(参考資料) 整備モード移行および解除手順 (ブレーキコントロール - VSC - 作業サポート)
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※写真はこの整備手帳とは関係ありません。 (整備のイメージです。)
一つ前の整備手帳 - アライメント調整後に行うヨーレートセンサー & G センサー 0点取得の手順 (
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/car/2292029/5928147/note.aspx ) を資料を読みながら作成していたところブレーキ関係で整備モードがあることがわかりました。
そのモードになっているときは、VSCおよび TRC の作動が禁止になるようです。
整備中に VSC および TRC が作動すると正しい点検、修理ができない場面があるのだろうと推測します。
もしかするとこれって有用なモード?になるかもしれませんし、単純に興味があるかたの読み物としては楽しいかもしれないと思いアップすることにしました。
ただし!
使用は自己責任でお願いします。
これから書く本文には…
““整備モード”のままでの走行は絶対に行わない。 ” ともあるように危険が潜んでいるかもしれません。
SQUARE 見解としては、おそらく VSC / TRC が無効になることで安全に寄与できないという意味だと思いますが、そうじゃない場合も考えられます。
ただ…
警告文に“整備モード”でドラムテスターを使用する場合は、安全作業のためロックチェーンで車両を保持する。
とありますので、逆にとらえると走行はできるようです。
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ブレーキ → ブレーキコントロール → VSC システム → 作業サポート
●整備モード移行および解除 (手動操作による移行および解除)
警 告 :
“整備モード”でドラムテスターを使用する場合は、安全作業のためロックチェーンで車両を保持する。
注 意 :
テストモード中に整備モード移行操作を行っても整備モードに移行しない。
参 考 :
“整備モード”に移行することにより、VSC および TRC の作動が禁止される。
手動操作によって整備モードへ移行した場合、4WD システムと VSC システムが同時に整備モードへ移行します。
a. 整備モード移行
注 意 :
・IG OFF により“整備モード”を終了するため、点検中にいったん IG OFF にし、点検を引き続き行う場合は、“整備モード”移行操作を再度実施する。
・“整備モード”のままでの走行は絶対に行わない。
・エンジン始動からパーキングおよびブレーキペダルによる入力を30秒以内に行う。
i.エンジン停止状態にする。
ii.パーキングブレーキを解除する。
iii.ブレーキペダルを踏み込んだままエンジンを始動し、ペダルを踏んだまま保持する。
iv.パーキングブレーキを作用させる (ON 状態にする)。
v.パーキングブレーキを作用させた状態(ON 状態)で、ブレーキペダルを離す → 踏むを2回以上繰り返し、ブレーキペダルを踏み込んだまま保持する。
vi.ブレーキペダルを踏んだ状態で、パーキングブレーキの解除 (OFF) → 作用 (ON) を2回以上繰り返し、パーキングブレーキを作用させておく( ON 状態にさせておく)。
vii.再度、パーキングブレーキを作用させた状態( ON 状態) で、ブレーキペダルを離す → 踏むを2回以上繰り返す。
viii.VSC OFF インジケータランプおよび TRC OFF インジケータランプ (マルチインフォメーションディスプレイ付き車の場合は TRC OFF 表示) が点灯することを確認する。(“整備モード”成立の確認)
b. 整備モード解除
i.IG OFF にして、“整備モード”を解除する。
注 意 :
IG ON 後、60秒以上経過してから IG OFF すること。60秒以内に IG OFF した場合は、再度 IG ON 時に整備モードは継続する。
ii.VSC OFF インジケータランプおよび TRC OFF インジケータランプ (マルチインフォメーションディスプレイ付き車の場合は TRC OFF 表示) が消灯していることを確認する。(“整備モード”解除の確認)
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●整備モード移行および解除 (GTS による移行および解除)
警 告 :
“整備モード”でドラムテスターを使用する場合は、安全作業のためロックチェーンで車両を保持する。
注 意 :
・テストモード中に整備モード移行操作を行っても整備モードに移行しない。
・整備モード中に、GTS にてテストモードに移行すると、整備モードは解除される。
参 考 :
・“整備モード”に移行することにより、 VSC および TRC の作動が禁止される。
・“VSC / TRC / 4WD 制御禁止モード”に移行すると、VSC システムおよび 4WD システムの作動が禁止される。
要領はドライブトレーン>トランスファ/4WD>アクティブトルクコントロール4WDシステム>作業サポート参照
a. 整備モード移行
注 意 :
・ IG OFF により“整備モード”を終了するため、点検中にいったん IG OFF にし、点検を引き続き行う場合は、“整備モード”移行操作を再度実施する。
・“整備モード”のままでの走行は絶対に行わない。
i. IG OFF にする。
ii.GTS を DLC3 (=OBD-II コネクター) に接続し、IG ON にする。
iii.GTS 画面より、[シャシ] → [ABS- VSC- TRC] → [作業サポート] → [整備モード移行] を選択し、整備モード移行画面を表示させる。
シャシ > ABS・VSC・TRC > 作業サポート
項目名 整備モード移行
iv. VSC OFF インジケータランプおよび TRC OFF インジケータランプ (マルチインフォメーションディスプレイ付き車の場合は TRC OFF 表示) が点灯することを確認する。 (“整備モード”成立の確認)
b. 整備モード解除
i. IG OFF にして、“整備モード”を解除する。
注 意 :
IG ON 後、60秒以上経過してから IG OFF すること。60秒以内に IG OFF した場合は、再度 IG ON 時に整備モードは継続する。
ii. VSC OFF インジケータランプおよび TRC OFF インジケータランプ (マルチインフォメーションディスプレイ付き車の場合は TRC OFF 表示) が消灯していることを確認する。(“整備モード”解除の確認)
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そのほか、関連するなにかがわかりましたらここに追記しておきます。
くれぐれも自己責任で!
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