ローターの耐熱塗装と焼き付け硬化
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
DIXCELのローターに交換するので、ハブ部分と厚み部分を耐熱塗装し、調理用オーブンレンジで焼き付け硬化する作業です。
※上の写真は、ハロゲンヒーター140℃で塗料臭を抜くやり方のみです。
(参考なので塗装してません)
ハロゲンヒーターも時間を掛ければ、ローターの温度が140~150℃になるので、1時間程度初期加熱し塗料の臭みを抜きます。
(使用するハロゲンヒーターのワット数Wによりローターの温度は違います。塗装用ヒーターを使用するのが一番です)
2
ディスクの接触面も全て塗っても走行しブレーキを踏めば綺麗な円になりますが、一応新品ローターなので塗装面以外はマスキングしました。
3
耐熱塗料の中でも耐久性があるオキツモワンタッチスプレーです。
半艶黒にしました。
(色や艶により耐熱性は違います)
4
加熱温度を確認する際の温度計です。
-40℃~400℃位測定可
オーブンレンジから取り出す際は、40℃位に下がったのを確認して取り出さないと火傷します。
(ディスクローターは分厚いので温度の下がりが、かなり遅いんです。)
オキツモワンタッチスプレーは180℃×20~30分ですが、家庭用ハロゲンヒーターの140℃で満遍なく加熱するのは無理なので、臭みが抜けたらオーブンレンジ180℃で30分再加熱します。
5
ハロゲンヒーターの140℃で加熱して塗料の臭みが抜けたら、オーブンレンジの180℃で30分再加熱しました。
(+オーブンレンジの余熱時間を要します)
★一度、1時間程度初期加熱してるので、調理用オーブンレンジに入れても塗料臭はしません。
最初から調理用オーブンレンジに入れたら、塗料臭が充満して調理に使えなくなると思います。
6
オーブンレンジ加熱終了時のローター温度です。
だいたい175~185℃です。
オキツモ推奨の温度です。
7
完成です。
綺麗に焼き入れ硬化しました。
仕事が忙しい為に取り付け作業は、2~3週間先になります。(常温放置)
★今回は耐熱スプレーを使用しましたが、いつもは焼き入れしない耐熱カシューの艶有り黒(400℃)を筆塗りで使用してます。
耐熱カシューは缶スプレーとは違い、完全硬化するまで、2度塗りで1週間を要します。
8
いつも使用している、焼き入れを必要としない耐熱カシューです。
化学漆(合成漆)ですね
本漆より紫外線に強いんです。
とても良い塗料ですが、2度塗りして完全硬化するまで1週間を要します。
9
釣具店にある合成漆もカシューなので、時々使用してます。
やはり400℃位まで大丈夫です。
一般公道使用のブレーキローターには十分使えます。
10
全て終わったら、念の為に脱臭機能があるオーブンレンジなら自動脱臭ONにします。
(この東芝オーブンレンジは約20分)
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