ロッキーバキュームフラップ回路の故障個所特定
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
輸入車総合相談室様!
エコノラインバキュームフラップダイアグラムをお送りくださりとても助かりました!
これを元に、不良個所特定と夢と情熱カスタム修理の実現に至りました!
2
黒いパイプラインがこのあたりに←の方向に走り、矢印の先から下方へ落ちて行くのがわかると思います。
それが、バキュームライン。負圧は水色の矢印と逆の➡側に働きます。
3
こちらは室内助手席側。
水色の〇の部分がエンジンルームからの負圧配管です。
これを探るのに、作業工程2の配管を少し引っ張るように持ち上げようとすると、この配管が反応しますので確認できました^^)
この配管は室内上部に向かっているのがわかりますが、下の写真にありますダッシュ中央の蓋の中にありますバキュームモーターへと繋がっています。
4
2つのバキュームモーターが確認できます。このモーターが、フラップを開閉し室内空調の『送風の向き』を変化させるのですが、バキューム(負圧)が届かないと動かないのです。
要するに、作業工程2の部分と作業工程4のこの間で何らかのトラブルがあり、負圧がかからないのです。
5
作業工程1のダイヤグラムで、ここに水色で囲んだ部分がエンジンルームの配管で、作業工程3の水色の〇へと繋がっています。
どうやらこの部分で負圧抜けが生じている可能性が高いことがわかりました。
6
ダイヤグラムにあるバキュームタンクの位置はこの写真のブロワーファンとすぐ右横のエアコンエバポレータハウジングの一番下に装着されているのです。
つまりそこへ到達するには、室内側からヒーターコアを外し、さらにブロワーファンとエバポレーターを外さなくてはトラブルの起きた箇所に行けないのです。
クーラントやフロンガスを抜かないと作業できないのですが、それがもっとも正しい修理方法ではあります。
但し、各ホースの接続部などの脱着は非常にリスクがあり、元の良好な調子に戻せるかわかりません。
場合によっては新品パーツ組み換えになるでしょう。
7
この写真はネット検索して発見した同様のバキュームトラブル修理紹介の方の記録を加工しております(勝手に使ってすみません)
矢印方向がバキュームタンクに接続されているはずですが、老朽化によってこのホースが抜けたりひび割れて圧がかからなくなるために起きることがおおむね判断できました。
但し、この写真にある三ツ又のチェックバルブの不良の可能性もないとは言えませんが、おおむねこの白い矢印に向かうホースのトラブルが多いようです。
しかし、この状態を見るには作業工程6のとてつもない分解を行わなければならないのです。
修理方法は他にないのか?
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