ロータスヨーロッパのウェーバーキャブ調整その３の巻

毎日ネットでウェーバーキャブレターセッティングを調べていく　すでに知識で頭でっかちになっていく

すると　４５ＤＣＯＥ９　いわゆる対策前キャブも新品で手に入ることも知り　病気が出そうな変な気分になる

もちろんスペイン製だが　精度が悪いのは初期のスペイン製で現在のは精度は良いらしい　だがイタリア製のウェーバーはマニアの間では今も人気がある

ボキの場合は今あるウェーバーの事を詰めていく作業をしていきますが　それでもある程度の知識がないとセッティングも出来んのでお勉強しているのであります

スロットルバルブが閉じている時はミクスチャースクリューから燃料が出て　スロットルバルブを少し開けるとプログレッションホールからも燃料が出る

プログレッションホールはアイドルジェット（ＩＪ）とメインジェット（ＭＪ）を繋ぐ役割をはたしている

ここには３ホール　４ホール　５ホールと穴が開いているキャブがありまして　同じ３ホールでも色々な穴のあけ方があり　スロットルバルブがエンジン側からファンネル側へ開いていく関係で　穴の位置が違うと燃焼室に燃料が入る量が変わり　これがキャブのそれぞれの特性になる

多分差はビミョーなものだとは思うが　３ホールと５ホールではだいぶ違うらしい

サーキット全開走行だけならＭＪとＡＪを決めればＯＫだが　街中の走行をする昔の人は低回転からの繋がりが重要で　ここに穴を追加したりして走っていた強者もいた

さすがキャブ世代の人達で御座います

ボキの４５ＤＣＯＥ１５２の穴を覗いてみると３ホールで御在いました

これに加工っても躊躇してしまうんですが　穴を開けると燃料が濃くなる訳でありまして　それがＩＪとＭＪの繋がり部分だけになると　感覚だけではムズイかもしれません

すると走行後パソコン画面上で見られる　空燃比計でも付けんと判断はムリっぽいと思ったんですが　空燃比は思ったよりジグザクに上下し　それに狭い回転範囲だけなので付けても判断がムズイかもしれませんね

でも空燃比計は　パワー空燃比　１３：１になるようにＭＪとＡＪを決定するのには役立ちそうです

・・がヨーロッパの室内にはピカピカ光るメーターは似合いませんですし　ノートパソコン見ながらジェット調整って・・・・エンスーじゃありませんね

ああ　だんだんキャブレターの泥沼に入っていってる気がいたちまつ

終わり・・・ケケケ