フロントタイヤ周辺の空力施策

フロントタイヤ周りの空力を改善すべくホイールハウス内にエアアウトレットを作ってみました。

これでフロントのダウンフォースが改善され、より安定したコーナリングが可能になります（？）

この「フロントエアカーテン」などと呼ばれるものは、タイヤ、およびホイールハウス内に発生する乱流の影響を抑えたり、乱流を外に引っ張り出すような効果があるそう。これにより、走行時に余計な空気抵抗が少なくなったり、本来 発揮されるべきダウンフォースが生じたりするそうです。

たしかホンダ車ではフィットやヴェゼル、絵にあるシビック typeRや燃料電池車のクラリティなどに採用されていると思います。

ちなみに車種によって採用されたり、不採用になったりしていますが、何か理由があるのでしょうか。コストですかねぇ。

さて、遡ること数年前、フロントバンパーサイドガーニッシュ（この黒い三角のところ）がダミーなのが嫌で穴を開けたのですが、その時から「インナーフェンダーに穴を開けて、エアを通したいなー」と思っていたのです。

では、なぜ作業が進まなかったのかというと、インナーフェンダーの穴をフィン形状にしたくて、他車の部品を流用しようとして色々探したり、3Dプリンタで部品を作ろうととして形状を検討したり…
そうこうする間に、なんか面倒くさくなり今に至るという訳です（笑）

https://minkara.carview.co.jp/userid/387176/car/2378827/4942833/note.aspx

そんな中、GWということもあり、部屋の片付けをしていたら、φ16mmのポンチが出てきました。何か使い道が無ければ捨てようかと考えたところ…

思いついちゃいました！

これで穴を開けちゃおうと。

フィン形状にしたかったけど、そのせいで放ったらかしになってるくらいなら、丸穴でもいいから開けちゃおう！

ということで…

思いたったが吉日。

フロントをジャッキアップして、タイヤを外したら、邪魔になりそうな樹脂クリップをどんどん外して、インナーフェンダーをめくってみると…

こんな感じで、サイドガーニッシュから外が見えます。

黄色いコネクタのセンサー（衝突感知とかかな？）が付いているフレームが一等地にあり邪魔ですが、仕方ない。このアングルで見えてる部分が、主なエアの通り道になります。

インナーフェンダーは丸々外すと面倒だったので、前半分のクリップのみ外して、写真のようにめくって作業しました。

適当に高さを合わせて、木の板をベースにして、ポンチをプラハンで叩きます。

左右を見比べたりすることなど無いので、もうかなり適当な感じで穴を開けました。

エアの出口側なので、少ないよりは多い方がいいのはずなので、たくさん開けました。出口が足りずに高速道路を走っているときにバタバタしても嫌ですしね。逆に多すぎても部品の剛性がなくなり、それでバタバタしそうで…
そのときは その時で また考えましょう。

さぁ、組み戻して、試乗してみます。
さて どうでしょうか。

フロントタイヤ周りの乱流が無くなるので、回頭性が良くなりました！

…などと嘘はつきません（笑）

街乗りくらいでは良さも悪さも全然 分かりません。

今日少し遠出するので、高速道路を走ってみるので、そこで何かあれば追記します。
（きっと何もないw）

次はココか！？

でも、雨が降ったとき、道路の泥水をタイヤが巻き上げて、その泥水が ココを通るってことでしょ。ボディがめっちゃ汚れるんじゃない！？