タイヤ接地圧の考察

画像は拾いものです。
現行のネオバAD07，２３５−４０−１８から、AD08の２２５になると、総合グリップ力はどうなるのか。ぱっと見はデチューンのように見えるが、接地圧が大きく関わってくる。しかもホイールは標準の７．５Ｊではなく８Ｊだから、どういうことが起きるかを考えると、もともとショルダーの厚いネオバを多少張り気味に８Ｊに組み付けると、ショルダーの接地角度は浅くなり、車重でたわんだ接地部分では２２５と２３５ｎの設置幅の差は小さくなる。扁平４０だと空気圧は２．５だから、膨らみ気味の２３５でもサイドは浮き気味。ここは空気圧設定でフィールが変わりそう。
バネ下重量は２２５の方がいい。ドライでのグリップ力はAD08がアップしているから、性能的に下がることはなさそう。もし空気圧張りすぎで跳ねてしまうとピーキーな特性となり乗りにくくなるが、空気圧を０．１か０．２ｓ下げればどこかで合ってくるだろう。
特筆は、ウエット。ウエット路面は幅の広い程グリップの面では不利。
直進走行ではたわみは関係なくなるから純然たる幅の差だけ狭い方が接地圧が上がり、轍で滑ってという危険性は低くなる。しかしながらストレート溝基調のAD07の方がウエット性能がよかったのは事実。これはワンサイズ下げることで接地圧が上がり改善される。
無論ドライでも同じことだが、横Gの大きなドライではサイドウオールまで使う走行を考えると限界性能はかえって狭い方が良くなるかもしれないことがある。ウエットではそんなによこＧかかる前に滑り出すから、より接地圧は重要とかんがえる。
あとは乗ってからのインプレッションですね。値段も何百円も変わらないのでどっちを入れるか悩んだけど、ハンドリングの軽快さと少しでも加速性能アップに期待（直径で10ミリほど小さくなる。）して帰ってくるのを楽しみに待ちたいっす。