【実は色々な方に聞かれるので】ブレーキリザーバータンクフタ(キャップ)関連の件をまとめてみました。
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
<最近、聞かれたりします。この件>
・最近,メガーヌに興味を持ってくださってる方,実際に愛車としたユーザー様が増えているようです.偶然に出会ってお声がけしてくださった方もおり,非常に嬉しい限りです(^^♪
・で,サーキットでボンネットを開けていると,このブレーキ周りの件を,必ずと言っていいほど良く聞かれます.それは,あれだけ覆っていると…笑.
・みんカラでも,たまに問い合わせを受けたりします.ブレーキ周りは,やはり怖いですよね.自分もここ一度やってから,本気で踏めない時期がちょっとだけありました💦
・そんなこともあり,今回の記事は,この件を簡潔にまとめてみようと思います.
2
■現象
・ブレーキリザーバータンクのフタ(キャップ)が割れる.もしくは酷くシール能力が落ちて,ブレーキフルードが大量に漏れる.
■予兆
・タンクのキャップが締めても回ってしまう
・フルードが異常に漏れる
■要因(推測)
・タービンが近すぎることによる強い熱害
■損傷の部位
・ブレーキリザーバータンクのキャップ,もしくはブレーキリザーバータンクの口部分
(推測)
・ふた,タンクどちらが悪いかと言われると,こんなことになる要因は大きく分けて2つだと思います.
①右ハンドル車特有のタービンㇾイアウト
そもそもですが,ブレーキの樹脂部品に欠陥があるとかそういう訳では無く,右ハンドル車特有のレイアウトに問題があります.樹脂部品ってそもそもどんなに頑張っても,約100℃~150℃くらいのダメージが続くと,結構短い時間……場合によっては数か月単位で歪みが酷く出てきます.
表面温度が平気で数百度に達するタービンの近くで,ブレーキリザーバータンクのキャップに思いきり輻射熱がかかるような状態です(ちなみに普通の高速道路で走った後に測っても,タンク周りは100℃くらいに達します).
それは逝くの当たり前…というかメガーヌIVが販売し終わった後くらいから,普通の使い方でもこのトラブル頻発するのでは?と勝手に不安に思っています.
②ブレーキリザーバータンクのシールが微妙…
タンクのフタの裏側を見ていただくと,平坦なゴムシールがいるのですが,これが微妙な気がしています。。
というのも,国内車は,フタのねじ部(?)側にリングシールがいたり,フタ側のシールにしっかりガイドや溝が切ってあり(日産車とか確かフタ側だったような?),シール性能に対してしっかり配慮してくれています.
しかし,ルノー車のこのシールは,ただゴムをかましてあるような感じです.これだけでは,なかなか厳しいんじゃないか?というのがショップのスタッフ方と推測した結果になっています.
■解決方法
①まずは部品交換
・まずはタンクのキャップを交換してみてください.それでもキャップが回ってしまう場合や大量に漏れてしまう場合は,残念ながら,タンク側を疑う,もしくはシール側が新しくてまだ馴染んでいないと考えられます.
・あとは単純に,結構キツめに締めてみると,実はまだ締め込めたり…なんかもあります(個人的にこれありました).
②リザーバータンクカバーで熱害対策
・輻射熱対策&フルードの漏れ対策のため,タンクカバーを推奨します(サーキットユースで無くても場合によってはアリかも).オススメは大きくて布が厚いやつです.
・あまりにサイズが合わなくてキツいものをつけると,その圧力で微妙にひずんで漏れることも考えられるはずだと思っています.(ほんのちょこっとでもひずんでしまえば,シール性能が低下)
③遮熱プレート
・遮熱プレートを延長するように作成するのも手です.自分はこれをメインにやっています.
④遮熱シール貼り付け
・チューニングで良く良くお世話になる,金色の遮熱シールを貼るという方法です.
・自分は,下の記事を見て『キャップに遮熱シール貼れば良いじゃん!』となり,キャップに金色の遮熱シールを貼っています.
https://minkara.carview.co.jp/userid/692412/car/2918843/5950712/note.aspx
●Wolfey様記事参照
⑤キャップ換装
・メッセージや記事を見るまで,自分の頭には全くなかった方法.寸法が合う金属製のフタに変えてしまうという大胆な方法です.見た目もクールでバッチリです.
https://minkara.carview.co.jp/userid/3250335/car/2931838/11528659/parts.aspx
●まくおちゃん様記事参照
3
■個人的に好みのタンクカバー
・今はこちらのオクヤマ製タンクカバーを使っています.これ大きい+バンドでは無く,本当にカバーとなっています.
・遮熱シール貼り付け+タンクカバー+遮熱プレートの3重で対策中です.これで滲みもほぼありません(ごくたまに滲む程度.国産車はほぼ滲む症状ってないので,こういう所はやはり国産車優秀ですよね…).
■株式会社オクヤマ
http://www.carbing.co.jp/japan/products/original/detail/3803102.shtml
ひとまず,こんな感じでザックリまとめてみました.
『こんな対策もあるよ!』や『これってどうなるの?』という事があれば,コメントいただけますと幸いです.
『内容薄くね?』は,このレベル感が私の限界ですので,ご容赦ください。。
※Wolfey様,まくおちゃん様
勝手ながら記事を引用させていただきました.申し訳ありません.お許しいただけますと幸いです...
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