BeeRACINGさんでハイオク仕様に書き換えたECUにレギュラーを入れて走ってみて、ハイオクとの違いをHKSのDB-LINKでモニターして比較してみました
ROMチューンを施工して頂いた故今井氏には「ハイオク仕様にレギュラーダメ!エラー出るぞ!」と、キツく注意されておりましたがレギュラーからハイオクに再び戻しても特に不具合は無く普通に動いて先ずは一安心w
レギュラーとハイオクの比較ですがアクセル一定開度の定速走行においては点火時期が5度程ハイオクのが進んでいる意外はスロットル開度も燃料噴射料もその他の数値も特段違いは見られません
何か違いを見つけようととデータを探してまわりましたが残念ながらやっぱり変わらないという結論に
ついでに高速とか低負荷時はそれ用の運転モードとかあったりしないかなあと探しましたがこちらもやっぱりありませんでした。グレイスHVのエンジンは常に一定の制御で動いている模様
とまあレギュラーとハイオクで各数値的には全くと言っても良いくらい変わらないので発生馬力も当然ながら両者変わらずだと思われます。体感としてはハイオクのが何となく7速走行で極低回転までギアを落とさすに粘る様な気がするのとハイオクのが排気音が僅かながら音が大きく甲高い音に聞こえるのと運転しているとアクセルを開けた時のビックアップが良い様な気がするんですがね
グレイスは可変バルタイとVTECを装備しているのでもしかすると進角している点火時期に合わせてバルタイが変わってるかもしれませんね。バルブの動作タイミングについては残念ながらモニター出来ないので実際にどう作動しているか不明ですが排気音的には良い感じに変化しているのでまあエエかな?
全開加速時には定速と異なり違いが分かります。ハイオクの場合は点火時期がレギュラーよりも進角しつつも一定で、空燃費や各種数値も安定して推移しており、高回転高負荷域でもきちんと制御され順調に燃焼している事がうかがい知れます
と、順調なハイオクとうってかわってレギュラーではし点火時期が5度程遅れているのに加えて数値が安定していません
燃料噴射も不安定で理想的な空燃費を外れて明らかに濃すぎる状態にまで噴射しており、これは何らかのセーフモードが機能している感じ
これだけ濃いとさすがに少しモッサリとなり排気音も冴えません、高回転のままアクセルをオンオフしてみるとレスポンスが鈍いです
更に全開加速する度に数値が悪化していき、回を増すごとに燃料が濃い濃いになります。
何かエンジンがしんどそうだったので5~6回程全開加速を試しただけで止めました。高回転域でのみ症状が発生するので点火時期が進むとレギュラーだとノッキングが発生してるのかな?それをノックセンサーが感知して補正しようとしているのかなーと推測します知らんけど
燃料が大幅に濃くてもまあエンジンが壊れはしませんがあんまり良くないですねえ。
取り敢えずハイオクを入れるとちゃんと認知して点火時期時期が進角してハイオク仕様となっているのが数値として確認出来たので良かったです。
ハイオクだと少しガソリン代が高くなりますが、まあその分きもちく走れるので追加費用を払ってROMやって良かったなと
因みにBR-romの主なウリであるスロットルの早開け制御ですが、個人的にはスロットルが開き過ぎに感じて乗っていてちと違和感があるので殆ど使ってませんw
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2024/02/24 07:11:36