バッテリー延命　デサルフェーターを取付②

内部極板を観察

極板は白くなっていおり
サルフェーションに覆われているのがわかるが
厚みまではわからないので
どの程度悪化しているのかは不明

蓋を外したついでに補水

点検窓は青色（正常）を示しているが
一番左の最もプラス端子に近い層は
極板頂部近くまで減水していた

※CAOSは補水可能なオープンバッテリーである

元に戻してエコピュアを繋いでみる

＋（赤線）は＋に、－（黒線）は－に繋ぐだけの簡単なもの

エコピュアの起動電圧を満たしているので
緑ランプが点灯し、動き始めた

配線引き直し
本体固定

これで暫く走って観察をしてみよう

10日後の観察

日時：2023.12.01　6：46
走行距離：169353→169713km＝360km走行
気温：2.2℃→0.1℃＝2.1℃低下
エンジン始動前電圧：12.6V→12.7V＝0.1V上昇

電源投入直後13.0Vを示し、数秒後に12.7Vで落ち着いたので
今回は12.7Vとした

気温は2.1℃低下したが
電圧が0.1V上がっている

エンジンスターターの力は特に変化を感じない

約1ヶ月後の観察

日時：2023.12.26　2：55
走行距離：169353→170989km＝1636km走行
気温：2.2℃→-0.8℃＝3.0℃低下
エンジン始動前電圧：12.6V→13.0V＝0.4V上昇

電源投入直後長く13.0Vを示したので
今回は13.0Vとした

気温は3.0℃低下したが
電圧が0.4V上がっている

エンジンスターターの力は特に変化なく好調

エコピュアのデサルフェート効果は確実に表れている

もうひとつ気付いたことは1ヶ月前と燃費が殆ど変わらないこと
燃費が落ちる極寒の真冬に殆ど落ちないのは
バッテリーの内部抵抗が減って
オルタネーターの充電負担が減っているからと推測できる

まだ完全ではないと思うが
現状のバッテリーで充分この冬を乗り越えられると思われ
無駄な買い物をしないで済むことはありがたい

またひとつ良い改善ができた

長い時間がかかると思われるが
エコピュアを取付けたバッテリーがどのくらい寿命延長できるのか？
観察を続けていこう