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イイね!
2017年02月10日

CB5/CC2インスパイア ~よくこの括りに参入してくれたことに賞賛を送りたい。~

思えばこう云ったシリーズ、ひっさびさに書くな~。

気付いたら、1年過ぎてたわw(゜o゜)w

・・・って、恐らく新たにみん友さんになられた方からすれば、当方の書くものはイベントやオフに行った記の印象を持たれることと存じます。

しかしながら、当方の主たるものは実はこう云うものです。

それじゃぁ、何で書かね~んだよ。と思われるでしょうが(汗

・・・と云うのも、これ書き出すと色んな構想が入り混じっては途中でほっぽり投げてしまうんですよ(^^;)

あ~、こうすっかな~。とか、これはこうかな~。とか・・・。それでついそっちのけとなってしまうのです。

そんな訳で今宵はこのシリーズに御付き合い願えたら幸いです。

それでこれは一度見ただけではシンドイと思われるので(←特にスマホだと尚更。)、後にゆっくり見るなりして下さいm(_ _)m

または知ったか振りの所やキザな言い回しですが、そこは御愛嬌願いたく思います^_^;アセアセ


さてそんな久々にアップするこのシリーズ、今回の焦点に当てるクルマはこれ。



CB5/CC2インスパイア。

ホンダの中堅高級車である。

このクルマは1989年の世はバブル期に登場し、またこの年と云えばクルマ市場活気が湧いた年で、レガシィに然りロードスター、セルシオと実に名高いものが挙げられ、このクルマもそう云える存在であった。

またこのクルマ、当時中堅高級の云わずがなの存在のマークⅡ、更にその宿敵であるローレルの背景が大きくこれ等を意識したモデルであった。

つーか、かなり意識したよ、これは。

それにこのクルマの宣伝文句の 高級車異説。と云うことから、宿敵と引けを取らないニュータイプ的要素がある。

先ず第一に何と云っても、ホンダが中堅高級括り(←マークⅡクラスのこと。)を打ち出したこと。

御存知の通り、トヨタ・日産以下のメーカーのこの括りは展開してない。

因みにホンダ次いでのマツダはと云うとルーチェ、三菱はその翌年に登場するディアマンテがそうと云えるが、これ等はその上の括りの(←クラウンやセドグロクラス。)視野を補う役目がある。

それでU-2リッター4気筒以上の4ドア5ナンバーと云う条件の中で参入してくれたことに賞賛を送りたい。しかも2リッターだけと云う拘り振りも中々もの♪(←あくまで出た当時。)

その2リッターのエンジンが気になる所であるが、これが他にはそうにない。



直列5気筒。

何でも4気筒と6気筒の拠り所を備えたもので、これを縦置きの前輪駆動と云うのが売り♪

普通直列エンジンの気筒配列と云うと、90°真っ直ぐに配列されているものが多いとされるが、このこれは画像で窺える様に斜めに配列されていることが云える(←カタログから推測するに55°?)。しかも出力もワンカムでありながらツインカムの高出力発揮と軒並みは個性的♪

インスパイア G20A:最高出力160ps/6,700rpm 最大トルク19.0kg-m/4,000rpm
マークⅡ 1G-GEU:最高出力150ps/6,200rpm 最大トルク18.6kg-m/5,600rpm ←6気筒ツインカム
ローレル RB20DE:最高出力155ps/6,400rpm 最大トルク18.8kg-m/5,200rpm ←6気筒ツインカム

それでカタログ読んで感じたのが、エンジン下部のオイルパンにドライブシャフトを貫通していたと云うこと。これもまた個性的♪



あとロングホイールベースを誇ったのもこのクルマならではのものだし。

インスパイア 2,805mm
マークⅡ 2,680mm
ローレル 2,670mm

機構で個人的に感じることが、サスペンションでダブルウィッシュボーンを前輪駆動で採用すると云うのは先ずそうにないかと。

大抵前輪駆動と云うと安く仕上げると云うのがあり、ましてや単なるセダンならそれである。しかしそれをスポーツカーに応えるサスを採用したのは立派だと。恐らくこれ、スカイラインへの対抗心だろな。

