自作フルフラットベース⑬部材収納“匣”の隠しワザ
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
前回作ったこの“匣”には、背面センターパネル収納のほか、後付けで思いついた隠し機能やギミックがいろいろと仕込んであります。
それに絡み使う部材はこれだけです。150mm桐板400円のほかは、サイドパネルと以前の整備手帳「リアゲートパネルの活用 その1」でRAMマウント用に試作した小テーブルを再々カットした板で、追加出費はありません。
2
まずは扉裏。このヘンな図柄のステッカー、中に納める順序と配置を示したもので、使いあぐねて眠っていた色のステッカーシートを使用。
3
“匣”自体、ぎりぎりの寸法で作っています。やみくもに突っ込んでは収まりきらず無駄に時間がかかったり、大切な部材を壊したりする恐れがあるため追加したガイドです。あと、天板などに見える木っ端がカギになります。
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この手順通りに積んでゆけばきっちり収まりますし、隙間にはまだ余った小物くらいなら入れ込むことができますʭ~(´・∀・`)。
ちなみにこの手順をみつけるのに、3時間ほどかかっています。私のような平凡な知能指数のそれも老年に差し掛かったものには、まるで知恵の輪のようでした(σ・з・`)…。
とにかくジムニーの場合は、いかに「車中泊中・移動中どちらも」スペースを無駄なく使うかだ、と考えました。
5
というのも、これ自体そこそこ嵩張るものでして、中身を使っている(=フラットにしている)間はもてあますことになります。そこで、横にしてリアテーブルの上に乗せ、簡易のサイドチェストとして使えるようにしてあります。マジックテープがきつくて開けにくいのは、養生テープなどを貼って解決。左右どちらでもOKで、置いた側のリアウインドウは上だけの簡単な目隠しですみます。
6
但し、閉じているときはいいものの、窓の向こうから入っているものが見られてしまうことに(´⊙ω⊙`)。
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対策として、背面隠しにサイドパネルを使います。
もともと⑧でご紹介したように、使っている間ズレないようマジックテープを貼ってあり、それを流用します。パネルに合わせて背面にも固定用テープを貼って、念のため逆側にもひとつ追加しました。
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固定するとこうなります。妙に斜めになっているのには理由があります。
9
パネルをズレ防止に追加したストッパーにあわせて固定しているからで、内側にはストッパーが水平に顔を出すことになります。ここで先ほどちらりと触れた木っ端たちが登場!
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手前側の天板と底板にタテヨコ水平がとれるよう貼った端材が支えになり、もう一枚のサイドパネルを乗せると棚板になる寸法です。下段に乗っているエクストラ板を追加したことで、使わない部材を収納するなど、いろいろパターンが変えられます。
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ベッドを組むときサイドパネルは取り出しますので、エクストラ板を棚板にします。
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その場合は、裏返してプライバシーを確保。この状態で簡単な物入れになりますし、板を下段におろせば寝ている間も開いた穴から簡単にいらないモノを放り込めます。外の悪者たちには例の猛鳥が睨みを効かせてくれますしね(横向きだけど)。
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また立てて使うときはここにも木っ端を貼ってあり、真ん中に棚を入れて本当の岡持ちよろしく簡単な物入れとして使えます。エクストラの板にもマジックテープの受けを貼りつけてあり、背面隠しになります。リユースしたこの棚板もエクストラの板も、部材やマットと一緒に収納します。
なお板の端を欠いているのは、チェストとして使うとき、底に納めておけるようにです。
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これらの端材位置を示した図、参考までにセンターパネルとサイドパネルも透過させておきました。赤い小さな部分が支えの木っ端です。
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タテヨコいずれの使い方でも車内は窮屈になるものの、ジムニーはフルフラットとの引き換えで、ふたり寝の場合ほぼ水平空間にスペースがなくなるため、サイドテーブルを含め、結構意味が出てくるかもです。それに使う手がないと、ただの邪魔なカラバコですので。
さてもう少しです。⑭では、小ネタで運搬・保管時に重宝しそうな、こちらも余り物だけでつくった簡単な部材をご紹介します。
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