ノーマルシート補修 その1
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
エキシージS2のノーマルシート。
現状、左右ともにBRIDEのZODIAが付いているんだけど…
運転している本人はそのタイトなホールド感に満足しているものの、助手席に乗る人にとっては苦行なようで(笑)
サーキット走行などする予定もないので、助手席くらいはもうちょいライトな感じでいいんじゃないの?と思い始めた。
2
で、車両引き取り時に一応引き取ってきたノーマルシート(助手席側)を発掘してみたものの、エリーゼ/エキシージあるあるでシートの表皮は微妙にダラーンとなって、なんかイマイチ。
3
おまけにランバーサポートの風船を膨らますポンプのホースが硬化してて、折れてしまった。同時に心も折れた(笑)
4
イマイチなシート表皮は仕方ないけど、ランバーサポートの風船が膨らませないのは何とかしないと…折れたホースを取り替えるためにどうなってんだろ?と構造を確認すると、シート表皮全体はシェルにボンドで貼り付けてあるという構造。
ロータスらしいなぁ…と感心しながら、風船側が見えるところまで剥がしていくと、風船側の付け根も折れてしまった(爆)
5
ちなみに、ノーマルのシートを張り替えとかの業者さんとかないかな?と軽く探してみても「直すより買った方が安い」という返答が多かった。
一軒、親切なショップさんがS3用のノーマルシートを取り寄せることは可能という回答をくれたので、見積もりを取ったところ…1脚46万円とのこと。
S3用のノーマルシートはカッコいいので、純正シートがいいなぁと思う自分としては欲しかったんだけど、さすがに46万円という値段を聞いたら断念した。
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代わりにRECAROのRC Sってモデルもカッコいいので、これとレールのセットで再見積もりしてもらうことに。
7
再見積もりを待つ間、手元にあるボロいシートをダメ元で更にバラしてみると、背中や座面に入っていたであろう薄いスポンジは粉になっており、しかもサラサラの粉ではなくベトベトした粉になってしまっていた。
「これは捨てるしかないか」と、諦めつつベトベトになった手を洗うと、水道水であっさり落ちることに気付く。
「お!じゃ生地ごと水洗いすりゃベトベトの粉は落ちるんじゃね?」と、高圧洗浄機でガンガンすすいで陰干しすること2日。
とりあえずベトベトの粉は無くなった。
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ベトベトの粉は無くなったものの、よりペナペナ感の増したシート表皮(笑)
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裏面はこんな感じ。
細長い袋状になったところに、元は薄いスポンジが入ってたわけで…というか、スポンジがサンドイッチされた生地にステッチを縫い込んでという造りだった模様。
細長い袋状のところに、細く切ったスポンジを差し込めば、少しは元の状態に近付けるかな?と考えたけど、フニャフニャのスポンジを細い袋状のところに差し込む手立てが考え付かずモヤモヤ。
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モヤモヤしながら迎えたお盆休み。
盆休みに必要なものを買いにホームセンターに行くと、ふと目に止まったのがコレ。
フローリングの床に敷く毛足の短いマットで、30cm角で厚みは4ミリくらいかな?9枚入りで1000円ちょっと。
コレを切って差し込めば、ソレっぽくなるかね〜?なんて思いついた。
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表面。いかにもマット。
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裏面。白いラインは滑り止め加工がしてあるところ。保護用のビニールを剥がすと、少し滑り止めっぽい感じになるようで、これも今回の用途にゃ好都合かな?といいように解釈。
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こんな感じで左右から差し込む。
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手で差し込んでいっても滑りにくくてなかなか入ってくれない場合もあり、モノサシの力を借りてチマチマと…
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作業すること1時間強。
全部の袋にマットを差し込み終えた図。
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さりげなくコンモリとして、ペナペナ感はだいぶ良くなったかなと自己満足。
まだランバーサポートの風船ホースの代替品を探したり、シートシェル側にもマットを仕込む作業とか盛りだくさんなんだけど、とりあえず背中と座面の部分のなんちゃって補修まで進めたところで今日は終わりに。
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