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2022年07月23日 イイね!

天体撮影支援アプリ「ステラリウム有料版」を導入

天体撮影支援アプリ「ステラリウム有料版」を導入天体撮影に便利なスマフォアプリ「ステラリウム有料版」を導入してみました。

天体撮影に便利なアプリは多数あると思いますが今回こちらを選んだ理由は「視野・写野シュミレータ」の機能です。
鏡筒、カメラ、アイピース、バローレンズやレデューサーやエクステンダーなどの補正レンズ、等それらを使用した際に実際の視野や写野を再現してくれます。
同様な機能はパソコンソフトのステラナビゲーター(lightも?)にもあるかと思いますが「天体撮影の現場で手軽にスマフォで使用する」事を目的として今回こちらを選択しました。
費用はステラナビゲーターlightの半分程度だったかな?
しかし実際に使用してみると、ちゃんと使用出来ますがクセ強めです。
そこを上手く操作出来ればなかなか良いアプリだと思いました。


天体撮影で便利な各ラインを表示する、↓

↑、各ラインの項目

↑、「方位角」を選択。撮影対象の位置と高度を示すのに便利。

↑、「赤道座標」を選択。天体写真は天の北(北極星)が上になるように撮影する慣習があるので表示された青いラインに縦横を合わせて撮影すると構図合わせがしやすい。

↑、「方位角」「赤道座標」の両方を表示。この状態で撮影シュミレーションがしやすい。


先日撮影の三裂星雲&干潟星雲、↓

↑、実際の撮影写真。縦構図ノントリミング。
では、横構図にして干潟星雲の左のHD166107付近も写野に収める事は可能であるかシュミレーションしてみる。

↑、望遠鏡にevostar72ediiを選択。

↑、鏡筒evostar72ediiの焦点距離と口径を入力。
*注、この時に焦点距離0㎜を選択するとバグってしまいevostar72ediiのアイコンが開けなくなります。また、不良アイコンになってしまいアイコン削除も出来なくなります。現在対応策が不明の為、復帰にはステラリウムのアプリをスマフォから削除して再度スマフォにインストールし直す方法で対応している。焦点距離入力にはご注意下さい。

↑、使用するカメラのセンサー情報の入力。センサーサイズはカタログ値を入力。不明なパラメータは今回デフォルト。でも、おおむねOKな感じでした。
*注、バグりが怖いので「0」とかあり得ない数値の入力は避けた方が良いかも。

↑、レデューサーの数値を入力。
*注、バグりが怖いので「0」とかあり得ない数値の入力は避けた方が良いかも。実際ここで「0」を入力することバグります。このアイコンが死にます。死んだアイコンは削除できません。復帰にはアプリの削除&再インストールとなります。ご注意下さい。今後のアップデートで改善を期待する。
登録した、鏡筒、カメラ、補正レンズ、は自由に組み合わせてシュミレーション可能。素晴らしい。

↑、シュミレーションの結果、鏡筒evostar72edii、0.85×レデューサー、カメラ X-A5、の写野に横構図で上手く収まる様です。来シーズンにまた横構図にて挑戦してみよう。


では、短焦点のevostar72ediiで小さい対象の系外銀河を撮影シュミレーションしてみる。
鏡筒はevostar72ediiでカメラは、↓

↑、カメラはasi224mc。解像では不利かもしれませんが、センサーサイズが小さいので短焦点の光学系でも大きく写せる。焦点距離の長い光学系はデカイ高いのでこの選択もアリかなぁ。F値も稼げるし。

↑、回転花火銀河を、evostar72edii、asi224mcでシュミレーション。補正レンズ無しでF5.8。

↑、回転花火銀河を、evostar72edii、asi224mc、アメリカンサイズ0.5×フォーカルレデューサーでシュミレーション。F2.9になるのか?まだ実際に撮影した事はない。今後検証したい。電子観望なら問題ないと思うが、写真作品としての画質が気になる。


さて、天体の検索機能は?
今一歩です。
理由、カバー率は良いが検索にはコツがいる。

例①、「三裂星雲」
「さ」→検索失敗
「サ」→検索失敗
「三」→検索OK
「m20」→検索OK
「m」→検索OK
「NGC 6514」→検索OK
と、言う結果になりました。

では、マニアック対象は?
例②、フライングバット星雲
「ふ」→検索失敗
「フ」→検索失敗
「フライングバット」→検索失敗
「F」→検索失敗
「Fly」→検索失敗
「Sh2-129」→検索OK

↑、薄いがアプリ内で確認可能

次もマニアックな対象。
例③、ミルクポット星雲
「み」→検索失敗
「みるく」→検索失敗
「ミ」→検索失敗
「ミルク」→検索失敗
「ミルクポット」→検索失敗
「Sh2-308」→検索OK

↑、アプリ内で姿は確認出来ず。

こんな感じでした。

おまけ
光学系、カメラ、の視野写野シュミレーションが出来るので機材購入検討の際にも役に立ちます。
Posted at 2022/07/23 10:17:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 天体観測 | 趣味
2022年07月13日 イイね!

