Motive Products POWER BLEEDER
ヨーロッパ パワーブレーキブリーダーキットを購入。軒並みの欧州車対応の加圧式ブリーダー。タンクにフルード入れてポンプで加圧しておけば、エア抜きで減った分量が適時自動で圧送されるしくみ。なのでリザーバーの残量気にする必要無いし、何せ一人で作業する際にキャリパーのブリーダープラグの開け閉めだけに専念すればよいので作業効率各段にUP。ガーデニングとかで使う噴霧器と原理は同じなので、世の中には噴霧器改造してやってる強者もいらっしゃいますが、改造の手間と費用考えたらそんなに変わらないので、今回BMWとか欧州系ディーラーでも使用しているPower Bleederを購入。
これまではほぼ毎月、フット式でエア抜きやってたけど、これで大幅作業効率UP。サーキットの現場でも一人で作業可能になる。
先日オリンピック明けのFSWで鬼ブレーキで実験したので、今回初めてこのPower Bleederでエア抜き実施。
物理学的にも、負圧やフット式で抜くよりも、加圧で抜いた方が確実だと思うし、何せこれであれば一人で確実にエア抜きが出来るし大変作業効率も良い。
ホースの継手は作業効率の観点から、SK11のワンタッチ式(空圧用)に交換済み。
M4 RSの問題多いブレーキリザーバータンクにも確実に締まり、全く漏れなく作業ができる。但しM4の場合キャップの締め過ぎには注意。キャップ&タンクの不治の病でフルードの漏れが標準仕様のM4なので、癖でガチガチに締めちゃうんだが、最初実験でフルード入れずに規定の1.5barで密閉されてるか実験したところ、キャリパーのブリーダープラグ弱めた途端、このPower Bleederのキャップがポン!!という音と共にスッポ抜けた(笑)。なので、このPower Bleederのキャップは、ラバーシールが当たる程度の締結力でフルードは全く漏れないので締め過ぎには要注意。フルード入れててスッポ抜けたらシャレにならんので(笑)。
フット式の様な朝一番の立ち小便如く勢い良くは出ず、頻尿の様な出方 という表現が最適か(-_-;)。ブリーダープラグ弱めると確実にチョロチョロ出てくるので、噛んだエアーの確認もし易く、勝手に押されて出てくるので逆止弁も必要無く大変確実で効率的。
フルード全交換となるとそれなりの時間はかかるでしょうが、トコロテン式でエア抜きする程度であれば、ブリーダープラグ緩めて放尿する時間は20秒もあれば十分。自分は月一で頻繁にやってるのでエア噛みチェックだけであれば4輪計で500ml位の消費量に抑えられる。普通はブリーダー開けた最初だけ少し細かいバブルが少し出てくるだけ。高級なRF650を愛用してるのでお財布に優しくなる。一度1.5Barまで加圧しておけば、全交換でも余裕で簡単に2輪分(1Lくらい?)は行けるでしょう。1Bar近くまで下がったら10回ほどシコシコ加圧するだけなので4輪全交換でも手間はかからない。近々セカンドカーの方で全交換を予定。
自分の様に頻繁にサーキット走る人は一つ持っておいて絶対損はありませんね。
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リザーバー念のためウエスで保護。足回りのチェックで途中1時間位このまま放置したが全く漏れ無く減圧無し
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作業の途中の一コマ。スパナ緩めるだけでチョロチョロ出る。付属のオマケホースは短すぎだね~。
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SK11 DSLソケット&プラグへ交換。これは是非お薦めの改造。
購入価格 | 10,671 円 |
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入手ルート | ネットショッピング(Amazon) ※https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0002KM5L0/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o04_s00?ie=UTF8&psc=1 |
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レビュー履歴 | 最新 (2021/10/09)のレビューを見る
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