※文字数制限30000字らしくエラ-になったので前後編で分けました
けん引二種 三回目の技能試験
さぁ、やってきました免許センタ-
実はこの日は大雨で、
「うぁ~、運転席窓開けられなくないか?」と思いながら向かった幕張
なんと、幕張に近づくにつれ遠めからでも分かるくらい
幕張上空が晴れていましたw
午後に止む予報だったらしく、びしょ濡れバックは避けれましたw
今日は行ける気がしてきます(笑)
が、しかし!
免許センタ-駐車場に着くと
駐車場はこんな感じ
直ぐ思いついたのは、
所内の冠水で道路の線や縁石が見えづらくなっていないか!?!?
と、の思いから下見可能時間だったので様子をみにコ-スへ
方向転換場所も、恐怖のS字も問題ありませんでした!
よっし、これならいける!!!!多分w
これがS字入り口
そんなこんなで時間になり試験官が待合所で説明中にあいつが現れました!!!
※説明中だったので前回の写真使いまわし
そうです!あの野良猫?ちゃんです!!
この猫を見て前回受かったので、勝手に幸運の猫扱いですw
そして試験に挑んでまいりました
1 発進~方向転換まで
問題なくクリア
2 方向転換
ヘマして一回切り返しで凹部に。出るのにヘマで一回切り返し。合計二回切り返しで減点食らってます。
3 方向転換終わり~指示速度(下記写真参照)
方向転換出口から左折する際にまさかの
試験官補助ブレ-キ発動。
どうやら右タイヤがはみ出して右側通行を疑われたようで。
強制停止で確認後セ-フと分かり再開。
かなり驚きました。補助ブレ-キ発動だと基本は試験終了なんですけどねw
4 指示速度~右左折~信号、一時停止、踏切
問題なくクリア
5 踏切~the S 字
やっとたどり着きましたS字(前回ヘボして方向転換落ち)
方向転換よりもこちらの方が受験者殺しだと思う恐怖のS字
この時の試験で、
上の赤丸の縁石ギリギリに右前輪タイヤを持っていくことを意識してやりました
ギリギリまでもっていかないと下の写真のように
この縁石部分に左後輪があたります。
(これは他の方の試験の様子ですが、この方は見事に接触どころか豪快に後輪を乗り上げていました。)
イメ-ジ的にはこのように縁石の延長線上に前輪タイヤが来た辺りで
左に全切り
結果、見事に一発で収まりました!
入った後はミラ-で確認しつつS字を通過。
入ってしまえばなんてことはありません
※と言いつつ、蟻のような速度で慎重に進みましたがw
そして迎えた一回目での爆死ポイント
S字出口です
ポイントはここです。
ここで右前輪が右に出てくような感じでもっていかないと
左後輪が縁石へダイブしてしまいます
イメ-ジはこんな感じでやりました
すると、見事脱出成功!!
左後輪には若干の余裕がまだありましたが、本当に若干の物でした・・・。
この時に最も注意したのは右側通行
これもタイヤが実践を踏まないように左折
見事突破いたしました!!!
ここが終わり点数が残っていれば事実上の合格です
6 S字~見通しの悪い交差点~障害物
余裕でクリア。見通しの悪い交差点の構成上作られた枝が結構出ているので注意しました。当たれば一発終了です。
7 障害物~発着場、停止~降車
大特の時でも言ってしまいましたが、停止処置の最後の動作であるシフトをRにいれて
「出来ました」と。
試験官からは「降車までしてください」との指示。
はい合格!!!
っと、油断はせずに上着や荷物はそのままで慎重に降車まで行い試験官側へ
「はい、合格見込みですので待合所でお待ちください」
よっしゃ!!!
合格ゲット!!!
運転席側に戻り荷物を回収、挨拶をしてルンルンで戻りました
そして免許発行(結構時間かかりました、大特より長かったです)
これが
↓
こうなりました!
