リアスピーカー移設（KENWOOD KFC-E1056）

既存のリアスピーカーを切断し、新たにセカンドシート上の天井に取り付けました。
取り付けたスピーカーはKENWOOD　10cmフラッシュマウントスピーカーKFC-E1056です。

まずは取付け位置のアタリを取ります。
先輩方の取付位置を参考に位置決め。
養生テープを貼り梱包箱の型紙に合わせてマジックでラインを描きました。

そのままカッターでくり抜きます。
厚めのボール紙を切るような感じです。すべてに渡ってですが、上を向いての作業なので疲れます。
くり抜いた穴の下の方に写っていますが、エアコンの配管なのかゴムの管がありました。
取付けネジとの干渉が心配。位置をもう少し上方にすればよかったかもです。

続いて配線です。
Aピラーを外してコードの束からネジネジのコードを2組（赤/白と黒/黄）探し出します。他にねじってあるコードはないのですぐにわかりました。

赤白は右側、赤が+、白が－です。
黒黄は左側、黒が+、黄が－です。
それぞれ切断してギボシを付けておきます。
切断せずに並列に分岐して増設する人もいるようですが、インピーダンス（抵抗値）がナビのアンプの適合値と合わなくなるのでやめておくのが無難です。
増設した場合のインピーダンス＝４Ω→2Ω
これに対しナビの適合インピーダンス＝4～8Ω
※2Ωでは大電流が流れすぎてアンプを焼いてしまう可能性があります。

配線通しを使ってスピーカー線をAピラーまで通して行きます。
左スピーカーの線を左スピーカーの位置までくぐらせ、2組になった線をBピラー上へ（Bピラーも外す必要あり）、助手席側を通してAピラー上へ出します。

こちらもギボシを付けてそれぞれ接続します。
スピーカー線は左右同じ線を使ったのでそれぞれに右+とか左－とかタグを付けておきました。
最後にコードをまとめて絶縁テープでぐるぐる巻きにしてAピラー内に納めます。

スピーカーを付属のスピードナットで固定して完成です。
上で説明した配管に干渉するのを避けるため少しだけビス位置をずらしたのでスピーカーが斜めに固定されることになってしまいました。
音は…まあまあって感じです。
リアシートで聞く場合、前から音が聞こえるので自然な感じです。