妻の実家近くの作業小屋まわりの雪割りをしました。今年は小雪で、ひと月早い感じです。例年だと3月末の仕事。
除雪機のエンジンは、OHV 380cc。OHVエンジンはカムチェーン音や、ギヤトレイン音が無く、排気音成分の多い音で好きです。そして機械のしくみとしては、シンプルイズベストなのも好きです。
機械のしくみをよく知らず、実際にバイクや車を動かすこともなかった中学生の頃は、本やカタログを見て、DOHCエンジンのCB450はすごいとか、2000GT、GT-Rはすごいなんて信じこんでいたものでした。
エンジンは回って必要な出力が得られれば何でもいいわけです。OHVよりDOHCが優れているということもないです。10000rpmまで必要なエンジンで、10000rpm連続運転できるとしたらOHVでもDOHCでもなんでもいいわけです。
このホンダの除雪機にはシリンダヘッドに燦然とOHVの刻印が入っています。
このヘッドは同じくホンダのGL500系のエンジンヘッドとよく似ています。
これはGL500でなく近所のGL700です
GL500系エンジンは捻りをいれたシリンダ。そのためカムチェンは使えずOHV、いけいけ時代のOHV。4バルブ、最高出力回転数は、9000回転。OHVのプッシュバーを短くするためかカムシャフトがシリンダの間に設置されています。最初は500、免許制度にあわせて400もありました。ただ重いエンジンで400でも200Kg以上ありますから400では楽しめません。後の排気量アップモデルやターボエンジンモデルで、このエンジンのポテンシャルが発揮されたと思います。
今の技術でシンプルに作ったOHV400ccエンジン単気筒バイクとか、800ccツインバイクとか、車で4気筒1600ccエンジンとか味わってみたいです。いずれもレッドゾーンは8000rpm設定で8000rpm連続運転可能という仕様でです。
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2024/02/29 14:02:18