目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
長男の大学の自動車部が溶接機を新調したらしいので、お払い箱になった古いのをもらってきてもらいましたw
アストロのMIG溶接機なんですが、ワイヤー押し出すモーターが回らないそうです、、、
アーク自体はうまく行ってたらしいので、修理します♪
2
メイン基盤はちっちゃいですw
最初はカプラーの接点不良かな?と磨いてみましたがうんともすんとも、、、
3
基盤降ろして、ちゃんとやりますw
プリント配線の接着が弱くて(古いから?)、ちょっと足を押し込もうとするとパランと剥がれます(;;)
トランジスタやらMOS-FETがグラグラしてて、どうもランドのところでプリント配線が断線してるっぽかったので、直前のレジスト剥がしてハンダ面積を増やして強度アップさせました♪
4
浮いてたデバイスも根本まで座らせ、錆びてるリレー接点磨いたり、やれそうなことは全部やりました♪
基盤ちっちゃいのでさほど手間じゃないです♪
あとモーター配線のハンダがうまく乗ってなく剥がれてたので、しっかりハンダし直しておきました♪
コレで元通り接続したところ、、、
ワイヤー押出モーター回った!!
5
と思ったら、カチカチっとリレーがチャタる感じで、、、
メインスイッチをバラしてみたら、浸水して中にホコリとサビっぽいのが溜まってました、、、
写真は中を掃除したあとです♪
スイッチ接点が焼けてしまって、これだと接点くっついても半断線状態に、、、
6
接点のコゲ(酸化膜等)削り落として、接点復活スプレーで磨いておきました♪
水被るので、接点グリス塗りたいところですが、ウチにはないので断念w
今書いてる時に気付きましたが、水抜き穴開けときゃよかった、、、
雨かからないようにしないとw
7
このあと、ワイヤーセットして先端まで押し出そうとしたら、トーチ内部で引っかかってモーター過負荷で停止する始末、、、
中開けてみると、ガイドチューブとトーチの接続がワンタッチコネクタ(PISCOに代表されるエアチューブ差し込むだけでOKのやつ)が壊れてスポスポに、、、
とりあえずガイドチューブを滑らないようエプトシーラー巻いて、インシュロックでプラスケーブルに縛っときましたw
中のスプリングガイドもウニャウニャになってたので、できるだけ修正し、トーチ先端のワイヤー入り口を面取りして、やっとワイヤーが先端から顔出すようになりましたv
ついでに手元スイッチの接点メンテもして、操作反応アップ♪
現役の時はワイヤー交換の度にトーチ分解して、ワイヤー通して、また組んでと大変やったやろうな〜、、、
写真ないとわかりにくっ!
ばっちり撮り忘れましたw
まだアーク飛ばしてませんが、そこは大丈夫との話なのでOKでしょう♪
ワイヤーがちょびっとしかないので、ステン用のやつ買うのと、自動遮光ゴーグルをゲットしないと♪
あ、1番の心配事がウチのコンセント、ブレーカーが20Aしかないので使えないかも!?ですw
8
<追記>20240410
残ってたワイヤーでパチパチしてみました♪
裏まで溶けてるので、ブレーカー飛ばさずに薄物は溶接できそうです♪(ノールックなので溶け具合のコントロールまでは出来ませんでした)
目処がついたので、基本性能確認のために、アストロのステンワイヤー頼んでおきました♪
あと自動遮光メガネも頼んだので、届いたらイロイロ条件出しで遊んでみたいと思います♪
9
直ると愛着湧くもので、サイドカバーも作っちゃいましたw
安くあげたい!ってことで材料選ぶのにホムセンで悩みましたが、結局5mm厚のMDFを500円で買ってきました♪
火を使うそばでMDFでええんか!?とは思いますが、トーチ掛けのフックも合わせて、全部で1,000円ちょっとで♪
このまま無塗装でもクラフト感あって良いんですが、結局ソリッドカラー(布で塗り込む水性ニス)で塗っときましたw
アースクランプとか細かいところも手直しして、機能としてはほぼ元通りに♪
ワイヤーとメガネ届くのが楽しみです♪
10
自動遮光メガネ届きました♪
太陽見たら、一瞬遮光して、すぐに開放に戻るので大丈夫?と思ってましたが、アークだと遮光しっぱなしになって大丈夫でした♪
遮光時に、上下中央に黒い帯が有ってロボコップみたいな状態です、、、
上下少しズレたところが、濃いサングラス状態になりますが、薄いんじゃないか?と心配してました、、、
実際溶接してみたらアークも遮光してましたw
上下に少しずれたところでバッチリ見えるのでごまかしながら使うことにしますw
11
条件振って、突き合わせを想定した、切断砥石グラインダーで溝入れたSUS304のt1.5でいい感じになりました♪
が!