前述したオイルパンのドラシャ貫通を含め、既存の前輪駆動の常識を覆しホンダの技術魂が窺える。

ここでやっと、誰もが一番目に付く外観について述べるが。





こう見て宿敵と比較すると、やや一歩古さが感じてしまうが、全体的に云えば上品に纏っている。

この前方から見た姿を見ると、どっしりとした構えで安心感を与えやしないだろうか。しかしこの後方姿見ると、ニーマルの後期と錯覚をする。

ここに低グレードのAZ-iと云うのがあるが、低グレードでも上品に見える。



次いで内装はと云うと、、、



木目をふんだんに纏っていることが目に付き気品に溢れているなと。それにグリップ式のシフトレバーが醸し出していて引けを取らない。

こう云ったことがマークⅡやローレルにはない要素を持っていたなと云えてならない。

それから2年後に行われるマイチェンではマークⅡの2.5リッター投入に呼応しこれに倣った。それでこのマイチェンがマイチェンと云うよりは新機種としての扱いでボディサイズも大幅に変わりより一層売れた。(←だから型式がCC2。)



またこれも更にどっしりと構えで品があるなと。

しかしこれが個人的にちと複雑に思ってしまった。何故ならそれは折角マークⅡ括りを参入したのにサイズが大きくなったことで車格が上がったことが否めず、そこが複雑だと云うこと。

まあ今になれば、当時ワイドボディー旋風だったのでこれに倣うと云うのは分かるし、5ナンバーの方も併売されたのであれなのだが。きっとホンダ内部もそう云う意見が居たのではと推測する。

それから内装のシフトレバーが普通になったのも何か寂しいものを感じてならなかった。

当時家の者が購入し(←話し合いで私が決めたが。)、納車された当時、この5気筒サウンドを聴いて母親とディーゼルっぽく前車のC33ローレルに比べてノイズがやや煩かったことが第一の印象だった。

その後私が引き継ぎ乗っていたが、前述した様に品のある容姿で、エンジンもパワフルな印象だった。それを190,000km近くまで乗り周りからあたりですね。と云われた。最後は雪の日に自損して余儀なく廃車したが、してなかったらと思うとどの位まで乗っていたか。そんな懐かしい一台である。
ブログ一覧 | Car's Fantasy | クルマ
Posted at 2017/02/10 22:59:13

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この記事へのコメント

2017年2月11日 8:42
私も乗っていました!平成2年5月登録で、写真と同じ色でAX-iでした。
ホイルベースは長いですが、室内は車高が低いこともあってか広くはなかったですね。
 ただ普段1人で乗るのには、乗り心地もよく快適でした。運転席にパワーシートがあったことや、ABS,TCSが付いていたりしましたね。
 最後にタイミングベルトが切れて廃車にしました。
 このエンジンは干渉型なので、切れてしまうとエンジンのオーバーホールかエンジンを載せ変えないといけないですね。
 私もワイドボディより標準ボディの方が好みですね。
 ただワイドボディといっても今の車に比べたらそうでもないですよね。
 コンパクトSUVと言いながら車幅が1.8mあったり、
 コンパクトカーと言いながら車幅1695mmが大半だったり、わざわざエアロ等で3ナンバーにしたり、昭和の頃や平成はじめごろでは考えられないことになっていますね。
 インフラ(人間の横幅、住宅事情、駐車場事情、道路幅、国土面積、人々に運転技量)はあまり変わっていないのに、車ばかり肥えていく(大きくなっていく)ことに違和感を感じています。
 行政、政府、政治家、自動車メーカー、マスコミもいい加減目を覚まして欲しいです。程よいサイズ感が少なくなっているのがおかしいと思います。商用車でハイエースやキャラバンで作れるわけですから、乗用車でもできると思います。それをしないのはやはり海外のことしか眼中にならない気がしてならないですね、
長文、脱線失礼しました。
コメントへの返答
2017年2月11日 23:02
こんばんは!

いえいえ、大丈夫ですよ^_^

肥大化については、今に始まったことではないですからね。私はマークⅡクラスなら許容範囲ですが、それ以下の車種までこうなるとは思ってもいませんでしたね。

それより本題のインスパイアになりますが、仰る様にホイルベースが長い割には広くはなかったですね。

特に後席が顕著で、FFの利点である空間広いは意味がなく、あくまで走り重視を主としたそれをFFとして定着させたかったんだと考えます。

タイベルが切れるとオーバーホールや載せ替えせざ終えないと云うのは初耳です。

でもカタログ読んではこのエンジン、オイルパンをドラシャで貫通すること等から特殊なものだと感じますから、そう云ったことも頷けますね。
2017年2月11日 13:25
こんにちは。