惑星観測・機材テスト

最近また「月」「惑星」を撮影したくなりました。

と言う訳で、最近ご無沙汰していた機材を鉄塔相手にテストする。





BKP130
Kenko UV N
AstroStreet×2.5バローレンズ
AstroStreet×3バローレンズ
AstroStreet×5バローレンズ
asi224mc
asi224mc付属IRカットフィルター
SharpCap
ステライメージ8
※架台、コントローラー、ガイド、は省略


↑、48mmのフィルターが付かない。
つける時はセロハンテープにて固定。
アメリカンサイズのフィルターを新たに購入するのも面倒くさい場合は既存のフィルターをテープにて固定可能。


↑、asi224mcにIRカットフィルターも付けてみた。
惑星撮影では付けるべきなのか?
Hαを放つ星雲ではどうするのか?
よくわかりません。
よって今後経験則に基づいて判断してみよう。
天体撮影用シーモスに詳しい方、よろしければ教えてください。


↑、バローレンズはEDにこだわった。
以前、アイピース使用での拡大撮影では色収差が出てしまったので今回はEDにこだわった。
接眼部は長さを2種用意。
×2.5はショートタイプの接眼部でないと合焦しなかった。
他はどちらもOK。


↑、コンポジットのみの写真。
×3バローレンズ使用。
動画にて1000フレーム撮影→良画像100フレームをステライメージ8でコンポジット。


↑、作品
レベル調整、トーンカーブ、マルチバンドスターシャープ、等。
惑星撮影では写野中心部のみなのでフラット補正の必要はないかも。
今回の写野では目立った周辺減光は無くフラット補正はせず。
ニュートン反射の周辺コマ収差は写野中心の惑星には影響は無いかも。
今後、この機材で「電子観望」「小さい星雲撮影」「系外銀河撮影」「惑星状星雲撮影」等やりたい事が多くあると再確認した。
ちなみに、コマ収差を補正するコマコレクター、アメリカンサイズ×0.5レデューサー、があるので小型センサーのasi224mcでもっと遊んでみよう。


↑、コンポジットのみの写真。
×5バローレンズ使用。
内容は上に同じ。


↑、作品
×5バローレンズ使用。
内容は上に同じ。
Posted at 2022/07/13 10:43:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 天体観測 | 趣味
2022年07月07日 イイね!

房総方面、天体撮影「三裂星雲&干潟星雲」

房総方面、天体撮影「三裂星雲&干潟星雲」


2022.06.28、房総方面にて天体撮影をしました。

撮影対象は「三裂星雲&干潟星雲」です。

高度の低い南天の対象で都市光害を避けるためにどうしても房総or伊豆方面で撮影したいと思っていました。

しかし、休日、月明かり、天候、等々なかなか撮影チャンスに恵まれません。

そんな感じで悶々とした日々を過ごす間にも撮影シーズンは過ぎ去ってしまう。

今現在(7/7)いちばん高々度の時間は22:30頃、その後は沈んで行く。

天体撮影をしていると0時くらいから大気温度が下がり大気中の水蒸気が露点に達し夜露が降下する頃に空がスコーンとクリアに晴れる事が多い。

と言う事は「三裂星雲&干潟星雲」は撮影においてシーズンを終えようとしていると感じている。

夏至に近いシーズンは薄明開始時刻も早くなる。
(7/7現在、天文薄明は東京で約2時45分)

