自作フルフラットベース⑫補助部材の整理 “匣”
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
ここまでで、フルフラットのためのパネルはすべて作りました。まとめるとこうなります。初期のセットに比べればずいぶんシンプルにはなりました。またマットは、基底材の隙間に突っ込めばなんとかなります。
2
しかし追加で作ったモノたちは形がさまざまで、どれも凹凸があるため始末が悪く、何かに入れようとするとLサイズのTHORでも収まらず、効率がすこぶるよろしくありません。
で、勝手に思いついたダッシュ下パネルからの京極堂つながりで、ピッタリサイズの“匣”をつくってやろうと考えました。
3
設計図です。部材たち同様、完全オリジナルということもあって、この図面を引くだけに、丸2日くらいかかっています(´ε`;)…。
イメージとしてはソバ屋さんの「岡持ち」のような感じです。
右上背面図にあるカギ型の切り出しがキモ。
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柱は、残っている補強脚用のSPF。取っ手部分は基底材のハンドルと同様の端材です。ほか3面と天・底板、それに周辺の小物のみの追加購入で約2000円でした。
SPFを四隅と要所に、取っ手の来る裏には補強用の余り材を置いてそれぞれ接着。
5
これに背面の板、作った取っ手をねじ止めします。表には基底材の残りの13mm材で扉を作ります。
さて背面の切込みですが、このためでした。
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一本横に寝かせていたセンターパネルの脚の方向を縦に統一させました。これに切込みの幅を合わせます。作図もたつきのもうひとつのワケは、このあたりの最適な寸法を出すのに手間取ったからでした。なお予防保全に、前方にも補強プレートを追加しています。おおよそ800円です。この部分をいなすため、“匣”への背面切込みもあわせて追加。
実際に納めた画像がこちら。
7
苦労の甲斐あって、きれいに収まっています。
寸法は本当にぎりぎりだったため、保管時の皿ネジ保護と緩衝もかねてハンドル裏の補強材に溝を掘りゴムを当てています。
下のほうに見えるのが追加した「いなし」です。想定より遊びが足りず、右端だけなべネジで逃げています(σ・з・`)…。
8
内寸はサイドパネルの高さとピッタリで、周りにはまだ少し余裕があります。
そこにマットをできるだけ詰め込んでやります。マットの半分くらいは入れられます。小説を読んでいない方は何のことだかでしょうが、これなら久保も納得してくれるかな、と。
で、扉をしめますと…
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ご覧のようにすっきりとまとまって納められました。パネルの底は尻をそろえて、ベルトを巻けば自立させたりこのまま運んだりできます。
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このため天板にはボルトの乗るあたりにクッションを貼り付けてあります。運搬時、センターパネルがバタつくことはありませんし、音が出ることもありません。
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それから、蝶番にも防音テープを貼り、間違って車体などを傷つけないよう養生してあります。
ただ、あまりに面白みのない棺桶のような外観になってしまいましたので、ステッカーを追加しました。
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娘のアイディアをパクり、自前のTシャツ用に作ったデザインです。作りたてのスツールをかじってくれた、アイツです。委細は省きますが、基底材も餌食になっています( ̄Д ̄;)!!。まったく中身と関係ないんですが、開けると出てきそうでしょう? 脇は雰囲気で梵字、ちなみに私と家族の干支を両面に貼っています。ま、ご愛敬で(*´∀`*)
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実は一見、部材をまとめるだけのびっくり箱のような“匣”には、スツールや基底材と同じくいろいろな隠しワザを仕込んでいます。そこまでご紹介しようと思ったら、案の定、長くなってしまいました。それは、⑬で。
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