それから1週間。もらったシャンプーを使って洗髪を行った。
これがこれが、なかなかいい洗い上がりのような気がする。毛穴すっきり。ってとこか。
いよいよ7月31日(土)
エレベータわきにある看板をよく見て、4Fのボタンを押した。
予約の時間ぴったりの10時だ。
今日の担当も小泉さんだろうか(*^_^*)ドキドキ
4階につき、お店の扉をあけると、白衣を着たあのカウンセラーの由紀さんが登場。
(前篇をご覧になっていない方は先に
こちらを見てね)
すごい笑顔で迎えてくれた。笑顔がパワーアップしていて気持ち悪いぐらいだ。
※
写真はイメージです。
前回と同じように、スコープによる頭皮の診断が始まった。
「1
週間、当社のシャンプーを使用してみて、いかがでしたか?」
はい、なかなかいい感じでしたよ。と素直に答えた。
「
頭皮が随分良くなっていますねぇ~。赤みもほとんど消えていますし。ジャムさんにはうちのシャンプーが合うことは間違いありません。」
ジャムには、画面に映る頭皮が、前回とそんなに変わっているとは思わないが、由紀さんは、自社のシャンプーのよさを一生懸命、説明してきた。(これはけっこう学習になる)
しかし、ジャムの心は、もう小泉さん傾いていた。今日もいらっしゃるのだろうか?
「
それでは、前回と同じように、発毛のための施術を行っていきますから、こちらへどうぞ」
と由紀さんに促され、カウンセリング室を出ると、あの小泉さんが待っていた(^^♪
とてもさわやかな笑顔で迎えてくれた。
(や、やばい・・この笑顔を見たいために、ジャムはまたここへ来たくなったり・・)
そして、いつもの洗髪が始まった。
洗う指先の感触が心地よい。
いってしまいそうである。(謎笑)
あのぉ・・お休みはいつになるのですか?
(なんか訳のわからんことを聞いている)
「
決まってはいないんですよぉ~。土日にとれることもありますが、ばらばらですね。 」
彼氏はいるのですか?
と、聞こうかどうか迷ったが、やめた。
すると彼女から
「
基本的には年中無休なんですよ、この会社。1日だけ休みというか、イベントの日だけお店を閉めています」
それは何の日なのですか?
「
知りませんか? 発毛日本一コンテストの日です」
へぇ~、本当にあの
コンテストは実在するんだ。
(あれってやらせのような・・やめよう)
2度のシャンプーが終わり、またまたあれをするらしい。
これ、熱いから苦手なんですけど・・
と伝えると、小泉さんは、
「
少し上の方にしておきますね。5分間このままでお願いします」
そういうと、このブースから出て行った。
【疑問】この機械、。頭皮を柔らかくし、毛穴を開くらしいが、それが本当に髪の毛にとって大切なんだろうか?作家の五木寛之さんは、月に一度しか頭を洗わない人で有名らしいが、彼の髪の毛はジャムの10倍はあると思われる。
さて、そのあとは最終施術となるあの電流を流すやつだ。
微弱電流を用いて頭皮に塗布したリーブトニックABをイオン化し、頭皮への浸透力を高めます。そのあと、高周波電流を流し、頭皮の健康を健やかに整えます。※HPより
効果があるのか、これは本当に半信半疑となるが、とにかく心地よいので、後半は恥ずかしながら、記憶が無くなってしまった。
「
終わりましたよ」という声に目をさました。ちょっと恥ずかしい。
《いよいよ契約の話が・・》
ふたたび、カウンセラーの由紀さんのいるお部屋に案内された。
「
いかがでしたか。2日間、当社のコースの中の施術をきちんとさせていただきました。感想をお聞かせ願いますか。」
効果については疑問はあるものの、とても丁寧に対応してくれた感謝を伝え、このままスーと帰ろうかなっていう雰囲気がでてしまった。と今になって思うのだが。
「
で、ジャムさんの場合、短い期間ではなかなか難しいかと思います。が、2年という日数をきちんとかけて、施術とホームケア、および食生活を改善していただければ、必ず元の髪に戻ることは間違いなく・・(なにやらすごい説明になってきた)」
2年もかかったら、ものずごい金額になるんでしょ。それはちょっと・・。
「少々お待ちください」と言うと、由紀さんは、実際の変化のあった方々の写真アルバム(ものすごいりっぱなもの)を渡し、いったんこの部屋から出て行った。
2.3分、待つと再び現れ、なにやらコースの説明が始まった。
「
なかなか2年というと長いですよね。当社としてもいきなり2年をお勧めしていません。ただ、半年では発毛を実感されないことも多く、ここで辞めてしまうと本当にもったいないデーターがでています。ですから1年は― 云々」
分かったから早く料金を教えなさい。という気持ちになっていた。
「
やはり、こちらに週に一度2時間の施術を受けてもらい、ホームケアは毎日お願いしたいと思います。そのトータルコースの金額が・・
169万4240円
になります。」
― ジャムの場合2年かかると言われたから、約
340万かかるというのか・・
なんだか、驚きすぎて顔の筋肉が緩み、おかしな顔になっていたと思う。。
なぜ、こんなに高いのか?しかも変な端数・・
「当社では、日々発毛のためのシャンプーやコンディショナーなど開発のために多くの設備投資をしています。あのホームケアでも行ってもらう機械の開発にも大きなお金をかけていまして・・」
―ここからは、ジャムはかない怒りに近い口調で言葉を返していたと思う。
『お金をかけているのは宣伝費ではないんですか?
