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イイね!
2012年06月02日

業界最大のタブー!!

業界最大のタブー!!  1974年の今日、

富士スピードウェイで起こった悲劇。

日本のトップドライバーたちが参戦する

「富士グランチャンピオン・シリーズ第2戦」で、

マシン4台が爆発炎上、ドライバー2人が焼死するという大事故だったそうです。


そんな大事故が、なぜ起こってしまったのか?

実は、38年も経つまで、

誰も本当のことを知らなかったと言います。


 いえ、『オートスポーツ』や『ドライバー』をはじめ、

数々の誌面や新聞でことの経過や関係者のコメント、

ジャーナリストによる考察などは掲載されたものの、

いつしかそれは業界内では「触れてはいけない話題」になってしまったのだとか。


 だから私も、この事故の詳細を知ることなく、

モータースポーツに関わってきたのですが・・・。


 この『炎上』(中部博・著/文芸春秋刊)を読むと、

その封印を少しずつ少しずつ解かれていくのと同時に、

日本のモータースポーツを引っ張って来た大物ドライバーたちの想いや誇り、

そしてそれを見守ってきたファンや関係者たちが、

どれほど当時のモータースポーツを愛していたのか。


 この痛ましい惨事をそれぞれが乗り越えて、

悔しさや悲しみをどうにかして歯を食いしばってパワーに変えて、

その延長線上に、今の日本のモータースポーツがあるんだ・・・。


私はそんなふうに感じて、胸が熱くなりました。


でも、わからないです。

私は当時のこの事故をよく知らないから、そう感じたのかもしれません。

もし、あの時目撃した人や関係した人たちが読んだら、

どう感じるのでしょう。


読者それぞれの立場で、いろいろな想いが生まれる本だと思います。


最後に、今日が命日となってしまったお二人の素晴らしいドライバーのご冥福をお祈りします。


追伸:ノンフィクション作家の中部博さんについては、こちらの『BOOK PEOPLE』内サイトも読み応えがあってお薦めです。
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Posted at 2012/06/02 23:21:30

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この記事へのコメント

2012年6月3日 0:06
当時私は12歳、小学生だったか、中学生だったか?
風戸 裕さんのお話ですよね。カッコ良かったなぁ。
ただそれだけで夢中になれたものでした。
漫画サーキットの狼の主人公は、風戸 裕さんがモデルだったと聞いた覚えがあります。
サーキットの狼ミュージアムにも、それっぽい物があったような・・・

炎上ですね。探して読んでみます。
コメントへの返答
2012年6月16日 14:48
風戸選手、私はお写真で拝見しただけですが、
二枚目ですよね。

本当に残念ですね。
2012年6月3日 0:15
1974年、すみません生まれてません(汗)

でも読んでみようと思います。


それに限らず、レースでは著名かつ素晴らしい方々が亡くなってます。

さらに最近FSWでは一般人の死亡事故も起こってしまいました、過去の教訓を活かし、自分もルールを守ってクルマを楽しみたいです。
コメントへの返答
2012年6月16日 14:49
あはは☆若いね〜^^

でも、今の日本のモータースポーツにつながる精神のようなものを感じると思うので、
ぜひぜひ、おすすめです。
2012年6月3日 0:41
生では見ていないのですが、当時小学4年生だった僕も当時からクルマとレースが大好きで、オ-トスポーツやカーグラフィックを読んでいました。

あの事故の記事を見てかなりショックを受けました。これからF1で活躍するかも知れなかった、風戸裕選手、星野選手の師匠であった鈴木誠一選手二人の貴重な人材の命が奪われたレース、今思い出しても悔しいし残念でなりません、あれだけの事故があったにもかかわらず富士SWの安全は、(74年の事故の写真を見てこんな消防車じゃ助かる訳ないだろ~!と子供心に感じました。それほどお粗末だったのです。)昔と変わっていませんでした。あの98年のGTレースでの忌まわしい事故で、その事が明らかになりました、...太田さんは、なんとか回復されましたけど、