またこの時期は日本は梅雨でもある。

なかなか簡単には撮影させてもらえません。

と、言う訳で前々から計画が必要となる。

「三裂星雲&干潟星雲」の撮影プランは、3月からアプローチして、4月から実行を考え、6月末には撮影を終えたい。

今回の撮影チャンスは本当にラッキーでした。

俺は本当に幸せ。



↑、SCWの予報
南房総方面はイケそうな予報。
と言う訳で房総方面に撮影に行く事となる。



↑、作品、2022.06.28.00:41、「三裂星雲&干潟星雲」
ステライメージ8詳細編集モードコンポジット
トリミングなし


↑、作品、2022.06.28.00:41、「三裂星雲&干潟星雲」
ステライメージ8詳細編集モードコンポジット
トリミングあり


↑、作品、2022.06.28.00:41、「三裂星雲&干潟星雲」
ステライメージ8詳細編集モードコンポジット
もっとトリミングあり


↑、上記のRGBヒストグラム。



↑、作品、2022.06.28.00:41、「三裂星雲&干潟星雲」
ステライメージ8自動コンポジットパネルでのコンポジット
トリミングなし


↑、作品、2022.06.28.00:41、「三裂星雲&干潟星雲」
ステライメージ8自動コンポジットパネルでのコンポジット
トリミングあり


↑、作品、2022.06.28.00:41、「三裂星雲&干潟星雲」
ステライメージ8自動コンポジットパネルでのコンポジット
もっとトリミングあり


↑、上記のRGBヒストグラム。


[撮影対象] 「三裂星雲&干潟星雲」
[撮影日時] 2022.06.28.00:41~
[撮影地] 房総半島
[撮影機材]
EQ5
SS-OEN Auto Guider Pro
SS-OEN Auto Guider Pro 無線コントロール
SS-OEN オートガイド120ミリレンズセット
Evostar72EDⅡ
専用レデューサー(使用時、357ミリ、F4.9)
kenko MC UV N (UVカットフィルター)
X-A5
ステライメージ8
[撮影方法] 直焦点撮影、オートガイド、ディザリング
[露出] ISO1600 240秒 10枚 総露出時間40分
[画像処理] JPEG コンポジット フラット補正 諧調




↑、撮影開始時の元写真&ヒストグラム。
結構真っ白で「やっちゃったかな?」と言う露出になってしまった。
でも修正してる時間がもったいない。
このまま行って後で対処しよう。



↑、撮影終了時の元写真&ヒストグラム。
地平線に沈むギリギリの撮影。


↑、ステライメージ8にてコンポジット
元写真が明る過ぎた為に失敗。
これはステライメージ8「詳細編集モード」「自動コンポジットパネル」でも同様の結果となった。
そこで対処法は、
「詳細編集モード」の場合は全ての元写真をレベル調整にて暗くする、
「自動コンポジットパネル」の場合は諧調調整のレベル調整にチェックを入れる、
で、対応可能。


↑、以上の対応にて無事にコンポジットされた画像
(自動コンポジットパネルでのコンポジット)


↑、それをレベル調整にて極限まで強調してみる。
割と早く限界を迎えそうな予感。



↑、そこでフラット補正にて対応。
今回は、最近は面倒くさいのでそこそこの仕上がりで良いので、「ソフトビニングフラット補正」をする。
YouTube動画やブログ化されています。
説明編とコツ編がございます。
合わせてご覧になるとより上手く仕上がります。


↑、ソフトビニングフラット補正済みの画像


↑、それをレベル調整にて極限まで強調してみる。
限界域をより延ばせそうな予感。
周辺減光と色ムラに注目。
より強い強調処理に耐えて星雲をあぶり出してもきっと見栄えのする天体写真に仕上がる事でしょう。
と言うわけで今回の作品に仕上げる事が出来ました。


↑、最近の悩み「ノンフィルター撮影にて青~紫ボケ気味でクリア感に欠ける」点はUVカットフィルターにて対応。
かつてノンフィルター撮影にて「アンドロメダ銀河」「サドル付近」を撮影しましたがイマイチな仕上がりでした。
光学系や画像処理に問題があるかは不明です。
今回は上手く行った感触でした。
各方面よりフィルター使用の撮影にてご意見ございますが、フィルターのメリットデメリットを理解して「有効に」「天体撮影を手軽に」楽しめればと思ってます。
雑誌のフォトコンテストだの、お堅い方々の意見だの、偏見だのは、あまり興味がありません。
本人がそれなりに満足出来ればそれで良い、本人がそれなりに納得できればそれで良い、とのスタンスでやってます。
でも、専門家が言うような「良さ」に気付ける様になった時はまた話は変って来るでしょう。
まだ「違いのわかる男」ではないので。


↑、今回の撮影でもSS-OENオートガイダープロのオートガイドは安定している様です。
毎度毎度、開発者の「ほんまかさん」本当にありがとうございます。
ユーザーとしてはとても満足しています。
興味のある方は「ほんまかさん」のYouTube動画でご覧になれます。



↑、最近の物価高にあらがうかのように今回もミライースは燃費良く走ってくれました。
季節的に熱くなってきたので道中はフルエアコン稼働&ちょっとした休憩&フル一般道にもかかわらず良い燃費でした。
エコ運転を心掛けています。

さて、天体撮影は機材購入や遠征費用等何かと出費がかさみます。
遠征費用は「ミライースによるガソリン代節約」「飲食持参、又は、スーパーのお弁当」にてガソリン代+1500~2000円で賄ってます。
自宅は千葉県なので伊豆&長野方面の遠征には高速使用想定となりますのでなかなか厳しい。
より明るい&より収差の少ない光学系、等、必要&欲しい物は沢山ありますがなかなか厳しい。
でも限られた予算を上手く生かしきる事もまた楽しい。
Posted at 2022/07/07 12:11:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 天体写真 | 趣味

プロフィール

「@じゃこうねこ EDGE HDで捉えた作例も興味あり。さて、フィルターは当初スターリーナイトでしたが2インチ接眼分装着でシビアなクリアランスには不可。そこでUVカット。銀河撮影は暗い夜空で広い波長を捉えたかったので結果良かったか。ブレコマも使用したコンポジットは甘いが許容範囲か。」
何シテル?   05/17 00:29
趣味で天体撮影とキャンプをしています。
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