ドラムブレーキのアーム交換

８８ｃｃにボアアップされたモンキーに、流石にノーマルブレーキは心もとないのでブレーキ強化を考えていたところ、この製品を見つけたので導入してみました。

フロントブレーキのアームを取り外します。
アームをフォークから外し、ワイヤー調整ネジを外せば取れます。

ノーマルアームとの比較。
ノーマルは鉄板を、切って曲げて加工して溶接したもの、強度はありそうですがコストはかかってなさそうな感じです。
交換するアームは２３ｍｍ長くなっており、アルミ鍛造品のようです。

ノーマルと同じ造りで廉価で作ってくれてもいいのですけどね。

ブレーキワイヤーも一度フォークから外して、キットのガイドを取り付けます。これが無いと取り回しがかなり急角度になり、おそらくブレーキのタッチがすごく悪くなるでしょう。

あとは、握りしろの具合を見ながらアームの角度を決めて本締めします。

時間にして５～１０分程度で終わると思います。

制動力アップならディスクブレーキ化がメジャーで確実なのですが、結構コストがかかります。
ノーマルフォーク対応品でも５万は下らないですし、画像のドラムを支えるでっぱりにキャリパーを固定するため、ハードブレーキングを繰り返すとインナーフォークが曲がるそうです。（実際曲がった画像見ました！）

そうなると、フォークも純正流用やら社外品やらで揃えねばならず、１０万を軽く超えます。

充分とは言えませんが、このキットくらいの強化で満足するのがいいのかも？