その後トヨタの資本が入ってようやく安全性が保証されたようですね、

今でも、太田さんは、富士に行く前の日、蕁麻疹や熱が出る事があるそうです。

中部さん元気で活躍されているようですね。

なんかまとまりのない話になってしまいすみません。
コメントへの返答
2012年6月16日 14:50
そうだったんですか。
やはり、相当な衝撃だったんですね。

太田さん時は私もすぐ近くで経緯を見ていたので、今の元気な姿には、すごく勇気づけられるし、
太田さんを尊敬していいますよ。
2012年6月3日 1:52
その事故について何年か前にレーシングオンで特集してたことがありました。タブーにしては駄目だと思うんですよね。きちんとした形で残しておく必要があると思うんですよね。セナの事故やダンウェルドン、ベロフの事故にしても何らかの形で残ってるんだから。そんな気がしますよ。
コメントへの返答
2012年6月16日 14:51
うんうん、私もそう思います。
タブーのままでは、また同じことが起こりかねないですものね。
2012年6月3日 3:09
私もこの事故のことは存じてません。
機会あれば読んでみようと思います。

私にとって最もインパクトのあるレースでの事故は、やはり94年F1サンマリノGPですね・・・
コメントへの返答
2012年6月16日 14:52
ぜひぜひ、おすすめです。

94年サンマリノ・・・
多くのファンが、忘れたくても忘れられない日ですよね。
2012年6月3日 4:50
はじめまして。
モータースポーツをこよなく愛するも者です。
僕も生まれて間もない頃なので、そんなに詳しいことはしりませんが、この事故は、富士の30度バンクが無くなるきっかけの事故ですね。
確か、東名エンジン(現:東名パワード)創設者の鈴木誠一さんが亡くなった事故だと記憶しています。
近年の日本のトップレーサでの死亡事故は、小河等選手が最後でしょうかね。
今年の5月で、その事故から20年が経過しました。
レースでの死亡事故は、風化させてはいけないですね。
今は安全になりましたが、やはりレースは危険を伴うスポーツだと言う認識を忘れてはいけないと思います。
コメントへの返答
2012年6月16日 14:53
そうなんですよね、
「魔の30度バンク」なんて話は聞いたことがあったのですが、
詳しく知らなかったので衝撃でした。

本当に、風化させずにそこから教訓を得なくてはいけないですよね。
2012年6月3日 6:49
おはようございます。

この本、気になっていたんです。
富士スピードウェイへは、毎年のように観戦に出かけています。
トヨタ資本が入り、大改修される前の年に雑誌の企画に応募し、初めてサーキット走行を体験したのも富士でした。

この事故はよく知らないです。
でも、本を読んで何が起きたのか、知りたいと思いました。

レースにアクシデントはつきものですか・・・・?!

貴重な命を失ってしまい、そしてそこからの反省や対応がどのように行われたのか?残念ながらその後の事故を経験するまで対応できなかったのか?

人は過ちを繰り返してしまうのでしょうか?

原因追求と、誰かを責めるだけはちがいますよね。
悪者を見つけてみんなでつるし上げて、その結果、なんら改善されないのであれば、とても悲しいです。

せめて、事故の原因追求と、その事故と同様のことは、せめて次は起こらないようにする対策が取れること。
レースの世界だけではなく、そんな事が普通に出きる世の中であってほしい。


そう思います。

さっそく、この本を読んでみたいと思います。

1、モータースポーツ・ファンとして・・・。
コメントへの返答
2012年6月16日 14:56
とても嬉しいコメント、ありがとうございます。
私も心から同じように思います。

だから、ひとりでも多くの人に
この本を手に取ってほしくて、
ブログでご紹介させてもらいました。

あんまり書くとネタバレになっちゃうんですが、
やっぱりプロなら超えてはいけない一線がある、
という言葉がすごく印象的です。

私もモータースポーツファンとして、
これからも言い続けていきたいと思います。
2012年6月3日 7:42
太田哲也さんのクラッシュは
リアルタイムで見てましたが
この事故の事は知りませんでした。

機会があったら読んでみようと思います。
コメントへの返答
2012年6月16日 14:56
そうなんです。
太田さんの事故よりずっと前に、
こんなことが起こっていたなんて・・・
と衝撃でした。
2012年6月3日 10:28
アマチュアの草レースなんかを開催する時も、

事故は起きるなと祈るだけで、本当に安全面は

万全なのか?話し合い説明はしますが。

終るまで不安で一杯です・・・・・

冨士のGTで見たあの黒い煙は悪魔に見えました。
コメントへの返答
2012年6月16日 14:58
たしかに、根拠なく「事故は起きない」と思っている人は多いですよね。
私も昔はそうでしたけど、
今はできる限りの準備と対策はするし、
主催者側が信用できないレースには
出たくないなぁと思います。
2012年6月3日 12:09
はじめまして。

