クラッチ交換（２０５，０００キロ）

２０万キロ超えましたが、クラッチは新車当時から無交換です。

少々負荷を掛けてもすべる兆候はありませんが、ミーとポイントが手前に来たことと、ヴィヴィオも２２万キロくらいで滑り始めたので、やっておいたほうがいいかなと思い、交換しました。
お友達の石屋.さんにお手伝いいただきました。

まずは恒例のインタークーラーはずしから。
タービン以降のセンターパイプを外すため、遮熱板の取り付けボルトも外します。狭いところもあるので、上からだけではなく、下からも外さなければなりません(>_<)

そのほか、ドライブシャフト、プロペラシャフト、シフトリンケージ、レリーズシリンダ、スターター、各配線コネクタ等、ミッションにつながっているものを外していきます。

このクルマはプル式のクラッチなので、レリーズベアリングがクラッチカバーに嵌っています。
レリーズフォークをベアリングから外さないと、エンジンとミッションが分離できません。セル取り付け部横の6角レンチで回せる蓋を外し、中にあるネジ穴に６ミリの適当なネジを軽くねじ込んで引っ張ると・・・フォークの支点になっているシャフトが出てきます。で、フォークを引っ張ってベアリングから外しておけばミッションが降ろせます。

ミッション、重い・・・orz

エンジン側はクラッチディスク、クラッチカバー、クランクリアオイルシール、パイロットベアリング交換します。

右側の金属のカバー、オイルセパレーターカバーというものですが、元は樹脂製です。劣化してオイル漏れの原因になるので、金属製の変更品に交換します。液体ガスケットを塗って取り付けます。

ミッション側は左右ドライブシャフトのオイルシール、プロペラシャフトのオイルシール、シフトロッドのオイルシールを交換しました。
そうそうミッション降ろせないのでできればメインシャフト（インプットシャフト）のオイルシールも交換したかったのですが、ミッションケースを割る必要があるため、時間の関係で泣く泣くスルー(T_T)
まぁまだしばらくは大丈夫でしょう・・・。

シフトロッドのシール、以前交換済み（http://minkara.carview.co.jp/userid/317532/car/255651/1708733/note.aspx）ですが、どうも失敗したらしく直っていませんでした。まぁ、ドバドバ漏れるわけではないので、そのままにしていましたが、どうせミッション降ろすならついでにと思い、再度交換しました。ミッションの後ろの部分（エクステンション）を外す必要があります。紙ガスケットが入ってるので、残ったガスケットをはがしてきれいにするのが結構大変です。

各部品の交換が終わったら、逆の手順で組み上げていきます。
レリーズベアリングはミッション側に取り付けておき、エンジンとミッションを結合してからレリーズフォーク後方に倒すとカチャッと音がして、ベアリングがクラッチカバーに嵌ったのがわかります。

２０万キロのクラッチとカバー。
まだまだ行けそうですね？！
もっとリベットが出そうになっているとか、ひどい状況を想像していていたのですが意外でした。

２日間お手伝いいただいた石屋.さん、ありがとうございました。