから構いません。
構わないけど、それじゃあどういう運転をしていくべきなのか?と考えたとき、あまりそういうことに関しての記述を読む機会が多くないことに気づきます。

大学生くらいのときにね、速く走るにはどうしたらいいのかなぁって、漠然と考えていたことがあったんです。
ちょうど「ヒール&トゥ」って言葉を覚えたての頃だったかなぁ。
アウト・イン・アウトとか、スローイン・ファーストアウトとか、いろんな言葉を目にするけれども、僕にはそれが「どんな場面でも必ず速さに繋がる」とは思えなくて、いまいち納得できなかった。
でも論理的に場合分けして書いてあるわけでもないし、どうやって調べたらいいのかも分からなかった。

分からなかったので、図書館に行ったんです。
僕は何かを調べるときはとりあえず図書館です。
大学図書館には「バドミントン入門」とか「野球入門」とか置いてありました。
こういうフォームがありますよ、こういう練習方法がありますよ、こういうのが大事ですよって書いてあります。
でも「サーキット走行入門」みたいなのは置いてありません!??
うそ、なんで…。
モータースポーツは人気がないからハブられてるんだなぁ、と思いました(涙)

その後、ポール・フレールさんの本や、ミハエル・クルムさんの本、黒澤元治さんの本を読みました。
それぞれ独特の言い回しで書いてあります。
でも、例えば黒澤元治さんの「ドライビング・メカニズム」(勁草書房)には「コーナーをR(半径)ごとに分解し、それらをすべて正円で繋いでみる。その連続が理想のラインとなる」という記述があります。
僕はそう思いません。
正円のラインが理想となるのは、数あるケースの中の1ケースであり、すべてのコーナにおいて言えることではないと思うし、実際のところ黒澤さんの走りをGPSロガーで確認すると正円にはなってないと思います。
少なくとも単純な180度のヘアピンをまったくの正円のラインで走ったのでは遅いですよね。
詳しくはサーキットシミュレーションの考え方を理解されたうえで参考にしてください。

プロドライバーは物理のプロではないので、それは構いません。
というか、論点を「運転」に置く場合、ラインそのものを僕はあまり重視していない。
こういうことを言うとまた怒られてしまうのですが半分は本心です。
ラインは「選択するもの」であって「技術」ではない。と思っているからです(でも半分です)。
そして運転を覚える順序のようなものがあるならば、基礎となる技術を先に身体に叩き込むべきだと思っています。

例えばテニスでね、「コートのどこに打とうか」とか、「ボレーに出て行くかストロークで攻めるか」っていうのは、僕が言うところの「選択肢」なんですね。
それがTVゲームならば、プレイヤーの技術はすでに完成されているから「どの場面で何を選択するか」という駆け引きを覚えればよい。
でも基礎が出来ていなかったら、つまり正確な球を打てる技術がなかったら、戦術にだけ長けていてもあまり意味がないと思うんですね^^;
ましてテニスを覚えたての初心者が「こういうパターンに持ち込めば決まりやすい」っていうのをなまじ経験してしまうと、実際のところそればっかりに頼ってしまうことになります。
それだと偏った変なクセがついてしまうし、もっと上達して強い人達と戦うことになったとき、地味な基礎の積み重ねをやっていなかったせいでいらぬ苦戦を強いられる結果になってしまいますね。

やはりスポーツにおける「基礎」となるものを、地道に積み重ねておくべきだと思うわけです。
でも具体的な練習の順序や気をつけるべきことなどは、実践的に書かれているものをほとんど目にしたことがありません。

クルマの運転は奥が深くて、初心者が気をつけるべきことと、上級者が気をつけるべきことは、全然違ってきてしまいますね。
「ハンドルはぐいっと強引に切り込んでやったほうが速く走れるんだ!」といったような言葉も、モータースポーツ経験ゼロのまったくの初心者の方が口にするのと、プロと遜色ないタイムを出せる方が口にするのとでは、言葉の指し示す意味内容が異なります。
だからこそ「順序」が大事だと思うのです。僕は、ね。

さて、このお話は数回に分けて書こうと思います。
基本的にどこの馬の骨とも分からない人間の書くことなので、信用しないで下さい。
何かのヒントを探している初心者の方のみ参考程度に読んでください。
このお話を読んでいまいち納得できない方は、ご自身の「納得できない」という感覚を大切になさってください。
本当は納得できていないのに「なんかすごそうなこと書いてるから、きっと正しいんだろう」とかいって鵜呑みにしてしまうのは皆さんの人生にとって最悪なことなので、ご注意ください。
自分で考えて納得することが大事です。

そんでは次回に!
Posted at 2015/08/09 22:46:26 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2015年08月05日 イイね!

DVVT

先日、チェックランプ点灯でダイハツのMAXが入庫していました。
うーん、なんかアイドリングで時々ガラガラ言ってるし…。
タペットかな?テンショナのベアリング?
いそいそと診断機を繋いでみると…VVTですって!

よし、とりあえず僕いそがしいので(笑)、整備のおっちゃんに丸投げ。

…と言いつつディーラに症例の確認するために電話かけたら、「DVVTの故障ですね、よくあるんです!」って。
そ、そうですか、よくあるんですか~…。
よくあったら駄目な気がしますが(笑)、ダイハツの人が「よくあるんです!えっへん!」って自信満々に言うのもどうなのかと、少しばかり考える(笑)
まぁでも…あれだ。正直でよろしい?(笑)

「カムごと新品に交換です」とのこと。
お客さんからしたら14万kmのMAXにそこまでお金はかけられないので(苦笑)、とりあえずあれこれ確認してから、何故かそのへんに転がってた中古に交換。
きれいさっぱり直って、良かった良かった^^








原因が気になるので、その後、壊れたやつを分解してみました!
と言っても僕いそがしいので整備のおっちゃんが!(笑)




















おおお…。
見事になんか折れてますね。
これが油圧を受けて進角・遅角を切り替えているようです。
僕もあんまり詳しく見たことなかったの…^^;

ダイハツの人いわく「オイル管理が悪いと、壊れやすいんですよ」とのことです。
ほほ~。なるほど~。勉強になります。
オイル管理が悪いと折れちゃうわけですね。
なんと言うか、オイル管理が良くても折れちゃいそうな見た目をしていますが(苦笑)、まぁ14万kmも持ったわけですから、そこはほら、褒めてあげてもいいのでは^^













あっちなみに、この部分に、













こんなふうに刺さる部品です(上下逆ですね。笑)
単品では出ないようです。
どうしても安く直したい場合は、ホームセンターでジェル状の瞬間接着剤を買ってきて、折れた部分をパーツクリーナで綺麗に洗浄したあと、丁寧に接着し、完全硬化するまで24時間待ってから組み付け、その後エンジンをかけて、盛大なガラガラ音を確認したうえで「ははははは、そりゃー無理だよな…」とガッカリ落胆したあと、普通にカムごと交換してください(おいおいおいおい。笑)

以上、結局僕は何も整備していないという、わくわくペーパ整備士日記でした(笑)
Posted at 2015/08/06 00:05:16 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「フェルスタッペン神がかってた」
何シテル?   07/01 00:02
福井のロードスター乗りです。 ロードスターは現在休眠中。 タカスサーキットをホームコースとしてサーキットアタックしていました。 GPSロガーの結果を元...
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カテゴリ:ロードスタークラブ
2009/04/16 23:19:49
 

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