エンジン作り7ピストン加工と掃気ポート等クランクケース加工
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ちょっとスマホがクラッシュしまして、作業中の画像が無いのですがご了承ください。
大して役に立つ様な無いようでもないですが(^_^;)
前回ピストンクリアランスを簡易的に計測したとき、スカート部とシリンダーのクリアランスが狭く、0.05のシックネスゲージも入らなかったので、ピストン自体を耐水ペーパーで削ってみました。
一応45度方向に左右から研磨してクロスハッチっぽくなる様にしました(*´ω`*)
2
一応これで大丈夫ですかね?
あまりクリアランスが広すぎても狭すぎてもダメですし、クリアランスの設定は十人十色の意見があるので、今回は0.07mmのシックネスゲージが入ればオッケーということにして終わりにしました(^^)
さてさて、すぐに焼き付くか、意外と持つのか…
組んでからのお楽しみです(^^)
あ、それと、セカンドリングの内側には付属のエキスパンダをいれました。
これも純正じゃなければ外した方がいいとか、色々ありますが、
最初こそシリンダーに挿入するときにセカンドリング側が固くて動きも渋かったので、エキスパンダ抜きを考えました。
ちなみにピストン側のリング溝の深さはトップ、セカンド共に同じ深さで、リング自体もトップ、セカンド共通なので、エキスパンダが逆に邪魔なフリクションになるかなと考えての事でした。
しかし、ピストンスカートのアタリの微調整がしたかったので、オイル塗りながら手で何回かシリンダーの中でピストンを往復させてからピストンを抜いて、アタリを見ながらちょっとスカートをペーパーで修正、洗浄、再びオイルを塗布してシリンダーに入れてストロークさせて…
という作業を何回か繰り返していくうちに、試しにエキスパンダ抜いた状態で組んだ時とあまり変わらない位の抵抗でストロークしたので、
以上の経緯から判断して今回はエキスパンダ有りで組んでみることにしました( *・ω・)ノ
ピストンスカートのアタリが見るための作業だったのですが、エキスパンダとリングの初期馴染みの作業になってしまいました笑
ま、素人考えなので正解か不正解かは全然わかりませんがw
3
さて、長くなりましたが、ボアアップキット自体の加工は終わりで、次はシリンダーに合わせてクランクケースを加工していきます。
ここからも作業工程の画像が無いので、ざっくりビフォーアフターだけでも。
今回の肝である第三掃気ポートの拡大です。
ベースガスケットに合わせてガッツリ削らせて頂きました(*´ω`*)
4
真っ直ぐ掘るとケースボルトまで削ってしまうので、図の様にちょっと斜めに削りました(*´ω`*)
こんだけ削ったら一時圧縮かなり下がるんだろうなーと思いつつ、
今回は49ccから81.2ccと、大幅にボアアップするわけですから、49ccには最適な腰下の容積は81.2ccの腰上とは不釣り合いな気がするので、
腰上のボア容積が上がってる場合、腰下の容積も少しは大きくした方がバランス良さそうだし、
容積が増える事によって、より多くの混合気を蓄えられる様な気がするのですが…
もちろんバランスが大事なのでしょうが、ここら辺の話を分かりやすく解説してる文献があまり無いので(^_^;)
なので、私の勝手な持論ですので悪しからずです(^_^;)
5
シリンダーとの接合面ですが、こんな感じでピタリと合わさる様になりました(^^)
加工前の第三掃気は…さすがに無理がありますもんね(^_^;)
6
あと主掃気ポートの所もシリンダー側に合わせて拡大しました。
もの凄い薄くなってしまいましたが、これ…ほんとにベースガスケットでシールできるのか心配になってきましたw
液体ガスケットと併用すれば大丈夫ですかね(^_^;)?
次回はリードバルブ、リードバルブ周りの通路拡大をやっていきたいと思います♪
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