2012年09月03日
スーパーGTでは、入賞に応じて課されるウェイトハンデ(一位になったら20kg追加とか)の他に、車種毎にハンデが課されるのは知られているかと思います。
車種毎のハンデってのはウェイトの他に車高やリストリクター径などで調整される訳ですが、去年までは日本独自の計算(?)に基づいたハンデでした
結果として、優勝回数が多く目をつけられてしまったミクZ4は度重なるハンデ加算で、大変歯がゆい思いをしました、、、
基準がいまいち不明瞭な独自計算のハンデを使うくらいなら、海外の一般的なハンデを使えばいいじゃないかっ!!!!!!
と、去年は何度吠えたことかw
そして今年、GT3大量参戦に合わせてGT300クラスの基準も海外のGT3ハンデ基準と同一のものを使用することになりました。
で、このニュースです
【GT300終盤戦にも影響!? FIA-GT3が最新BOPを発表】
FIA国際自動車連盟は29日、FIA-GT1世界選手権/FIA-GT3ヨーロッパ選手権の最新の性能調整(BOP)を発表した。今季スーパーGT300クラスのFIA-GT3規定車両は、FIA-GT3ヨーロッパ選手権のBOPが適応されることもあり、スーパーGTの勢力図にも影響を与えそうだ。
今季のスーパーGT300クラスでは、FIA-GT3規定の車両に対しては、FIA-GT3ヨーロッパ選手権のBOPがそのまま適用される。ヨーロッパでBOPが変更になれば、それに応じてGT300クラスのFIA-GT3規定車両に対するBOPも変更になる仕組みだ。
29日にFIAから発表された新たなBOPは、FIA-GT1世界選手権/FIA-GT3ヨーロッパ選手権と共通のBOPで、スーパーGTに参戦する車両の中ではアウディR8 LMS、BMW Z4 GT3、ランボルギーニ・ガイヤルドLP600+、フェラーリ458 GT3の4車種が変更を受けている。
~中略~
これらの4車種は、FIA-GT1世界選手権/FIA-GT3ヨーロッパ選手権に参戦している車両であり、それ以外の両選手権に参戦していない車両は当然ながら調整を受けていない。スーパーGT第5戦で速さをみせたアストンマーチン・バンテージGT3、ニッサンGT-R ニスモGT3などの車両は、今後のラウンドでも速さは衰えないかもしれない。
なお、この8月29日付けFIA BOPがどのラウンドからスーパーGT300クラスに適応されるかは明らかにされていない。
~以上引用終了~
http://as-web.jp/news/info.php?c_id=2&no=43043
わぉ、、、
ヨーロッパ選手権以外のレースって参考にしてないのか、、、、、、
前回の鈴鹿で、開始十数周でビリからトップに上り詰め、その後ぶっちぎりで逃げ切ってるアストンが変更なし…?
菅生で入賞したり最近も常に上位を脅かしているGT-RGT3も変更なし…?
まさかヨーロッパ選手権に参加してない車両はチェック外だとは思わなかった
国際的な機関であるFIAが定めるルールだから公平だと妄信し過ぎたかな^_^;
かといって国内ルールで独自に+αするってのも公平性からあれだし……
基準作りって難しいね
Posted at 2012/09/03 21:31:41 | |
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