MSD80/81(DME)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ワシの車のDME MS45.0のIGBTは
殻割しないとわからない
ネットでschematicsを探したが見当たらなかった
ので
MSD80/81のIGBTについて記しておこう
※写真はDME MS45.0 SIEMENS
黄色で囲ったものがIGBTである
2
MSD80/81のIGBTは
Fairchild 製の「インテリジェント」IGBT 点火スイッチ ISLV9V5036
max360Vで500mjのエネルギーを出せるのだが、MSD80/81が使われている車両を見れば納得できると思う
パワーが必要なんだよ
※オソラク、MS45.0ではもう少し低いパワーのIGBTだと思う
何故なら、そこまでの性能をエンジンが要求していないからだ
3
温度特性を見てみよう
当たり前だが高温になれば性能は低下する
つまり、ヒートシンクやエアの対流等によって、基本的な性能を安定化させることが可能ではある
(温度が低く安定すれば、当然点火一時出力のエネルギーは向上しますわね)
4
テスト回路により出力波形を計測して
例えばオーバーシュートやスレッショルド等を確認して
もっと馬力がほしければIGBT自体を代替品に変更することで1次電圧を高めることは出来る、そりゃ可能
リンギング性能も然り
5
尤も、パワー向上にはIGNITION COILの性能も効いてはくるのだけれど
ある一定以上では大容量コイルも飽和するので
MSD80/81に関してはIGBTの変更は、あまり効果がないかもしれない
MS45.0であれば、IGBTを確認し、
ISL9V5036等の高性能トランジスタに変更すれば
より良い燃焼を狙えるのでは?と思う
※基本的にまともで普通なエンジンであれば
プラグ先端で20~30mJも出ていれば全く問題ないわけで、
例えば着火しにくいエンジン等がエネルギーを必要とするのよ、A/Fが極端な奴ね
火花を強くする=パワーの向上
ではなく
失火、ミスファイア等が生じてる場合には火花を強くすることは有効であるので
そこんとこくれぐれも間違えないように
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