ワイヤー速度MIN、電流MAXでちょうど良いのでこれ以上の厚い、デカいワークは無理です、、、
でも電流MAXでも家のブレーカーは落ちませんでしたw
ネットに情報公開して頂いてるパイオニアがコンデンサーチューンでパワーアップ!とおっしゃってるので、後に続かせて頂きますw
ホント、教えて頂きありがたいですm(_ _)m
現在ワイヤーはアストロのφ0.8、SUS用ですが、φ0.6にするか?悩みます、、、
とりあえずコンデンサー発注したので、その結果見て決めます♪
12
<追記>20240418
コンデンサ届いたので、早速組み立てました♪
100V 2200μを8本、耐圧デカイのでコンデンサがデカいですw
直径22mm、高さ51mmと1本が親指くらいの大きさです!
コレが8本セットで800円とびっくりするほど安く買えましたv(通常価格4,800円だそうです)
13
ユニバーサル基盤にもなんとか収まり、ワイヤー押し出しモーター電源をアーク電源と分離するブリッジダイオードも積めました♪
あとは溶接機に搭載して、どのくらいパワーアップするのか、、、
楽しみです♪
14
<追記>20240419
コンデンサー、溶接機に組み込みます♪
テスターで簡単に測ったら、ブリッジダイオードの上部2つに交流31Vくらい、手前の出力左(後側)が+とわかりました♪
コンデンサに極性があるので、ブラスマイナス間違えると終了してしまうので、3回くらいテスターのプラマイ替えながら測りましたw
フロントパネルの出力切り替えパターンが4つありますが、3つのでかいトランスを複雑に組み合わせて実現してるようです、、、スゴイわ!
15
アーク出力単独にしたブリッジダイオード出力にコンデンサアレイを並列接続しました♪
そこに付いてたモーター&基盤電源は別に用意したブリッジダイオード出力に接続♪
用意したブリッジダイオードの入力は、既存のブリッジダイオードの入力に並列接続しました♪
大元が100V、フロントパネル出力をMAX状態で測ってます♪
出力電圧をオシロでちょっと確認して、ワイヤーモーターがちゃんと動くのを確認して回路の方は完成♪
底板に増設基盤固定用の下穴開けときました♪
スペーサーとビス買いに行けないので、このまま放置状態ですw
固定して、こないだ創ったMDFの蓋閉めるだけなのでもう完成といって良いですw
16
コンデンサ無し状態のアーク出力電圧です♪
実際にアーク飛んでない(電気使用ゼロ)ので、実際の溶接中とは違ってるでしょう!