めでたしめでたし~
前日のごるさん練習にホント感謝です♪
終わってみての感想としては、
二種でS字左折進入左折出は分かりますが、一種でも同じ内容は少し酷だなと思いました。
他県の殆どの試験場はS字は右折らしく、ここが違うだけで合格者数も全然違うと思います。
あれをあの試験車で初見&練習無しでクリアできる人なんてそうそうはいないと思います。方向転換はどこも規格が同じらしく道幅など同じだそうです。
方向転換は出来なければけん引取れませんから仕方ないですね。
腕試しと思って運転に自信のある方は幕張の試験場で是非チャレンジしてほしいです(^^♪
これにてけん引二種編も終了なります。
しかしこのシリ-ズはまだ終わっていません。
言わなくても分かってしまいますが最終的な
ラスボス編は
次回にしたいと思います
興味ある方は見てやってくださいw
ここから下は、幕張免許センタ-でけん引一発試験を考えている方用に少しでも情報になればと&自分への記録用として書きます
一種、二種ともに同じ内容となります。
一種は70点合格、二種は80点。
課題は方向転換、指示速度40キロ、S字が主となる課題
コ-スは1と2
1が右で方向転換
2が左で方向転換
他に大きな違いはなく、どちらもS字は左折進入となる
今回は1コ-スを想定
1 発進~ならし走行~方向転換まで
・シ-トベルト確認
・座席調整
・ルームミラ-調整(動かさなくても触る)
・各種ミラ-確認
・ブレ-キ、アクセル、クラッチ、サイドブレ-キ(軽く触る、操作はしない)
・シフト(触って確認、この時クラッチを切りニュ-トラルヘ)
・エンジン始動
・六点確認(左後方目視、左ミラ-、ルームミラ-、右ミラ-、右後方目視、乗客乗り降り口があると見立てて車内後方目視)
・右合図→二速→サイドブレ-キ解除→右後方目視(念のため6点確認推奨)→発進
※乗車前の車両点検は採点外ですが、形式上と心象の為に一応やっておいた方がいい。
乗車時の試験官への挨拶も採点外だが常識的にする
発進直後のならし区間で合流地点を仮想左折ポイントと見立てて左後輪が左の車線に最小の距離間になるように曲がってみる。
ここでこの車体のハンドルの切り具合でのトレ-ラ-の引っ張り具合をなんとなくつかむ。さらに慣らし中でのシフトチェンジや車線変更も採点外の為テスト可能。
しかし第一カ-ブ手前ですぐにならし区間が終了するので注意が必要。
第一カ-ブ
ならし走行終了直後のカ-ブ。カ-ブ前までに減速。カーブの最中でのブレ-キは減点(確か20点だったのでほぼ終わってしまう)。カーブ中はアクセルワ-クで走行。三速推奨。
第二カ-ブ
カ-ブに差し掛かる前に試験官から指示がある。
カ-ブ手前までに右車線に車線変更。要三点確認(ルームミラ-、右ミラ-、右後方目視)。
カ-ブ中も右合図キ-プ、カ-ブ終わりで三点確認。
右折後優先道路を横断するので減速し左右の安全確認。
横断前に右合図点灯、この際に優先車が来ていないにもかかわらず一時停止し確認すると、不要停止をとられる可能性あり。
方向転換場所への進入前にも要三点確認。
三速か二速まで落としての進入が無難。
2 方向転換
凹部分通過時に左合図と障害物が無いかの目視。
方向転換の際には停止後に6点確認、その後にシフト操作でRに入れる。
車体が動いていなくても順番が逆だと減点の可能性あり。
規格的には切り返しなしの一回で収まるように出来ている。
自信が無ければ初めから二回くらい切り返すぐらいで挑んだ方が無難かもしれない(その後の減点ポイントはそこまで無いので)
3 方向転換終わり~指示速度
方向転換終了後、来た道を戻り外周へ。
この時方向転換場所から左折で出る際に実践を踏んでしまうと右側通行で終了となる。
タイヤさえ踏んでいなければ問題なし、車体は含まれない模様。
外周指示速度
右折で外周に入ってすぐに3→4速とあげ40キロを一瞬でもいいので出す。
無理に5速にする必要はない。
外周第3カ-ブ手前までにポンピングブレ-キで減速
減速中に右合図、→三点確認後右車線へ。その動作後にカ-ブに入る。
カーブ中のブレ-キは厳禁、車線変更がカ-ブ中になってしまっても問題ないが、
直線終わりで済ませた方が無難。
4 指示速度~右左折~信号、一時停止、踏切
左折時は各安全確認(目視)と後輪が縁石から離れ過ぎないように注意。
右折時は三角部分に左前輪タイヤが沿っていくように進行。ずれていると減点だがそこまで厳しくは取っていない模様。
