バランスよく使いやすい車 - ゴルフヴァリアント

過去所有

バランスよく使いやすい車

こてつもも
フォルクスワーゲン / ゴルフヴァリアント
Rライン_RHD(DSG_1.4) (2015年)
- レビュー日：2023年9月20日
- 乗車人数：５人
- 使用目的：買い物

おすすめ度： 4

デザイン：5
走行性能：4
乗り心地：3
積載性：5
燃費：2
価格：4

満足している点: どこかが特筆するほど良いわけではないが、街乗りでも高速道路でも、山道でもそこそこ走る。インテリアはオプションの本革シートでそこそこ上質。ステーションワゴンなので荷物も結構載せられる。
ACCやレーンキープシステムもそこそこ使えた。
不満な点: オプションで19インチの扁平タイヤだったせいか、ロードノイズが結構していた。
7速DSGは走り始めると軽快にシフトが変わり走りはスムーズだったが、アイドリングストップから発進する時のギクシャク感は最後までなじめなかった。
Sモードを多用し、スムーズに走らせると燃費が伸びず街乗り7、高速3で平均12Km/L位だった。
ゴルフに関わらずかもしれないが、ナビが使いにくく、ナビのガイダンスの日本語がおかしい。最初は笑ってしまった。昔、通信販売でパソコンを購入した時、コールセンターが大連にあって、そこのスタッフと話した時のような「日本語は大変上手だけど、敬語やイントネーションがどこか不自然」な感じだった。なれると気にならなくなったが。
総評: GOLFⅦヴァリアントでもR-LINEは良いと思います。足回りがしっかりしているので、走る・曲がる・止まるは安心感があります。

デザイン: 5; R-LINEのフロントマスクはスッキリしていてとても良いと思います。同じマンションにハイラインのヴァリアントを持つ人がいますが、顔つきがR-LINEの方が精悍だと感じていました。逆にリアはバンパー下部の作りがR-LINEとそれ以外は少し違うのですが、微妙な違いで所有者以外はわからないと思います。
走行性能: 4; Sモードでターボを効かせると走りは十分。ターボが効きはじめると相手がポルシェでも、多少張り合える。でもダウンサイジングターボである限界もあり、ターボが効くまでのトルクは不足気味で、高速で合流にスムーズに入るために踏み込んでも一瞬遅れることがあった。
ブレーキの利きは十分。ステアリングもしっかりとしていた。
乗り心地: 3; オプションでタイヤを19インチにアップしていたせいか、乗り心地は堅かった。乳幼児の子供を載せる車と考えると、もう少しソフトは方が良かった。
エンジンもうるさいほどではないが、そこそこの音はしていた。空気の入れ替えで窓をあけると「ボッボッボッ」と空気が脈動する音が社内に侵入してうるさかった。
積載性: 5; 7年間乗って、積載性で困ったことはない。リアシートを倒せば大抵のものが積載できて便利だった。
燃費: 2; エコモードを全く使わなかったからかもしれないことと、自宅周囲は急坂が多いこともあり、街乗りだけの時は10Km/Lを切ることもあった。もう少し伸びてほしかった。
価格: 4; ディーラー試乗車（走行2700km）にバックカメラなどの追加オプションをつけて総額350万（延長保証等すべて込み）。7年乗ってMOTAで売却したところ粘って110万円だった。R-LINEのオプション付きでなければ、この半額もいかなったのではないかと満足している。
故障経験: 一回、私の不注意でバッテリー上がりとなった。その後、ディーラーからは早めの交換を進められたが、インジケーター付いていなかったので拒否。2年くらいは動いた。インジケーターが点灯したのがちょうどお盆だったのでディーラーではなくオートバックスで純正バッテリーに交換。その後は半年置きの点検でディーラーからもバッテリーの劣化は全くないと言われていました。
故障は購入2年目に「ククッ」と低速時のカーブ等で車体が揺れるので調べてもらったらDSGの微妙なクラッチ滑りで保証交換となり、その後はスッキリとなった。
4年目くらいにエンジンスタート・ストップスイッチの接触が不安定になりディーラーに持っていったらスイッチの接触不良でこれも部品の保証ということで無償交換してくれた。