広告費ではないのですか?
本当に髪で悩んでいお客のことを考えるのだったら、考えられない金額ですよ。
2年分でMPVが買えますよ!(←これは言っていない)
もっと金額を下げるべきではないですか?
しかも、絶対生えてくるという保証もない。
このこれまでの実績アルバムも見てください。このりっぱな冊子。
それに有名芸能人を使ってのあのCM。
それに何ですか。発毛コンテストとかいうイベント。1位になった人に500万ですよ!
そんなお金を出せるのなら、施術費をもっと安くするべきです。
CM広告にお金をかけ過ぎです!!』
かなり熱くなってしまった。あの小泉さんとのリラックスタイムも遠い過去のよう・・
「ジャムさんおしゃることはよく分かりました。、また上の者に伝えておきます。」
そういうと、2,3分また待たされた。
そして戻られ、A4サイズの一枚の紙を見せられた。
「
それじゃージャムさん。とってもお安いコースもご用意しました。これは特別なものなのですが、ホームケアの道具はいっさい買わないものです。週に一度、ここへ4回(1ヶ月)通ってもらってもう少し体験してみませんか?」
金額は、
10万8000円となっている。
あの金額を示された後だったので、ものすごく安い金額だ、という気持ちになる。
いやいや、これがここの戦略なのであろう。一番安いコースは絶対契約してもらおうというシステムではないだろうか。
全くジャムは興味を示さなかった。
全く契約する意思が無いことを、ここではっきり伝えた。
由紀さんは、また2.3分席をたった。そして戻ってきてこれを見せた。
シャンプーとコンディショナーのサンプル品である。
「
ジャムさんの頭皮にとっても合っていたかと思ます。もう少し使ってみませんか」
ただでは絶対返さない経営方針が、ここではっきりした。
せめてこれぐらいは買っていけ、ということだろう。
1本(40ml)で確か、840円だったと思う。2本で1680円か。
ここでジャムは冷静さを取り戻し、丁寧にお断りをし、
これまでの体験コースのお礼を伝えて、この場を後にした。
玄関まで由紀さんがお見送りしてくれたが、その顔はどこかさみしそうだった。
《考察》*******************************
1、体験コースは手を抜くこともなく、懇切丁寧である。(他の育毛サロンでは無料をうたっている所もあるが、ここは有料制なので、なおさら真剣なのだと思う。ただ、かわいい女性の担当をつけるのは、心の弱いエロおやじは危ない。ここでハマってしまう人もいるのだろう。
2、髪や頭皮に関して、カウンセラーの方が徹底して不安をあおる言葉を言ってくる。ここですべてを信用してしまうと、向こうの思うつぼではないだろうか。
3、ついつい契約してしまったという言葉も聞かれるが、これは実感してしまった。発毛実感コースではなく、契約してしまうかも・・という実感コースである。笑
ジャムは事前に、この会社がこれまで多くのトラブルをし起こし、裁判にまで発展していたことを学習したうえで、出かけていた。
《まとめ》*******************************
この会社についてはいろいろ言われているが、実際、体験をして見て、スタッフの対応は素晴らしくその対応そのものは信頼できるものであると感じた。これで、高額であっても、実際、髪がよみがえった方がいらっしゃるのならそれはそれで素晴らしいことである。
ただ、確信ができないのに、「必ず生えます」という言葉は改めた方が賢明である。この言葉を使いすぎると、詐欺会社とか洗脳会社というレッテルを張られてしまうのかもしれない。
いくつか、この会社に学んだことがある。それは、
シャンプーの成分が、間違いなくいいものを使っているということである。これまで石油系といわれるシャンプーを使っていたジャムが、アミノ酸系であるとか、弱酸性、無香料、無添加物のシャンプーを使うきっかけになった。頭皮の健康は育毛剤ではなく、毎日の洗髪にあることを教えられた。
また、青汁が体にも、髪にもいいことを、この会社は教えてくれた。それを次の日から実践し、確かに血液がきれいになったことはまちがいない。
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ということで、長らく読んでくださった、髪の毛ふさふさのあなた。
ごめんね。あまり興味が無かったでしょう。
髪の毛の薄いあなたは、きっとジャムの自由研究を、今後の生きる道しるべにしてくださったものと思います(^▽^笑)
この店を後にするとき、ジャムの心に一番生じた想い
それは ―
“
300万を頭にかけるくらいなら、頭つるつるになってでも、いい車に乗りたい” と。
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Posted at
2010/08/31 23:48:04