信号は進行していて変わってしまっても止まれない(既に停止線を越えている場合)はそのまま左折してしまう。
停止線を越えた後に信号が変わっても、信号無視にはならない。
停止線を越えた状態での停車してしまうと交差点内停車で試験終了になってしまう。
赤信号で待機時は、青に変わったら左右確認とルームミラ-で仮想車内乗客確認、左巻き込み確認後発車、左折をする。絶対にながら運転(安全確認をしながら発進したりハンドル操作をすること)はしない、減点ポイント。
一時停止
赤信号時とほぼ同じ。しかし優先道路に通行車がいない場合は各安全確認後すみやかに発進、左折をする。
踏切
踏切進入前の左折時に右側通行にならないように注意。
縁石から1m以内であれば減点にはならない(はず)なので無理して寄せないで踏切の方に左折する。
踏切では通常通り窓を開けて左右の確認後に発進。2速のまま渡りきるまでシフトは変えてはならない(この時点で→合図を出していても問題ない。)
方向転換時に窓を開けている場合はそのままあけっぱなしが無難だが、
閉まった状態で踏切に来た場合はブレ-キをしっかり踏んだ状態で窓を開ける。
手が届かなそうな場合はサイドブレ-キをかけニュ-トラルで窓を開ける、その際の発進時は6点確認と左右の確認も。
踏切直後に右折~左折、左折と連続であるので
初めの右折時に縁石から後輪が離れないような右折の入りをしなければならない。
そのあとの左折は一時停止場所ではないのでここでも状況を確認し、不要停止をとられないように注意。
5 踏切~ S 字
左折後にS字まで距離があるので多少メリハリのある加速をアピ-ルする。できれば一瞬でも4速に入れたいが無理は禁物。
S字の進入に備え左合図と三点確認。
ここで注意するのは三点確認をしても絶対に左の縁石に近づけてはいけない。
見るのは右ミラ-でタイヤ一本分を空けて右の破線に車体を寄せる。
もしかしたら破線を踏みさえしなければ
もっと右に寄せても左側が1m以上にならないかもしれないのでそこまでに減点をもらっていなければ、減点覚悟で試すのも選択肢の一つ。
※破線は絶対踏んではいけない
左にハンドルを切るタイミングは上記ブログ写真参照
全ギリで左に。窓から覗くのも問題ないが
試験官用の右ミラ-が一番タイヤの動きが分かりやすく見える。
あくまで受験者用ミラ-や目視をしているていでいれば指摘されはしない。
※露骨にみていると減点されるかもしれません
S字進入後に右前輪タイヤを縁石に沿うように進んでS字の右カ-ブに備える操作を。
S字の真ん中あたりで試験官から左折の指示があるので左合図。操作の過程で消えてしまっても直ぐに左合図を点ければ減点されることは無い。
出口に向け進み、最後の左カ-ブ時には右前輪タイヤが縁石を沿いながら出口右に広がるようなライン取りをする※上記ブログ写真参照
ここでの右前輪タイヤの位置とハンドルを切るタイミングで、左後輪と縁石の距離が決まる。
出口までに右前輪タイヤを限界まで寄せていれば、左にハンドルを切るタイミングが若干早くても通行可能。右側へのはみ出しは起こらない(うまくいけばボディもはみ出さないかもしれない)。
ここでは左後輪タイヤの縁石との接触と、右前輪タイヤの右側へのはみ出しが注意ポイント。
右側はみだしでの右側通行に関しては、右前輪タイヤが実践を踏んでいなければボディがはみ出ていても問題ない。
6 S字~見通しの悪い交差点~障害物
横断歩道
左右の確認だけでそのまま通過。S字直後なので勝手に徐行になっている場合が殆どなはずだが、この横断歩道で徐行、一時停止の義務はない。不要停止減点に注意。
見通しの悪い交差点
一番注意するのは少し圧迫感を感じる程度に道に出ている木々。
ミラ-も絶対にぶつけてはいけない。交差点は最徐行で左右の確認をしつつ通過。
他に車両がいなければ止まってはいけない。あくまで最徐行で通過。ヘッドが完全に交差点を通過しきってから加速する。交差点内で左右の確認が取れても加速しない。
7 障害物~発着場、停止~降車
障害物
合図、三点確認後に右に車線変更、障害物手前で左合図、三点確認後左車線へ。
試験官から3番か4番ゲートへ入るように指示がある。
この時も左合図と三点確認。
発着点進入前に受験者移動用の横断歩道があるので、
渡らないであろう感じの人でも付近にいた場合は停止線前で停止、渡る様子が無ければ発進後徐行でポールへ。