インスパイアがデビューした1989年は、様々な名車が登場した年でしたね。 まだつい最近の事だと思っていましたが、もう28年も前になるんですね(笑)

このインスパイアですが、今から10数年前に妹の初代の愛車として5年式のダークグリーンの「AG-i」に乗っていまして、私の中でも思い出深い車の1台でもあります。

この頃のシビックやインテグラと同様に、4ドアでありながらかなり低い着座位置であったり、当時は珍しかったと思いますが、マルチリフレクタータイプのヘッドライトがとても精悍で、内外装の趣味の良さを感じる車でしたね。

何度か私も運転しましたが、2リッターとしては十分過ぎる出力で、気付いたらそれなりの速度になっていたりで・・・・・

当時は標準ワイドと共にそれなりに見掛けた車でしたが、ここ最近はイベントでもなかなか出会えないのが寂しい所ですよね。
コメントへの返答
2017年2月11日 23:21
こんばんは!

先ずは初のコメントありがとう御座いますm(_ _)m

当時マークⅡ程の売れさではないにしろ、売れただけにここ最近はめっきり見なくなりましたよね。よく行く某公園のイベントにも出て来て欲しいものです(笑

着座位置について、私もセダンの割に低い方だと感じましたね。これニーマルとそれ程大差ないです。

走りにしても、今にして考えれば出力もトルクも結構なものだなと感じますね。(←私のは2.5リッターなんであれなんですが。)

本音云えば当時Y32のセドリックグラツーを推したかったのですが、却下されまして消去法で決めたクルマなのですが、触れてみて良かったなと思えるクルマですね。

それから1989年のクルマ、同様な意見です(笑
2017年2月11日 13:42
こんにちは(^-^)

インスパイア懐かしいです。会社に入社した時、女性の先輩が乗っていました。一度冠水した所を走って止まってしまったのを、直し最後は、会社に着いたとたんオイル漏れで、エンジンルームから煙りが出て泣く泣く手放したようです。スタイル造りなども、とても良いですよね(^-^)
コメントへの返答
2017年2月11日 23:39
こんばんは!

このクルマが売れた当時、私はスタイルにあるのだろうと思ってましたが、カタログ読んでいて、スタイルもそうですけど、メカニズムに凝っていてそのアピール性が表れたんだなと感じますね。

その女性社員さん強者ですね。冠水してまで直す位なので、余程気に入ったクルマだったんだなと読んで感じました。
2017年2月12日 20:54
こんばんわ。
この型家から徒歩1分の場所にいましたよ。残念ながら廃車されたのか最近見ないですが(>_<)
最初遠目で見たとき20だと思ってました(笑)なかなか渋いスタイルですよね(^-^)
コメントへの返答
2017年2月12日 21:37
こんばんは!

遠目で見るとニーマルと錯覚、私だけじゃなかったんですね。あ~、ホッとした(笑

それはさて置き、これ以前私が取り上げたニーマルとC33ローレルは同じ匂いを感じると書いたことと被りますが、クラスは異なれど何かしらのセンスを感じることが云えるんですよね。

当時ホンダの中では趣のある造りだなと思いますね。
2017年2月25日 20:38
こんばんは。いつもイベントでどうもです。
インスパイアは5ナンバーサイズで良かったと思いますが、ビガーは3ナンバーの方が良かったですね。エンジンの5気筒は当時アウディクワトロが採用してました。ドイツでは2500まで自動車税やすいらしいので。ダブルウィシュボーンサスは
ホンダはプレリュードにもあったような感じがします。この頃各メーカは競ってロングホイールベースを出します。ドライブには最高なので。
でもボディデザインは最初から3ナンバーを意識していたように思います。またイベントで話ましょうね
コメントへの返答
2017年2月25日 21:31
こんばんは!

いえ、此方こそm(_ _)m

そうですね。確かに5気筒と云えば、アウディが有名ですよね♪あとはサンタナとかボルボ850とか・・・。

それからダブルウィッシュボーンはプレリュードにも採用されていますね。情報ありがとう御座います。

インスパイアは5ナンバーで、ビガーは3ナンバーの方が良い等について、成程、そう云う風な見方をされましたか~。

それ、今度行われる某所イベントで御聞かせ下さい。宜しく御願いします。

コメントありがとう御座いましたm(_ _)m

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