元電が交流なので、山、ゼロ、谷、ゼロ、山、、、を、ブリッジダイオードによりマイナス側をプラス側に反転してますので、写真の山、ゼロ、山、ゼロ、、、という波形になってます♪
ゼロの部分が、ホントは下に向かうところが折り返されてるので、トンガッてます♪
ピーク電圧は44Vくらいで、実効値(RMS)は31Vくらいになるっぽいので、ブリッジダイオード入力の交流テスター値と同等です♪
17
コンデンサ付けた時の波形です♪
ピーク電圧で張り付いてますが、アーク飛ばしてないので電気使ってなく、コンデンサに溜まったピーク電圧44Vがそのままキープされてますw
実際は何ボルトくらいになるのか?ですが、もう少し低い電圧でほぼ一定になるだろうと思います♪(31〜35Vくらい??)
ちょっとうねうねするでしょうが、さっきみたいにゼロに戻ることはないと思います♪
今回、コンデンサに電源オフ後の消費抵抗付けてないので、アーク飛ばさないで電源切ると、コンデンサがずっと44Vのままで、そのままアースクランプにワイヤー近づけるとプチッとほんのちょっとくっつくくらいの電気が流れます、、、
実際に溶接してから決めますが、濡れ手で両方触ると危ないかも?
抵抗つけといた方が安全やよな〜、、、
細かくオンオフを繰り返すより、一定電圧をかけ続ける方が熱の入り方が安定しそうです♪
実験が楽しみです♪
18
<追記>20240420
コンデンサ搭載実験はしばらく後かな〜と思ってましたが、急遽、ジャッキの修理で溶接が必要になリましたw
電流4段階中の4段階=MAXでトーチスイッチ握ったら、、、
パチパチどころかバッチバチに!
スパッタ飛びまくりで、軽装だと怖いくらいですw
冷間からの一発目なのにメチャ流れてますv
スパッタヤバいと電流を3段階に下げてもこの感じ♪
もう、ひ弱な100Vなんて言わせないぜ!って感じですw
コンデンサチューン大成功でした♪
19
裏ビードもいい感じです♪
一般部でここまで熱入ると、端部は簡単に溶け落ちそうです、、、
でもまだ電流下げれるので問題無いです♪
20
ジャッキのステンレス部品溶接後に、長男練習用に買った、安い軟鋼ワイヤーに入れ替えて見ました♪
初回ワイヤー通しの時に、トーチ先端チップ入り口でどうしても引っかかって出てきません(;;)
チップをほんの少し緩めるとスポン!って出てきますが、締めると出てこれない、、、再現性バッチリですw
まだ原因つかめてないんですが、なんかクヤシイw
余談はともかく、水みたいに流れますw
画像は電流1段階=MIN、ワイヤー繰り出し3〜4倍に増量しました♪
21
裏ビードも表と変わんないくらいの溶け具合w
100V20Aの家庭用コンセントなのに、普通の溶接できるやん♪
鉄板だったら、仕様通り5mm厚でも余裕でイケそうですV
あ、でもワイヤー繰り出しスピード間に合わんか!?
多分やらないですが、その時は太いワイヤーが要るんでしょうね♪
世間の評判が「薄物ならいい感じ!」程度だったので、やっぱりガッツリ電源必要なんよね〜って思ってましたが、全然使えます♪
まだ一回もブレーカー落ちてませんw
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長男練習用にと思って、2人同時使用出来るようにメガネもう一個買ってみました♪
今度は新品です!
が、商品タイトルに5年保証!と書いてましたが、箱には1年って、、、ヤバい?
遮光状態はわずかにムラあるものの、ほぼ均一な暗さで正解はこれよね〜♪って思ったんですが!
2、3本引いたら、目がショボっと、、、
え?と思って以前のロボコップに切り替えたら、、、大丈夫w
いやー、どうしよう〜w
暗さ加減は問題ないと思うんですが、、、
アーク光しっかり抑えられてますし、最初にまぶし!ってことも無いですし、、、
やっぱり上下中央の目線が効いてるんかな〜w
書いてて感じましたが、顔に逆パンダ、ちょっとキテそうですw
トータル10分もやってないと思うんですが、、、
ただ、アーク光はだいぶ明るくなってると思いますw
前のは単に電力不足ですね♪
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