〇番ポ-ルに合わせて止めるよう指示がある。
この時も左合図は出しっぱなし。
指示のあったポ-ルに車体のバンパ-を合わせ停車。
降車
・サイドブレ-キ(ブレ-キは踏んだまま)
・ニュ-トラル
・左合図を消す
・エンジンオフ
・フットブレ-キから足を離す
・シフトをRへ
・シ-トベルトを外す
・シ-トを後方にずらし降りやすいようにする
・前後を目視、その後ドアを15㎝程あけてサイド前後確認。降車。ドアを閉める際も15cm手前で一度止めてから閉める(多分採点外)
※車両から降りる際はハシゴから降りるように。車体に背を向け飛び降りるような降車はしてはいけない
・試験官側に回る際に道路を通るので左右確認後に横断
・最後に試験官への挨拶で終了
合格していれば「合格見込みです」と告げられ次の案内がある。
不合格の際はワンポイントアドバイスがあり、任意で次の技能試験の予約をすることになる。
※試験官から「降車までが試験です」などの発言があればほぼ合格です。
降車時に余ほどのことが無ければ・・・
追記
一発終了してしまう行為
・逆行(大)・・・逆走
・発進不能・・・シフトを入れられない等発進動作、方法が適切に出来ない場合だと思います
・暴走・・・そのまんま
・ふらつき(大)・・・大きく車体が揺れるようなハンドル捌きをした場合。あまりないと思いますが。
・通過不能・・・鋭角や方向転換など課題が出来なかった場合など
・脱輪(大)・・・そのままですが幕張所内では当てはまらない?路上などであるかもしれません
・接触(大)・・・多分植木や標識などへの接触だと思います
・右側通行・・・反対車線にはみ出しての走行。これは取られる可能性が大きい項目です。
安全地帯等進入・・・そのままです。千葉県には無いらしいです。
後車妨害・・・多分、路上での発進時等です。
信号無視・・・そのまんま
進行妨害・・・そのまんま。他の車両の前に急に出るなど
横断等禁止・・・そのまんまですが、指示通り進むので試験中にやりようがないと思います。
指定場所不停止・・・二種の路上課題で出ますが、おおむね200m以内で止めればいいようです。指定された場所でもバス停から10m以内に停めると減点か終わりです。ひっかけで必ずバス停(付近)に停めるよう指示が出るので注意。
歩行者保護等不停止等・・・信号機の無い横断歩道で付近に歩行者がいた場合、停止線があればその直前で、無ければ横断歩道(ゼブラ)直前で停止。徐行は不可。信号機の無い横断歩道前後に車両が渋滞や路駐などで停止または駐車している場合も、一時停止して安全確認後通過しなければいけない。
安全間隔不保持・・・そのまんま。適切な車間距離を保つ。
追い越し違反・・・そのまんまだが、試験車両でそうなるシチュエ-ションは考えづらい
割り込み・・・そのまんま。二車線以上で右折したい場合などどうしようもないので、渋滞中などは考慮してくれると思います。
安全運転義務違反・・・普通に試験を受けていたら関係ありません
通行禁止違反等・・・指示通りの道を通行するので(指示)道を間違えない限り関係ありません。
減点されそうなポイント
・ながら運転
合図や安全確認を(5,6点確認や3点確認)しながらハンドルを切らない。
確認後、顔を前に向けてからハンドル操作を開始する。
・路側帯と外側線の違い
左折時に縁石や道路を端に沿って曲がる。路側帯には入っての走行は不可。車道外側線の場合はそれを超えて端に沿って曲がらなければいけない。
路側帯と外側線の違いを理解する。
・右左折時は30m前までに幅寄せ
安全確認などを30mまでに終わらせる。右左折時には再度目視を一度入れ、顔を前に向けてからハンドル操作。30mギリギリか超えてしまうよりかは、早すぎるくらいの方がまだいい。しかし、あまりにも離れたところだと減点の可能性もあるので注意。
信号や交差点手前などは停止線の前までに破線から実線切り替わるが、実線の始まった部分から停止線までが30mとなっているので目安にできる。
・カーブでの減速
カ-ブに差し掛かる前までに減速を終え、カ-ブ進入時からはアクセルワ—クのみで車速を調整する。その際のふらつきやはみ出しなどならないようにしっかり減速してから進入すれば難しくない。
・シフト操作
6点確認後にシフト操作を行う(Rか2速)。特に方向転換時など前後退する際にながら操作にならないよう注意。
・降車
発着場、停車後のエンジンオフ後にRに入れるのを忘れない
以上、けん引版完全終了。