勢いで始めたは良いけど我が家のボロを眺めながらシュミレーションして気づいたのが


《オートアンテナとは施工にものすご～くリスクが高いブツ》だと言う事。


その上パジェロミニはこの弄りに際して大変難易度の高い車両だと言う事も‥。


理由はどの面も垂直に近い上にサイドには[く]の字にプレスされたラインが入りマーカー＆インナーカバーがことごとく邪魔をします。


基本的に穴開け加工が必要なので無闇に位置を決めて穴を開けるとパジェロミニはただの鉄屑に変身してしまうでしょう。

そう


これ絶対にやり直しがきかない‥


設備や工具に乏しくショボい弄りしかできない輩がこの弄りに挑むのはほぼ無理に近いのですが‥唯一、設備や工具が豊富なプライベーターやその筋のプロより確実に有利なの事が一つだけあります。

それは身代わりパジェロミニが得られる事。


データを得に八幡ヤードへ出発～！


ここで登場するはシートレールコンバート編と同じく山田商会のヤードに鎮座されておりましたパジェロミニ


別名《実験君３号》。


３号よ！君のフェンダーを使って投入テストを繰り返しデータを得たらボロにオートアンテナを投入させる事が出来るんだ。


痛い思いをさせてスマンが耐えとくれ～！


勿論、実験君もヤード内の商品なので穴開けにはそれ相応の賃金は発生します。


ここで価格交渉


「おっちゃ～ん！１発ナンボで抜かせてくれる？」


山田商会オヤジ「一発500円でどないや？」


「ほな、３発抜くしヤラせて～！」


他人が聞いたら勘違いするような卑猥な会話が飛び交い交渉成立(^_^)v


それでは穴開け開始！


まず一発目・フェンダー上部・Ａピラーから繋がるフレームがアンテナユニットを完全に阻んでる為に絶対無理。


２発目・フェンダー上前部・穴位置が前進しただけで一発目と変わらず‥そもそもアンテナユニットがタイヤハウスのインナーカバーに干渉してしまい完全に×


３発目・フェンダー横後方・これは良い感じ！欲を言えば現状よりもう数ミリ下げたら丁度良い感じ。(これが後に奇跡の穴となる)


勿論、アンテナユニットも現物と照らし合わせてテストを繰り返していたので実験君３号から得られたデータは色々な意味で本当に助かりました。
実験君に感謝の意味を込め宣言しよう！「H56パジェロミニオートアンテナ化の礎はこの車両が作ったよ！」