飯田市の交差点はヨーロッパのようなラウンドアバウトだった

　平日休みの昨日、18切符で、当地のローカル線「飯田線」に乗り、初めてその名の通りの飯田市へ行ってみました。
　電車としての飯田線はなじみがあっても、当の飯田には行ったことがないので、ぜひ一度行ってみようと計画しました。
６：００の始発で豊橋を出発。

わずか、2両ですが、各車両に10人程度。乗っているのは、仕事の方が半分、同じような人が半分と行ったところです。
　秘境駅の「小和田」を通過し、乗り替えの天竜峡。さらに飯田で乗り換え、約4時間。やっと元善光寺へ。
　　ここには、国宝の涅槃像があるというので、まずはありがたく参拝。平日ということもあり、ほぼ貸し切り状態でした。

お戒壇巡りがあり、狭い真っ暗の闇の中を手探りで進み、御本尊様の真下に位置する「御錠前」に触れることで、仏様とより深いご縁を結ぶというありがたいものがありました。せっかくなので、挑戦しましたが、道はかなり長く、怖くなってしまいました。（死後の世界は、このような真っ暗闇の中を永遠に漂い続けるのかな？？というと思ったりしました）
　内部は撮影禁止ですが、宝物館があり、400円。
せっかくなので、入ってみました。ここは完全に貸し切り状態。ありがたさの意味はよく分かりませんが、ご利益があればうれしいです。
　このあたりの車のﾅﾝﾊﾞｰを見ると、「松本」ナンバー、松本市までは、かなりの距離がありそうなので、ここに住んでいたら、ユーザー車検は大変だろうなどど思いました。
そして、民間車検ではない車検の車をかなり遠くまで往復しなければならないだろうが、代行手数料はいくらなのだろう？？





　１１：３０ころに、飯田へ戻り、駅周辺で昼食場所を探しながら、無料動物園があるという方向へ歩くが、コンビニすら見当たらない。
　スマホの検索で食べ物やを探すと近くに再開発地域があり、そこの店に入り、750円のランチ。その隣は、まだ正午前だというのに、行列のできる中華料理店でした。



その後、動物園に行ってみるが、コンパクトなのに、動物の数は意外と多く、平日なのに、結構にぎやかでした。
ちょうど、その時、ペンギンの餌やりタイムやミニブタショーがあり、幼児にも人気でした。

　


　その後、リンゴ並木や桜並木を散策していくと、その先に、日本では見たことのない、

「ラウンドアバウト」方式と言われる、信号のない、理想的な交差点がありました。

しかも、2か所も。



　徐行しながら交差点に入るのですが、止まれではなく、「ゆずる」とありました。
待ち時間はなく、CO2も減る。そして、事故は０だとか。






　以前、ヨーロッパに旅行に行ったときは、郊外の交差点はほとんどこのやり方で、信号無し。日本でも取り入れればいいのにと思ったが、すでにここでは2010年にこの方式にしたようです。
　当地の古い写真を見ると、国１の交差点が、昭和30年代は信号がないだけなのかも知れませんが、そのように見えます


　その後、天竜峡で下車し、次の電車が来るまでお勧め散策コースへ。

　２ｋでゆっくり歩いて1時間とありましたが、実際にはゆっくり歩いたつもりなのに、約30分で回ってしまい、1時間も余ってしまいましたが、もう1周歩く体力はありませんでした。










平常の喧騒を離れ、時間がゆっくり流れている1日でした。

久しぶりの絶景でした。

ここも桜が満開でした。