純正エアクリボックス取り付け(リベンジ)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
やっと体調も良くなり、前回は夕暮れ(時間制限あり、薄暗い)・眼鏡無し(壊して修理中)と悪条件の中、「他の車種でもエアクリエレメントは自分で交換してきたし大丈夫だろう」と作業を強行したためエアクリボックスの後ろのプラスチックの爪を折ってしまいました。
今日はリベンジの為に眼鏡復活済・昼間で時間の余裕がある日を選びました。
腕のいい整備工は最低部分をばらして作業をこなしてしまうそうですが、自分の様な素人は「…??、取れそうで取れない!、おかしい!!」となったらひたすら邪魔になっている部品を外していく作戦の方が確実です。
画像はエアクリボックスassy. なんと、新品の純正エアクリエレメント付きでした。
2
とりあえず前回戻した破壊済みエアクリボックス。コンプレッサー側(画面左側)の太い配管の下のプラ爪が折れてしまっています。
基本的にエアクリボックス内は負圧なので、プラ爪1か所(画面左側前)+金属爪2か所(画面右側前後)が生きてればなんとなるような気もしますが、スロットル全開→全閉で瞬間的に正圧がかかりますし、しかも正圧がかかる太い配管の真下の爪が折れたので気持ち悪い。今まで2個のプラ爪で固定していた左側が前1個になると、そちらに負荷が集中して折れるかもしれないし、第一既に新品発注・到着済みなので交換あるのみ。
3
まずは正面から見てエアクリボックス左側の配管2本(画面下側方向、コンプレッサーへの太い配管、左奥のブローバイの細い配管)の固定金具を太い方はプラスドライバ、細い方はプライヤーで外れない程度に十分緩めます。
4
チャコールキャニスタのパージ・コントロールバルブ(CC-PCV)を外します。固定しているボルトを外し、エアクリボックス上部に挟まってるサージタンクからのチャコールキャニスタ配管(CC配管)も外します。
CC-PCVを固定しているボルトは無くさないようにエアクリボックスに再固定。
【18.12.23訂正】
画面の電磁弁はICSV(アイドリング時に全閉スロットルをバイパスさせて空気を送るバルブ)ではなくCC-PCVの模様。ICSVはスロットルボディについている事に後で気づきました…orz CC-PCVは燃料タンクから気化したガソリンをチャコールキャニスタに吸着・放出させる制御をおこなうバルブのようです。
https://automotive.ten-navi.com/dictionary/17913/ 5
エアクリボックス助手席側の金属爪2か所(画像では後ろの爪はCC-PCVに隠れてしまっている)を外し、画面中央のエアクリボックスを車体に固定しているボルトを外します。
このボルトを外すと画面手前側にエアクリボックスを引き出せます(奥側は2本のプラスチックの筒でエンジン側に固定されている)。
コンプレッサーへの配管とブローバイ配管を外してやるとエアクリボックス全体を助手席側(インタークラーと反対側)に動かせます。
この状態なら余裕でボックスの開閉・中のエレメント交換が可能。最初からこうしていればよかった…
6
外気導入配管はただハマっているだけなので、引っこ抜くだけで外れます。これを抜くと完全にエアクリボックスが車体から自由になるので脱着可能に。
しかし、ワークスのK6Aの吸気側配管は太いです。同じ軽ターボのライフ(JB7)の配管と比べると外径で1割ぐらい太いような…。
JB7は64PS出ていますが最大トルクは9.5kgf/4000rpmでワークスは10.8kgf/3500rpm。JB7はツインプラグですが可変バルタイは無し。ワークスはシングルプラグで可変バルタイが入っているので、吸気系配管が太くても低中回転のトルクを確保できる??
どちらにしろ、同じ最大出力ならより低回転でより太いトルクを発生できるエンジンの方が優秀です。低中回転のトルクの厚さが違います。
7
少し使った東洋エレメント製純正相当エアクリエレメント。色は奇麗で吸入側に枯葉の破片が付着したり挟まっている位。
エアクリボックスに設置されるとき、吸入側は下面になるので、枯葉を吸い込んでバラバラに砕き、しかもエレメントの表面にくっついたり、ヒダに挟み込んで落ちてこないところを見ると、相当な勢いで吸気がエレメントを流れていく事が分かります。
毒キノコにしてフィルタ面積を広くすればコンプレッサーがより多くの吸気を吸えるのが容易に想像できますが、低回転・パーシャル時(吸気が低流量時)の充填効率は下がるでしょうね…。
一方最高出力を求めるなら、吸排気系の抜けを良くして最大吸気流量を増やすのは必須でしょう。
話は戻って、枯葉を掃除機で吸って清掃しましたが、吸っても取れない位固くはまっているのは諦めて放置。
8
新しいエアクリボックス中にエレメントを入れて、画面左側のプラ爪2か所をひっかけ、反対側の金属爪2か所をはめてボックスの上下を固定。
画像はエアクリボックスをとりあえず固定用プラ筒をエンジン側へ挿しつつ車体に載せて、コンプレッサーへの配管とブーローバイ配管、外気導入配管を挿したところ。
後は、車体への固定ボルトを締め付け(ボックス右側中央)→CC-PCV取り付けボルトを締め付け・CC配管をボックス上部に挟む→コンプレッサーへの配管・ブローバイ配管の固定金具をそれぞれ固定・締め付け、で作業完了。
やっぱり、「ワークスでは初めての作業」は、以前の車で同様の作業経験があっても時間的・体調的に余裕があるときにやるべきですね…
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