PASSO 整備備忘録 130 （吸気系統＆燃焼室の洗浄 3回目・DIY）

　以前から3気筒エンジン特有の振動が気になっており、定期的に吸気系統の洗浄やエンジン内部のカーボンを除去しています。
　“KURE / 呉工業 エンジンコンディショナー”を使用してスロットルバルブ及びエンジン内部の洗浄を行い、今回で3回目の作業です。

※注意　以下の作業はあくまでも個人の作業ですので、KUREが示すエンジンコンディショナーの使用方法とは異なります。よってこの作業が正しいかどうか分かりません。作業の参考にされる時は自己責任でお願いします。当方は一切関知しません。

　まず、4箇所のツメを外してエアークリーナーカバーを取外します。

　各気筒のダイレクトイグニッションコイルを引き抜き、プラグレンチを使用してスパークプラグを抜きます。

　エンジンコンディショナーをプラグホールから各シリンダーに吹き込みます。量が多いとエンジン始動時にウォーターハンマー現象を起こしてクランクシャフトにダメージを与えることがありますので、噴射量に注意が必要です。

　スパークプラグの電極部にもエンジンコンディショナーをスプレーし、暫く液剤に漬け込んで放置します。
　なお、イリジウムプラグのため、ギャップ調整は行いません。

　いつものようにスパークプラグを取付ける際に、ネジ部に“ナガラ電子工業 テナメイト”（導電グリス）を塗布します。（画像は前回の作業時のもの）

　規定値のトルクでスパークプラグを取付け、ダイレクトイグニッションコイルを固定後、エンジンを始動させ、スロットルバルブからエンジンコンディショナーを適量吹き込みます。

　暫くの間、エンジンを停止させてから再度始動させ、液剤独特の匂いと白煙が無くなるまでアクセルを踏んで空ぶかしをします。なお、通常は最初に若干の白煙が出ますが、今回は殆ど白煙は出ませんでした。（画像は前回の作業時のもの）