魔の30度バンクの事故ですね。

確か、この前年も事故があったと
記憶しております。

当時小学校5年生で、報道を覚えてます。

是非、この本を読んでみます。
コメントへの返答
2012年6月16日 14:59
新聞でもかなり大きく報道されたようでしたので、やはり当時小学生でも覚えてらっしゃるんですね。
ぜひぜひ、読んでみてください☆
2012年6月3日 16:52
その時に、管制いたオフィシャルの大先輩の方が、その時の話しをよくしてくれます。
コメントへの返答
2012年6月16日 14:59
うわぁ・・・それはすごい!!
2012年6月3日 22:39
こんばんわ

小学生の頃の出来事でした

情報だけの事ですが、良く富士に行った時、話していた覚えが有ります。

この間、景山正彦(みんカラ)がバンクUPしていました。

ここではあえて記載しませんが、安全重視のレースになっていることは自然の流れだと思います。
コメントへの返答
2012年6月16日 15:01
小学生の時でも強く印象に残ったんですね。
レースはスポーツだから、
私も安全確保は基本だと思います。
2012年6月4日 0:44
風戸 裕 選手 名前も実際にも速いレーサーでした。そして将来有望な選手でした。

あの頃テレビでのレース中継も多かった時代、私もよく見ていたのですが、このレースは残念ですが、見ることはできませんでした。現在の1コーナーの少し先、30度バンクに進入する一本のレコードラインをめぐる争いから起きた事故だと知ったのは、正岡さんのブログからでした。

「触れてはいけない話題」 
立場・情報・考え方  いろいろあるでしょう。 でも、あれでよかったのですかネ、当時公表されなかった映像も少しず出てきていますし・・・ 
コメントへの返答
2012年6月16日 15:02
風戸選手、ご存命でしたら活躍されていたでしょうね。本当に残念です。

私たちにできることは、
風化させないでしっかりと今後の教訓にすることですよね。
2012年6月7日 1:24
太田さんの事故はテレビで見た事がありますがこの事故は全くわかりませんでした(..)

公道と比べてサーキットは安全とは言いがたいです(*_*)

話は変わりますが私がたまに行くミニサーキットにaheadが置いてあり、その中でまるもさんがサーキット走行は女性にこそおすすめ的な内容の記事
を以前、読んだのですがそれ以来、脈がありそうな?女性にはサーキット走行もしくは見学だけでも勧めております♪
コメントへの返答
2012年6月16日 15:04
あ、私は逆に、飛ばして走るなら公道よりもサーキットの方が安全だと思いますよ〜。
対向車も歩行者もいないし、みんながルールを守ってくれればね。

そしてaheadのコラムを読んでくださってありがとうございます!
女性をサーキットに作戦、ご協力ぜひぜひお願いします(笑)
2012年6月8日 20:49
この間、まるもさんオススメ番組BSプレミアムを拝見して、英国のクルマに対する考え方の日本との違いを痛い程感じました。日本の場合、レース(モータースポーツを)楽しむ以前にメーカー同士の真剣勝負?にしてしまったのも問題だったのかと思っております。
23日、太田さんのドラスク、まるもさんも出演するそうですね☆

僕もブルーのS2000で参加しますのでよろしくお願いします。初対面かな?実年齢と見た目のギャップがありますので(笑)若い頃の(失礼!)太田さんに多少似ています。?
コメントへの返答
2012年6月16日 15:06
わぁ、ありがとうございます☆
あの番組はすごく良かったですよね^^

23日、お会いできるの楽しみにしています〜!!
若い頃の太田さんはすごくハンサムだったので、期待しています(笑)
って、これじゃ太田さんに失礼か(笑)
お天気になるといいですね☆
2012年6月16日 19:24
リアルタイムで知っている者です。
中部さんに書いて頂けて嬉しいです。
風戸さんと同郷なのでなおさら悔しい事故でした。
風戸さんはF1に日本人で最も速く乗るのではと当時言われていました。
この事故とF1ドライバー、ロニー・ピーターソンのモンツァでの事故が重なります。
もっと速く救えればと悔しい思いです。

これをきっかけに自分もブログで少し風戸さんについて書きたくなって来ました。

2012年6月16日 23:10
事故は何年か経って何かの本で読んだ記憶がありますがまた改めて読んでみようと思います。事故と言えば私の記憶の残るのはF1ドライバーだったアイルトン・セナの事故死ですね。当時のビデオを残してます。
2012年6月17日 23:08
国会図書館に有る資料の該当部分、ここ2〜3年の間に何者かが切り取っています。

現在もあの惨事は続いているって事です!  新しい犯罪行為も起きています !

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