サブバッテリー、サブバッテリーコントローラ(ほか)の設置(1/3)

サブバッテリーの稼働に必要なパーツは全て揃えてありましたが、時間が無くて今まで作業出来ませんでした。今回の震災の事もあり、即応出来るよう準備する事にしました。

エンジンルームのメインバッテリーはそのまま残し、メインバッテリーからバルクヘッドを通して車室内へ、その後トランクへと至るケーブルを敷設します。このケーブルはサブバッテリコントローラを介してサブバッテリーと接続します。

今回、アース側の配線は、ボディアースとしています。最初はアース用にも、メインとサブのバッテリー間にケーブルを敷設しようと計画しましたが、Kねこさんのアドバイスもあり、ボディーアースとしました。
（どんなに太くて低抵抗な電線を用いてアースを引っ張ってくるよりも、自動車のボディの方が断面積が大きいから、結果、抵抗が少ないですよ、と。　納得。）

まずは単純だけど一番しんどい作業、
エンジンルームから車室内へのケーブルの引き込みはここ（写真）から。

既にブーストメーター、油温計、油圧計のセンターからのケーブルもあるので、通線は最初、結構きつかったですが、なんとか引き込めました。

バルクヘッドを貫通した車内側。

ここはクラッチペダルのアームが攻めて来ますので、写真を撮った後、ケーブルを養生したうえでぐらつかないように固定しています。

センターコンソールの内装内を通過して、後部座席まで来ました。この後は、トランクから車室内へ通線ワイヤーを通す方が楽（上から下）ですが、今回は通線ワイヤが一本しかなくて、一回外してまたつけるのも面倒だったので、車室内からトランクへ通線（下から上）します。うまく出せるかな。

上手くトランク内に出せました。

通線が無事できたので、ケーブルは必要な長さ＋余長を確保してカット、ケーブル端末の処理を行います。

このスリーブは、メインバッテリーの(＋)極に直付けするヒューズホルダーに芋ネジで締めるところ。カシメペンチで断面がきっちりとＵ字型になるようカシメましょう。

ケーブルの太さとヒューズホルダーの径がかなり違いますので、商品に付属している3種類の径の熱収縮チューブを被せ、このあとライターで炙って収縮させます。